ホーム / 【おのころ心平】風邪は、自然の整体法!
2017/06/17(土)
【おのころ心平】風邪は、自然の整体法!
カテゴリー:おのころ心平, メルマガバックナンバー
FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
尊敬する野口晴哉先生の名著、
『風邪の効用』より。
『体が前屈しやすい人がある。
体が疲れると、
いつも前屈みになってくる。
前屈みというのは、
見たところあまり景気が良くない。
しかし、このあまり景気の良くない
姿勢を無意識にしている人があるのです。
疲れて前屈してしまうのならまだ判るが、
疲れもしないのにそれが癖になって
体が前屈してしまって、
首を上げる時、顎を出して上げる。』
※ ※ ※
『前屈する癖のある人が
風邪を引いた時は、
胸椎五番といって、
汗を出させる場処に
圧定愉気をしていると汗が出てくる。
そういう人が風邪を引くと、
まず喉と鼻の間から引くのです。
その最初の兆候は鼻に出る。
細かい問題を言うと、
体が前屈してしまう元は
腰椎一番といって、
体を反らせたりする時に
一番大きく動く骨にある。
この腰椎一番の動きが悪い、
ここが弱い体の構造のために
前屈してしまう。
そういう癖がある人は
胸椎五番がいつも鈍くなり、
鼻から風邪を引いてくる。』
※ ※ ※
昔の治療家たちは、
自分なりの身体構造哲学と
観察力とを
併せ持っていました。
何か症状が起こるときの
根本原理を喝破するのです。
そして、症状を敵と見ず、
治っていくプロセスに
伴走したのです。
『この他に、体が左右に
偏る癖の人がいます。
こういう人が風邪を引くと
下痢をしてしまう。
いや、下痢をするまでは
風邪が治らない。
また大便がフッと
弛むと治ってしまう。
そういう人はいつも
腰椎二番という処に変動がくる。』
※ ※ ※
鼻からから風邪
のどからくる風邪
おなかからくる風邪
同じ風邪でも、
成り立ちは三者三様。
背骨の偏りもそれぞれ違う。
そういった深い読みが
できると、治療家は
ぐんぐん成長するものです。
野口先生はじめ
たくさんの名著を読み、
リアルに実地で追体験する・・・。
故き良き、温故知新。
風邪は薬だけで治すのは
とてももったいない
ことなのかもしれません。
―おのころ心平
http://ameblo.jp/onocoroshinpei
PS
おのころ心平 最新講座
「コミュニケーションストレスを減らす会話力」
リリース記念キャンペーン中!
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/LmILduN3/253546/18695555※18(日)まで
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたの風邪は鼻から?喉から?
というCMを見るといつも、
「私は喉から~」と相槌打ってます。
が、、私は姿勢が悪い。
前屈みになってることも多い。
もしかしたら、私の風邪は、
「喉から~」ではなく、
「鼻から~」かも?
今度風邪引いたら確かめてみよう!
(じゃなくて姿勢を正そう!ですね^^;)
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
執筆者一覧
最近の投稿