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2016/06/09(木)

【やましたひでこ】断捨離で磨く「きりもり力」

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

水無月6月9日、木曜日。
<旧暦五月九日>

人に断捨離を伝えていると、
それも特に基本的なレベル
で伝えていると、私自身も
自分の家にさっさと戻って
断捨離をしたくなってくる。
それが、毎度のことで
我ながら可笑しくもありますね。

でも、常に基本に立ち返るって
大事ですものね。

という訳で、昨日は、半日かけて
盛大な断捨離を。まあ、盛大と
いっても、処分したものはゴミ袋
半分にも満たない程度。

実は、ずっと気になっていた
レジメの資料が詰まった棚の
断捨離、もともと大きさは
たいしたことなく、けれど、
種類が多くて仕分けが大変、
それなりに頭を使わなくてはならず。

そう、盛大な断捨離というのは、
私のモノの量でもなく、私の体力
でもなく、私の思考を指してのこと。

いやはや、久しぶりに思考の
トレーニングに励んだ気分。
そして、少しばかり頭に血が
上ったままのような。

モノの量
モノの数

断捨離のスタートは、モノの山
が立ちはだかっているようで、
大きなため息が出るもの。

けれど、それは、たいていゴミ・
ガラクタレベルのものだから、
一旦、岩が転がりだすと後は
案外スムーズに進むもの。

けれど、次は、量ではなく数や
種類がネックとなる。

量はそれほど多くないにも
かかわらず、でも、細々と
した数や種類があると断捨離
のスピードは一気に落ちる。

ところで、その細々としたものとは?

あなたも思いあたるでしょう。
たとえば、それは引き出しに
ずっと収まったままのボールペン、
色取り取りのサインペン、付箋、
メモ帳、封筒だったりと文房具
の類。しかも、それらが、
ファンシー系、キャラクター系
だとしたら、いくら必要がない
とわかっていても捨てるのは忍びない。

子供の頃は、いえ、少し大人
になっても、可愛いモノたち
は集めたくなるものです。
もともと、集めるのが目的だから、
それらは使われることなく引き出し
の中にゴッソリ堆積しているのがふつう。

ところが、しっかりと大人に
なった今、それらとの関係は
とっくに終わっているはず。
でも、いざ捨てるとなると、
まるで、小動物のペット、うさぎや
ハムスターを処分するかのような
大きな後ろめたさが伴いますよね。

そして、結局、大して嵩張るもの
でもないしと、「捨てなくても
済む正当性」を頭の中から引っ
張り出して、またそのまま放置
することになるのです。

どうでしょう、そんな細々グッズが、
文房具に限らず、いたるところに
ゾロゾロと棲息してはいないかしらね。

さてさて、私のレジメ資料の断捨離は、
ファンシーでもキャラクターでもない
けれど、内容が多岐にわたり細分化
されていて、一つ一つを見極める作業
にとても手間取る。その手間取ること
に予想がつくからこそ、気になりなが
らも、つい、後回しにしてしまうもの。

だから、こんな時こそ、
断捨離の俯瞰的思考の出番。

数ある細かいモノは、アイテム別、
種類別に分けようとすると切りがない。
それらに仕切りがいっぱいついた
収納ケースを持ち出しても限界がある。
浅い引き出しが何段にも重なった
ケースに分けて収めたとしても、
それは最初の一回限り。結局、
次からは、テキトーに放り込んで、
結果、行方不明、どこかに紛れた
ままとなってしまう。

ならば、大きく三つに分けよう。

モノではなく、自分でもなく、
モノと自分の「関係性」において、
三つに分けていくのです。
私たちは、三つまでなら把握も
記憶もできるものだから。

つまり、この大きく三つに分ける
のには俯瞰的思考が必要で、慣れ
ないうちはなかなか大変。でも、
このプロセスがまさに思考のトレーニング。

私は、必要な資料たち、保存を
決めた資料たちを、今回は、
このように三つに分けた。
最終的には、一見、たわいもない
仕分けに落ち着いたようでもあるけれど。

・自分が作成した資料
・仕事仲間の先生方から頂戴した資料
・その他

内容でもなく、時系列でもなく、
資料を「自分」か「仲間」が
「他者」で分けて、その一つの
カテゴリーの中で、さらに、要・
不要を見極め絞りこんでいく。
なぜなら、私の場合、常に自分
のレジメを更新しているから、
資料全部は持ちきれないし、
たとえ、全部を持っていても
見返すことはないだろうから。

まあ、こんなことは、パソコン
に投げ込めばいくらでも大量に
収まるものでもあるし、検索すれば、
すぐに取り出せるのかも知れない。
けれど、それでは俯瞰的思考は
育たない。そして、同時にそれは、
パソコンの中をゴミ捨て場にして
いるのも同じこと。

そして、この三分類は、カタチの
あるモノの整理に応用していくも
のであり、それこそ、細々とした
収納グッズを買い集める収納術とは対極。

さて、言うまでもなく、どのように
三分類するかは、その時、その場で、
自分にとって一番機能するような
分け方をしていくこと。

決まり切った分け方がある訳では
ないですね。要は、あなた自身の
「裁量」だということ。

裁量とは、自分の意見によって
判断し処置していくこと。
きりもり。

お分かりですね、断捨離で磨かれ
るあなたの力は、俯瞰的思考に
もとづく「きりもり力」、そして、
きりもり力とは、マニュアル人間、
指示待ち人間では、持ち得ないもの。

あらあら、今回のメルマガは、
つい、力がはいってしまいましたね。
私の断捨離報告をするつもりが長く
なりまして。申し訳ありません。

三分類、俯瞰的思考、きりもり力に
ついては、やましたひでこ断捨離塾
で、いずれ詳しくお話する機会を
持ちたいと。

さあて、今日のあなたも、
自分の人生をいかいようにも
「きりもり」していける人間
になるべく、まずは、余計な
モノをひとつでも捨てて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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私のパソコン、、
ゴミ捨て場になってました。

「次も使うからー」とすぐに
捨てれなかったけど、
「次に使う」ときがきても、
探すのが大変で大変で、、

断捨離ました。

エイヤ!でざっくり削除。
大事なものも捨てた気がするけど、
探せなかったら無いのも同じですもんね。

※よくない例。マネしないでください。

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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