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2016/11/07(月)

【やましたひでこ】自作自演の人生脚本

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

11月7日、月曜日。
<旧暦神無月八日>

二十四節気「立冬」
七十二候「山茶始開」
つばきはじめてひらく

さて、この月曜メルマガを
あなたが受け取っている今、
私は、東京羽田へと戻る飛行機に
乗るために上海空港あたりを
うろついているはず。

実は、前回3日の木曜メルマガ
と同様、この記事も、10月末日に
書いている。

だから、8日間の中国滞在中に
いったい何が起こったのかという
報告はできないのです。

それでも高い確率の可能性として、
まあ、あくまで確率の問題として、
私やましたひでこは、美味しいもの
をいっぱいご馳走になって
ウエスト周りがなんともグラマー化
していることだろう。なんたって、
中国は食でのおもてなしを
懸命にしてくれる人たちばかりだから。

そうか、こんなことを書いている
今の私は、これから始まる中国出張に、
とびっきりの美味しい料理の登場の
期待を持っているからに他ならない。

だから、スーツケースの隅には必ず
胃腸薬を忍ばせておかなくては、など
と余計なことまで思っていたりもして。

つまり、たくさん食べて、それも
胃の具合をおかしくするまで食べて、
おまけに体重までも増やしてくることを、
私は出張に行く前からしっかり
想定しているということですね。

なんと!
これこそが、
まさにイメージトレーニング。

しかも、顕在意識で無理やり
アファメーションを繰り返す
イメージトレーニングとは違う。

いつの間にか無意識のうちに
作りあげた自作ストーリだから、
これこそが「最強のイメトレ」
と言っていいのかもしれませんよね。

なんと!なんと!

そうなのです、私たちは、自分の
未来を自分で勝手に創り上げる。
すぐ近くの未来から、遠くの
年齢を重ねたずっと先の未来まで。
そして、自分が書いた脚本通りに
歩みを進めながら生きている。

そして、自分で自分の人生脚本を
綴っておきながら泣いたり笑ったり、
時に、こんなはずではなかったと、
自分の人生に愚痴と不平を並べたり
するのです。

もちろん、人生脚本には不確定要素が
満載のはず。自分の無意識、潜在意識
のなせる技もあれば、もっともっと
深淵なレベル、たとえば、私たちが
「運」「天」「神」と呼ぶ抗い難い
摩訶不思議な領域からの計らいも
あるでしょう。

ならば、せめて、自分が無意識の領域で
いつの間にか書き上げてしまった
人生脚本を検証することが、
大切な作業だと思うのです。

それは、あなたの言葉使い。
あなたが、頻繁に口にのせている
単語でもわかるもの。そして、
あなたが抱え込んだままでいる
モノたちで明らかにすることが可能。

あなたが、「捨てたい」「捨てよう」
と思っているにもかかわらず、
いざ、その段になると、
捨てることをためらってしまう
モノたちこそ、あなたの潜在意識に
刻まれた「思い込み」の証拠品。

そして、そのモノに張り付いた
「思い込み」が、あなたの綴った
人生脚本のベースとなっているのです。

「捨てたい」と思っているのに、
やはり「捨てられない」と思うこと。

そのモノへの固着は、すなわち、
あなたの「囚われ」であり、
また、その「囚われ」によって、
あなた自身を「囚われの身」に
しているという現実。

モノと向かい合うという断捨離は、
このことに気づくためにあるのです。

だから、今回、私の中国出張の
スーツケースの半分以上は空っぽに。

それは、たくさんのモノたち、
目に見えるモノ、目に見えないモノ、
その両方を持ち帰ってくるための
充分なスペース。

つまり、私が書き上げた今回の
中国出張のシナリオがそれ。

少なくとも、このスーツケースには
胃腸薬も、胃腸を壊してしまう体調
の不具合も、入る余地はないですね。

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
無自覚な負の「思い込み」を
手放していって下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

PS
あなたが普段使っている食器、
当たり前のようにそこにある食器棚。
あなたの人生脚本に影響する
どんな「思い込み」が
張り付いているのでしょうか?

http://123direct.jp/tracking/cr/tISyBarZ/237643/18695555

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

いま歩んでいる人生は、
自分の作った脚本通り。。。

誰かや何かのせいに
してる場合じゃないですね^^;

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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