断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【小松易】「ムダな時間」を見てみよう

2021/05/28(金)

【小松易】「ムダな時間」を見てみよう

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

いつもたくさんの仕事を抱え、
「やっつけ仕事」で締切ぎりぎりで提出。
毎日そんな慌しい働き方をしていませんか?

「パーキンソンの法則」をご存知でしょうか?

イギリスの歴史・政治学者である
パーキンソンが提唱したもので、

「仕事の量は、完成のために与えられた
 時間をすべて満たすまで膨張する」

という説です。

つまり8時間という時間を与えられると、
仮に4時間で終わるような仕事でも、
8時間まるまる使い切って
遂行してしまうということです。

思い当たる方、多いのではないでしょうか。

実は、会社員時代の私がまさにそんな感じでした。

そんな時は、一度立ち止まる勇気を持って
仕事のムダ取りをしてみましょう。

でも単に「自分の仕事のムダは
どこにあるのだろう?」と探そうとしても、
意外に難しいかもしれません。

私が尊敬するコンサルタント、
壺阪龍哉(つぼさか たつや)さんは
『“今の仕事を半分の時間でこなす”と考えよう』
とおっしゃっています。

ムダ取りのためには、まず「現状の所要時間」を
正確に調べておく必要があるそうです。

例えば、“お客様への企画書作成には3時間”、
“会議の議事録を作成するのは1時間”など
所要時間を見積もります。

次に、その仕事を
「半分の時間で終わらせるには
どうしたらよいか?」と
考えるということなのです。

ちなみに、壺阪さんは、
著書『できる人の超ムダ取り仕事術』の中で、
仕事での「ムダな時間」は、
次の6種類あると言っています。

1.探しまわる
2.待つ・待たされる
3.判断に迷う
4.上司の責任
5.手間の掛けすぎ
6.本人の能力問題

1は、まさに片づけないことで起きる「王道」ですね。

4は、「君、ちょっと」と呼ばれて
仕事が中断されるなど
上司が原因で発生するムダ時間です。

いずれにしても、今日のポイントは、
いったん「理想の状態」(例:半分の時間)という
ひとつの枠に当てはめることで、
理想とのギャップを発見し
改善方法を見つける、というお話でした。

より具体的な質問が、
より具体的な成果を創ってくれるはずです。
  
では今週はまず自分自身の
「ムダな時間」を見る所から
スタートしてみましょう。

いつもあなたを応援しています!

小松易

★「ムダな時間」削減のヒントとしても
ぜひYouTube「かたづけやっちゃんねる」
をご活用ください。
https://tinyurl.com/4mm4ttyw

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

私はこの仕事を始めた頃、
完璧主義なところがあり、
何をしても、いつまでも納得できず
時間がかかっていました。

でも、時間をかければかけるほど、
だんだん何が良いのかが
わからなくなり、結局完成できない、、、

そこで、ある時から自分の中では
60%くらいでも一旦提出する、
誰かに見てもらうということをすると、
案外悩んでいたことがすんなり
解決するようになりました。

もしかすると、あなたも以前の私のように
一人で悩んで、時間を使っていませんか?

ぜひ、この機会に
時間の使い方を見直してみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

メルマガの登録はこちら

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト