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2017/04/03(月)

【やましたひでこ】「散らかってる」が当たり前?

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

4月3日、月曜日。
<旧暦弥生七日>

昨日、東京は桜の満開宣言。
そして、明日は二十四節気「清明」

ようやく、春めいてきたような。
このところ、寒さに震えることが
多かったですからね。

さてさて、始まりの4月。

私やましたひでこも、
この春4月は、テレビの新番組、
インタビュー番組に出演、
そして、ドキュメンタリー番組
制作決定となにかと賑やかに。

そのテレビロケで、久しぶりに
個人宅の断捨離のコーチに
出向く機会が増えています。

その模様はブログに。

◆どのおうちも大変な有り様で 新番組「住まいのダイエット」スタート!
http://ameblo.jp/danshariblog/entry-12261812412.html

さて、個人宅に伺って、
いつも思うことは、これ。

どうして、私たちの住まいは、
こんなにも「普通に散らかって
しまっている」のかしらと。

この「普通に」というのは、
散らかりの程度が「普通」
という意味ではなく、
「大変な散らかり」が「常態化」
しているという意味。

散らかっているのが普通。
散らかっているのが当たり前。
散らかっているのが日常。

だから、当然のことながら、
片づかない住まいの状態に
いつも悩んでいる。

「こんなに頑張っているのに、ちっとも片づかないのです。」
「収納棚を増やしているのに片づかないのです。」
「もう、どうしていいのか分からないのです。」

と、これらがロケ現場の家庭から
聞こえてくる三つの主訴。

そうでしょうとも。

要するに、
モノの絶対量が多すぎるのだから、
手に負えないのは当たり前の
普通の出来事。

だから、私が疑問に思うことは
そのことでなく、手に負えない
モノの量を抱えていることに
無自覚なことの方がとても
訝しい(いぶかしい)のですね。

「私の家には、そんなにモノがたくさん有るわけではありません。」
「私、結構、捨てている方だし、捨てられるタイプです。」

などど、それこそ、普通に
口にされるのだけれど、
これには、私の方が驚くのですね。

この散らかった有り様を
毎日毎日眺めながら、
まるで泥棒が入った跡のような光景が
目の前にいつも展開していながら、
どうして、
「モノがそんなには無い」とか、
「要らないモノを捨てられるタイプ」
だと、言えるのかしらと。

余計なモノがなければ、
潔ぎよく捨てらるタイプであれば、
こんな激しい散らかりが常態化
することはないのだから。

でもって、実際、
断捨離のコーチが始まると、
今度は、ロケ現場では当事者からも、
撮影クルーからも、
こんな驚きの声が上がるのです。

「ええっ、この収納にはこんなにいっぱいのモノが詰まっていたなんて!」
「なんと、家にはこんなに沢山のモノが溜まっていたなんて!」
「あれ、私、しょうもないモノを捨てるのにこんなに悩むタチなんですね!」

私たちは、
自分の都合の良いようにしか、
物事を認識しないもの。
そう、自分の周りの様子も、
自分自身のことも。

そして、
自分の甘い現場認識の結果、
私たちの悩みは、
散らかり問題に限らず多くの問題が、
ずっと解決から遠いていくのです。

問題解決は、明快な現場認識から!

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
鋭い現場認識能力を磨いて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

PS
人間関係の悩みの原因は、「◯◯」。
「◯◯」が、あなたの人間関係に
ブレーキをかけているのです。
さて、「◯◯」とはなんでしょう?
答えはこちらから…
 ↓
http://123direct.jp/tracking/cr/ISFAcXQs/248542/18695555※公開は本日まで

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◎編集後記
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昨日スタートした新番組、
「住まいのダイエット」
ご覧になりましたか?

断捨離のエッセンスと、
ご家族のストーリーが
ギュギュっと詰まった
あっという間の30分。
断捨離したモノの総量を測る!
というテレビならではの企画も面白い!
(自分じゃ測れないですからねえ。。)

こちらで4月9日(日)朝9時まで
ご覧いただけます。
http://tver.jp/episode/28167103/見逃した方はぜひご覧ください!

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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