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2019/08/30(金)

【小松易】「今」やるべき行動がわかる目標のたて方は?

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

今年で50年になるもの、
なにかご存じですか?

私が大好きな映画「男はつらいよ」、
ご存じ「寅さん」は1969年8月の
初公開からちょうど50年。

年末には通算50作目の新作が公開予定。
渥美清さん扮する「寅さん」が果たして
どう登場するのかいまから楽しみにしています。

50年といえばもう一つ、
アポロ11号の人類初の月面着陸
に成功してから50年。

当時アメリカのケネディ大統領は、
1960年代のアポロ計画の際、
大目標である「有人月面着陸」に至る前に、
「まずは探査機を月面にぶつける」
という目標を設定しました。

有人月面着陸という超難題の前に、
まず月面に探査機をぶつけるという
「比較的簡単な課題」に取り組むことにしたのです。

そして、徐々に精度を上げながら、
十数回同じことを繰り返し
行っていきました。

その結果、1969年7月16日の打ち上げで、
乗組員による月面への穏やかな着陸と
月面歩行が実現したのです。

『限界を突破する5つのセオリー』の
著者エドワード・B.バーガー氏によると、
問題解決するのがうまい人は、
困難な問題に頭から突っ込んでいくようなことは
しないのだそうです。

手ごわい問題に直面すると、
賢明にも、ただちに敗北を認めます。

複雑な問題に無駄に取り組んで
エネルギーの消費をするより、
カンタンな問題に生産的に取り組めば、
やがて複雑な問題への糸口が見えてくると、
分かっているからなのだそうです。

あなたはいま何か難しい問題に
直面していますか?

経済的な問題、職場の人間関係の問題、
そして子育ての問題など。

そんな時はケネディ大統領のように
「まず月面に探査機をぶつける」
ことから試みてみるのです。

潔く一旦、今までのやり方を手放して
「負け」を認め、
まずは「カンタンな問題」に
取り組むことを選択してみる。

では、あなたにとって、
「月面に探査機をぶつける」に
該当することは、いったいなんですか?

たとえばあなたが年末に
引っ越しを控えていている
状況だとします。

なんとなくまだ余裕がありそうな、
なさそうな(笑)。いずれにしても、
現時点でまったく手が付けられて
いないとしたら、どんな行動をとりますか?

「月面に探査機をぶつける」とは、
比較的できそうな小目標のことです。

「新しい家でスッキリと暮らしている」
の前の「小目標」を設定してみてください。

たとえばそれは、
「各部屋の整理が完了」だとします。

小目標が設定されると、
おのずと「今」やるべき行動が
見えてきます。

大量のごみ袋と段ボール箱が必要。

いろいろやるのは一人じゃ無理だから、
家族の協力を仰ぐために
週末の夕食の後、家族会議を開催!

ハンガリー出身の数学者
ポーヤ・ジェルジの言葉。

「問題が解けないなら、
もっと簡単な解けない問題があるはずです。
それを探しなさい」

困難な問題を一旦手放して、
「探査機をぶつける」ような小目標を
見つけることから始めてみてください。

秋の気配が今年は例年より
ちょっと早いでしょうか?

毎年恒例の「かたづけの秋」も
ちょっと早めのスタート切れそうですね。

いつもあなたを応援しています!

小松易

▼出典:『限界を突破する5つのセオリー』
エドワード・B.バーガー マイケル・スターバード
中里京子訳(新潮社)

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━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

小目標の設定、
ちゃんとしたこと
ありませんでした!

目標を立てても
ハードルが上がって結局
実行できないことが多かったりします><

片づけの秋に取り組んでみると、
新しい発見がありそうですね!

宮永笑子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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