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2021/07/05(月)
【やましたひでこ】旗印
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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
7月5日、月曜日。
<旧暦皐月二十六日>
梅雨の末期症状の最中。
東京の根城マンション、こうやって、
高くて大きな建物に住まいしていると、
外の天候がまったく分からず。
雨がどんなに激しくても、
風がどんなに強くても、
関係のない暮らし。
それは、それで有り難いこと。
建物に守られているということだから。
けれど、守られているということは、
同時に、隔てられ、離されている
ということでもありますね。
「天の気」をガラス窓越しに見る住環境。
「地の気」を受けるには遠すぎる住環境。
果たして、それが、どんなふうに
自分に作用しているのか。
このところ考えなくもなく。
それでも思うことはこれ。
この遥か遠くまでも見渡せる
住環境の魅力は例えようもなく。
目の前にいつも展開するパノラマ。
そう、「眺望が一番」という住まい選びを
繰り返してきた私の根っこには、きっと、
閉塞感を一番に嫌う性分が
横たわっているのでしょうね。
言い換えるならば、
私が、いつも求めてきたのは、
開放感、即ち、解放感なのですね。
さてさて、そう思うと。
今の世情は、閉塞感ばかりで。
今の世情は、解放感は程遠く。
行詰り感
囚われ感
それらでいっぱいで。
おまけに、隠蔽もいたるところに
潜んでいるような気にもなり。
ならば、どうして行きましょうか。
そうですね、
このメルマガ読者である賢明なあなたは、
もう、このことを知っていますよね。
もしも、家の廊下をモノで塞いでいたら、
それは、あなた自身の人生に「行き詰まり」を
もたらしてしまうことを。
もしも、部屋の壁にモノを積み上げていたとしたら、
それは、あなた自身の気持ちに「拘束感」を
招いてしまうことを。
もしも、収納にいっぱいのモノを突っ込んでいたら、
それは、あなた自身が心に「隠し事」を
抱え込んでしまうことを。
この世情と、
この住まいの有様と、
この私たちの人生の営みと。
それらは、相似象であるのです。
だとしたら、現状打破、現状打開は、
住まいの有様の改革から!
断捨離は、現状改革の旗印(はたじるし)
私、断捨離のやましたひでこは、
そう信じて、日々、断捨離に取り組んでいるのだけど。
いかがでしょう。
有り難うございます。
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。
やましたひでこ
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◎編集後記
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今年に入って引っ越した私ですが、
実は、長年部屋を探し続け、
やっと希望に合う部屋が見つかりました。
条件は、たくさんあったのですが、
その中の一つが「眺望」。
市内だと、ビルやマンションが
隙間なく並んでいるところが多く、
窓を開けると、目の前の住人と目が合う
なんてことも珍しくありません。
なので、目の前の建物と
距離があるマンションを探して
やっと見つけることができました。
おかげで開放感のある生活を送れています。
部屋選びへのこだわりを話すと
周りにはあまり理解されませんでしたが…^^;
やましたさんのお話を聞く度に
自分にとっての心地の良さを
とことん追求して良いんだなと
改めて思います^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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