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2017/06/26(月)
【やましたひでこ】「ウチ、断捨離しました!」
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FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
6月26日、月曜日
<旧暦水無月三日>
病人と青水無月を過ごしゐる
山崎房子「日矢」
はい、私の句ではありません。
6月も最終週。
振り返ってみれば、ここ数ヶ月は、
病の中にあった人たちと深く縁を
持った日々だった。
記憶の断捨離が得意、
つまり、忘れっぽい私には、
すでに回復基調にある
それら人たちとの経緯を事細かに
ここに書き綴ることはできないですね。
けれど、その経緯が克明に記録された
ドキュメンタリーとなって、
今夜テレビ番組で放送されるのです。
<BS朝日>2時間スペシャル
やましたひでこ断捨離ドキュメント
「ウチ、断捨離しました!」
6/26 mon. 19:00~20:54
http://www.bs-asahi.co.jp/danshari/
ここで断っておくけれど、
私のいう「病」とは、住まい病、
住空間の病気という意味。
でも、住まいという空間を
病んだ状態に追いやってしまったのは、
そこに住み暮す他ならぬ自分。
そして、その状態から影響を受けて、
自分の健康も少なからず
損なってしまっていた事実も
そこにある。
自分自身が病んだから、
住まいも病んでいったのか。
住まいが病んだから、
自分自身も病んでいったのか。
そこの線引きなど、
土台、無理なことでもあり、
そもそも、その線引き自体が
無意味なことだと私は考えている。
なぜなら、
住空間は自分そのものであり、
自分の思考、感覚、感性が
カタチとなって現れているところ。
つまり、それら思考・感覚・感性に
基づいた生活習慣が、住空間に
そのまま展開しているのです。
だから、どんなモノでも
取っておこうとする癖、
たくさんのモノをどこにでも
突っ込んでしまう癖、
必要なくなったモノを溜め込む癖。
そんな無意識無自覚な自分の癖が、
住まいを慢性的な荒み淀んだ空間
=生活習慣病に罹患させているのです。
そして、このモノへの
関係の取り方の癖は、
モノとのコミュニケーション・エラー
であることは間違いなく、
この齟齬は、自分と自分との
関係にエラーがあり、つまり、
どこかで健全な自己肯定感を
損なってしまっていたり、
それが元で、配偶者との関係にも
微妙な影を落としていることも
よくあること。
ところで、この番組には
4組の家庭が登場する。
そのうちの3家庭3名の方が、
私の断捨離講座の受講生であり、
また、やましたひでこ断捨離塾の
塾生でもある。
でも、私はこの3名の方々の選出には
まったくかかわっていない。
取材の希望を受けて、
番組制作チームが選んだ人たち。
私は、この方々にとても感謝している。
自分の家を晒すこと、
自分のパーソナルな部分を開示すること。
これには、とても勇気が必要
であることを私は知っているから。
けれど、この自己開示こそが、
住まいも自分も、大いに治癒へと
導く道筋を拓いてくれるのです。
さあ、どんな番組に編集されて
いるのだろう。そう、編集も
私の預かり知らないことなのです。
それでも、丁寧で誠実な取材を、
時間をかけてして下さった制作チーム
ですからね。
私も愉しみです。
どうぞ、ぜひ、チャンネルを合わせて
ご覧下さいね。そして、たくさんの
感想をお寄せ下されば、なにより嬉しいです。
<BS朝日>2時間スペシャル
やましたひでこ断捨離ドキュメント
「ウチ、断捨離しました!」
6/26 mon. 19:00~20:54
http://www.bs-asahi.co.jp/danshari/
それでは、ごきげんさまにて。
PS
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◎編集後記
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直面中のコミュニケーション問題。
根本解決ではないけれど、
それぞれがなんとなく、
「これでいいのかな」
と思えるところに落ち着けばいい。
そういう解決方法もあるかも
しれないな、と思った日曜日でした。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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