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2018/09/14(金)

【小松易】3年間使ったコクヨキャンパスノート

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

人生で一番分厚いノートを
使っていたのは中学のころ。

コクヨキャンパスノートの
100枚、200ページ。
とにかく重かったです(笑)

中学1年の春、理科担当の
男性で40代のK先生が
初回の授業で言いました。

「理科は3年間で1つの塊だから、
できれば中3まで通しで
使えるノートをお勧めします」

ベテラン教師K先生が
恐らく言いたかったことは、
3年間でアレコレ手を出すのでなく、
「1つの拠りどころ」を決めておくと
ノートが1つの最強の参考書になる
ということ。

最後にK先生のこの発言で
教室がかなりざわつきました。

「もし先生の言う通り3年間、
100枚のノートをしっかり使い切ったら
卒業の時に5,000円で買い取るからね」

K先生はノート1枚の使い方にも
ほかの教科の先生にはない、
独自のこだわり指導がありました。

「必ずノートの右側5センチ幅は
あらかじめタテ線を引いて
“余白”を作っておくこと」

授業中に板書された内容に対して、
復習して新たに分かった情報を
記入するためのスペースとして
とても役立つことが分かりました。

K先生の教えは、
配られるプリント1枚にも及びました。

ある日のこと、
「今配ったプリント、ノートに挟んだり、
カバンに入るように、半分に折ったと思うけど、
みんな、どっち向きに折った?」

私が中学の頃は、
プリントはほぼすべて「B4」サイズ。
しかも裏は真っ白で「片面印刷」
が主流でした。

私を含め、ほぼすべての生徒は、
反射的に文字が書いてある
「表面」を「内側に」して、
半分に折っていました。

K先生は言いました。
「その折り方だと、次見る時に
全部“真っ白”で、
どれがどれだか分からなくなるっしょ」
(ちなみに語尾「しょ」は道産子の言葉です)

逆に、内容が書かれてある表面を
折るときに「外側に」しておくだけで
その煩わしさが消えます。

それ以降、「表面・外側に」を
徹底しました。

いま振り返ると、
なにげない「表面・外側に」習慣が
その後、高校、大学、社会人、
独立した今でも私の人生に
大いに役立っています。

たとえば「使ったモノはすぐ元の場所へもどす」

私がお伝えしている片づけの習慣も
一見「なにげないモノ」ばかりですが、
長い目でみてみると大きなインパクトを
もたらすモノがたくさんあるのです。

中学卒業を控えた最後の理科の授業の時に、
私の手元にはちょっと古びた
でもしっかりと3年分の文字が書きこまれた
あの100枚のコクヨキャンパスノートがありました。

K先生から
「小松君、約束通りそのノート5千円で
買い取るけどどうだい?」

私の答えは、NOでした。

3年間の相棒のような
理科のノートは幾ら出されても
手放したくない。

K先生も「そうだろう」と
ニッコリ微笑みました。

100枚のコクヨキャンパスノート、
そしてプリントを折るその瞬間に
時々K先生のことを思い出します。

今週はぜひあなたが「なにげない習慣」を
ぜひ見直してみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易
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◎編集後記
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半年前からペーパーレス化のために
iPadを導入しました。

主に仕事で使っているんですが
カバンの重さはずいぶんと軽くなって
持ち運びが楽になっています。

しかも、書いたメモはすぐに
インターネットでシェアできてとっても便利♪

と、便利なのでいいのですが…

新しいものにすぐに飛びつく性格を
なんとかしければw

吉川広典

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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