断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

私は子どもの頃、収集癖がありました。
プラモデルやシールや消しゴムなど、
いろんなものを集めては、
部屋に溜め込んでいました。

大人になってからは、
「情報」をつい収集しすぎる癖があります。

文献、資料、インターネットの情報など、
収集しているうちに楽しくなってしまいます。

今の時代、欲しい！と思ったらすぐに
ネットで買えるので、
本も自宅にどんどん届きます。

そして、溢れる本を
目の前に一言こうつぶやきます。

「この本、何で買ったんだっけ？」

気持ちが高まって
「購入」のボタンを押したはずが
つい数日前の「目的・理由」すら
忘れてしまっているのです。

人は忘れます。

忘れることはある種、
健全な機能でもあります。

そこで、大きめの付箋に太字のサインペンで
たとえば「断捨離メルマガネタ用」と書いて
届いたばかりのビジネス書に
「購入目的」をすぐ貼るようにしています。

私なりの「思い出す」仕組みです。

巷には、いろいろな「ノウハウ」が
溢れています。

さまざまな情報が十数年前とは
比較にならないほど溢れ、
選択肢が多すぎて選べないことすら
ある時代になりました。

元株式会社リコー特別顧問の
田村均さんはこう言っています。

「『KNOW HOW（ノウハウ）』
　がなければ、
　『KNOW WHO（ノウフ―）』です。」

個人の「知識量」には限界がありますが
「この情報は、あの人に聞けばわかる」
「これはあの人が得意だから、
　相談してみよう」

このように、自分に足りない知識は
他の誰かに頼るという手段を
持つことができれば
膨大な情報を一人だけで抱え込む
必要がなくなりますよね。

この言葉ですぐ思い出したのが、
私が大好きな「さかなクン」です。

彼は、魚について知らないことがあると
携帯電話で全国にいる漁師の友達に
即座に聞いて確かめるそうです。

電話を受け取った漁師さんは
いきなりさかなクンから電話が来て
ビックリするでしょうけど（笑）

でもそれが、手元に置かなくてよい情報は
無理して持たないという彼の情報管理の
方法なのです。

私たちの生活、仕事のために
最低限必要な情報や智恵を

「持っている」「知っている」
ことは大切です。

でも、そろそろどこかで線引きを始め、
手放すことも必要なのかもしれません。

「何を知っているか」よりも
「誰を知っているか」。

私は有料のセミナーなどにも
よく参加しますが、そこで飛び交う情報は
本当に貴重なもので自分にとっての
大事な情報源と学びの場になっています。

インターネットで得られることは、
多くの人がすでに知っている情報です。

リアルの場でしか得られない情報は
「ここだけの話」が多くて、
希少価値が高いのです。

「知っている人」を知っていることが大切。

これからはより、
もっともっと人とのつながり、
ネットワークが重要になる時代が来ている、
そんなことを日々感じています。

ぜひ「人とのつながり」を今一度、
意識してみてください。

いつもあなたを応援しています！

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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近年、レンタル事業が
盛んになってきていて、

洋服や家具、家電など
さまざまなものを好きな時に
必要な分だけ借りることができます。

以前は、「所有する」ことに
価値を見出していたのが、
今は、「共有する」ことに
シフトしてきています。

「今家にあるものは本当に全て自分で
　所有しなければいけないものなのか？」
といった視点で見てみると、必要のない
モノがたくさんあるかもしれません。

ぜひ一度、この視点で
チェックしてみてくださいね＾＾

間中亜衣