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2022/05/30(月)
【やましたひでこ】モノを溜めこむことを厭う理由
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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
5月30日、月曜日
<旧暦皐月朔日>
今日は新月。
新暦の5月は明日でお終い。
旧暦の皐月は今日が始まり。
暦とは、まったく不思議なもので。
暦があろうと無かろうと、
自然はそれには関係なく
移ろっていくだけのこと。
けれど、気になりますよね、社会生活には
カレンダーは必需品でもあるし。
そして、天体の動きが私たちに大きな影響を
与えているのも、また、たしかなこと。
さあて、今日の双子座新月に何を祈り、
何を託しましょうか。
さてさて、この頃は、
心理的にも制約から解放されて。
繁華街の飲食店も賑わって。
新幹線も乗客でいっぱいで。
私自身も地方へのTV現場ロケが復活し、
以前のような「移動族」「旅族」に
戻ったよう。
出不精(もしかしてこれも死語?)
にもかかわらず、移動好き、
旅好きなので嬉しいばかり。
それにしても思う。
都市部でのコンパクトな暮らしも、
地方での広々とした暮らしも、
起きていることは同じだと。
先日、久しぶりに訪れることになった
東北地方の兼業農家でも、
大きな家に夥(おびただ)しい量のモノが
溜め込まれ堆積していた。
そうですね、
敷地も家屋も広くて大きい分、
その深刻さは都市部より
広く大きいともいえる。
なぜなら、母家、離れ、物置納屋、作業場と、
モノが増えるに従って、その収容構造物を
次々に増設し、そこに、先代、先々代からの
遺物たちを詰め込み続けて来たのだから。
まして、その土地に根ざした生活は、
転居引越という「モノをさらう」機会が、
人生においてまったく無かった人たちも
多いはず。
土着、定住という、一見、土地に守られた
暮らしぶりが、同時に、居住空間を崩壊させ、
大量の堆積物が心を圧迫する要因とも
なっている。
どうやら、私たちの人生は、
どの土地で暮らそうとも、
どの土地で生きようとも、
モノを溜め込むことに
傾いていくのかもしれない。
けれど、それでもまた、
人の性分には二つあると思うのです。
一人は、そこにじっくりと留まって
落ち着つくことを好む。
一人は、そこにずっと留まることなく
飛び出すことを好む。
それが、逆の環境を強いられると
人生が辛くなる。
私自身の性分はどうあっても後者、
根無し草。
旅を好み、移動をいとわず、ひとところに
とどまることを好まない。
だからこそ、モノを留め置くことを好まず、
モノを溜めこむことを厭(いと)うのでしょうね。
そう、移動を繰り返すには、荷物は少なく
軽い方がとっても有り難いので。
有難うございます。
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の舞台が
用意されますことを。
やましたひでこ
ブログ:https://ameblo.jp/danshariblog/
Instagram ID:dansharihideko
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◎編集後記
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あなたは旅行に行く時
荷物が多くなってしまう方ですか?
昔は私も、「もしも」に備えて
いろいろなモノを持っていっていました。
(今はかなり減りました)
そして、気づいたのが、
モノをたくさん持っていた時の方が
不安感や物欲があったということ。
逆に、身軽に旅に行くようになってからは、
不安感や物欲が減りました。
もし今あなたが、
モノを手放すことに抵抗感を感じるなら
まずは、旅行の荷物や普段使っている
かばんの荷物を減らすことから始めると、
うまくいくかもしれません。
ぜひ、試してみてくださいね^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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