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2021/11/13(土)
【おのころ心平】睡眠の質は、その日のおなかの調子に左右される。
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おはようございます。
おのころ心平です。
僕らの「大腸」や「小腸」は
まだまだたくさん謎がある部分では
あるのですが、
睡眠の質には
食べたものも大きく影響してしまうので、
少なくともその日の
一番最後の食事は気を付けたいですね。
その食べ物がどういう種類のもので、
どういう栄養素が含まれているか、
あるいは、いないかによって
睡眠の状態が決まってしまうということです。
※ ※ ※
僕らはいつもおなじように一定で
食べ物の分解能力が
あるわけではないのです。
眠っているときと、
眠っていないときとの
消化のパターンはやはり違うのです。
食べれば同じように
処理してくれるかというと、
その食べたときの
腸の状態によって
どういうふうに分解するかは
変わってきます。
※ ※ ※
ですので、上質な睡眠が
とれるかどうかは、
おなかの中の環境に
思いきり左右されます。
これは、
ご存じかもしれませんが、
なんとセロトニンの
95%までが消化管に存在する
と言われます。
セロトニンは腸粘膜にある
超クロム親和性細胞によって
生成されるそうです。
おなかの状態は
結構重要なのですね。
生成されたセロトニンが
体内に分泌されると腸の働き、
いわゆる、ぜん動運動が
活発になるということなのです。
「なるほど」ですね。
※ ※ ※
セロトニンが睡眠に
深く関わっているのは
快眠ホルモンである
メラトニンの原料になるからです。
セロトニンがちゃんと
豊富に働いていると
きちんとしたメラトニンが
分泌できるということになります。
消化の働きを助けるという意味でも、
セロトニンが脳や睡眠に与える影響は
私達が想像する以上に、
おなかの調子が
メラトニンの分泌を大きく左右する
ということなのです。
※ ※ ※
秋は、食欲の季節であるとともに
睡眠の季節。
冬本番前の晩秋、こちらで
あなたのおなかと睡眠を整えましょう。
↓
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「人生、寝るが勝ち」
―おのころ心平
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◎編集後記
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食べたものと睡眠の質が
こんなにも関係があるとは驚きですね!
最近は、疲れからか
あまり料理をする気力がなく、簡単な自炊か
買ってきたものなどで済ませていたので、
しっかりと栄養のある食事を
意識したいなと思います。
もしあなたも今、
睡眠の質があまり良くないと感じているのなら、
ぜひ、「食」を意識してみてくださいね^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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