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2016/01/27(水)
【川畑のぶこ】[Q&A]子供をきつく叱ってしまいます。
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ
Q:子供をきつく叱ってしまいます。
いつもメルマガ楽しみにしています。
川畑先生の本も読んで、
以前より楽に生きれる
ようになって感謝しています。
相談したいことがあり
メールしました。
内容は、子供の事を、
きつく叱ってしまう事です。
睨みつけて、大声で、
命令口調だったり、責めだったり
苛立ちを抑えられません。
例えば、毛布の上でお菓子を
食べないでとか、外は寒いので
上着を着てほしいと言っても、
言う事を聞いてくれない場合や、
わがままを通そうとする時
(お菓子を何個もせがむ。)
毛布の上でのお菓子に関しては、
許可しましたが
「絶対こぼさないで」
「こぼれるとイライラするのよ」
と最後にダメ押し。
これではお菓子も美味しく
食べられたとは思いません。
私自身は、子供のころ
良い子でいようと
努力していました。
嫌われたくないと
我慢していました。
(親・友達・誰にでも)
質問内容が曖昧になってきました、
簡単に言うと強く怒ることを
やめたいのです。
子供を悲しませたくないし、
自己肯定感を失わせたくありません。
どうしたら、思い通りにさせようと
思わなくてすみますか?
自分の主張を意地でも
通そうとしなくてすみますか?
子供が思い通りになるに
越したことはないけれど、
もしそうじゃなくても
私は人生を幸せに生きる
と考えればよいのか。
でも、親には正す責任があるし、
放ってはおけません。
自分が日々責められるのでは
と怯えていたり、
怒られると怖がっているから
子供にそうしてしまうのか。
自分の思っている事、
言っている事に自信がないから
自分の言うことを聞いて
くれないことが不安で、
意地でもそうさせようと思うのか。
どうも、自分自身に問題が
隠れている気がしてならないのです。
私がもっと自分の気持ちに
素直に、楽しんだり、
家族や子供に遠慮なく
自分自身の欲求を満たしたり、
自分自身が幸せを感じながら
過ごせば、もっとおおらかに
過ごせるのでしょうか?
私は、子供たちに嫉妬して
いるのでしょうか?
同じ(我慢や良い子)事を
欲求(押し付け)している
のでしょうか?
自分の心の内はわかりません。
そうなのかなと思っても、
血液検査のように
はっきり確信を持てることは
ないのですから、
答えがわかりません。
とにかく、怒ってしまう
自分自身が辛いです。
問題の糸口を見つけて
解決させたいです。
アドバイスを下さい。
よろしくお願いします。
【今日を楽しむ様・30歳・主婦】
―――――――――――――――――――――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ
お悩みを拝読しながら
私自身耳が痛いです(笑)
毎朝毎晩のように「早くしなさい」
「早く寝なさい」とガミガミしては
我が子の寝顔を見ながら
反省しているもので、、、
子育ては理想通りにいきませんよね。
というより、何が理想かわかりませんね。
子どもひとりひとりに
育て方があるのだと思います。
子どもの年齢にもよりますが、
親の理屈をすぐに理解して
その通りに生きる子がいたなら、
それはある意味恐ろしいこと
かもしれません。
「子どもらしい」とは自由で
奔放なことでもありますので。
もちろん、だからといって
放っておけばいい、という
ものでもありませんね。
さて、私が育児において
イライラガミガミしつつも
日頃心がけていることで、
もしかしたらお役に立つかもしれない
ことをシェアしたいと思います。
母親がイライラしたり
ガミガミしたり、そして時として
クヨクヨしたりしてしまうのは、
致し方の無いことだと思います。
まず、子育てにそういうことは
つきものだと潔く割りきって、
受け入れてみることを
おすすめします。
イライラしたときは、
「イライラしちゃいけない!」
と己を裁くのではなく、
「またイライラしちゃったなぁ」
と振り返ります。
その原因が自分のゆとりのなさに
あるのであれば、どうすれば
自分の欲求を(子育て以外で)
満たしてエネルギーを高められるか
を考え、リラックスして充電できる
ように努力をします。
すると、
いつもはイライラガミガミすることに、
さほど反応しない自分になっている
ことを実感できると思います。
子どもに自分の思いを伝えること
に関しては、「押し付ける」のではなく
「伝える」ということを心がけてみます。
子どもにはしつけも必要ですから、
効果的な伝え方というのを
工夫してみます。
怒鳴るのは脅しですが、
相手を思い通りにさせるには
手っ取り早いかもしれません。
ただし、調和的な人間関係には
つながらず、望む状態から
離れてしまいます。
イライラの理由が子どもの
マナーであったり規律違反
であったりするときは、
まずはタイミングとして、
イライラしていないときに
丁寧に話をしてみてください。
子どもには生まれながらにして
叡智が宿っていて、何が良いことで
何がそうでないかは直感的に
わかっている、ということを
信頼したうえで、なぜそれが
いけないのか、どうすると
いいのかを、丁寧に話してみます。
自分が子どもだったときを思い出して、
どのように伝えると伝わるかを
工夫をこらしてみてください。
たとえば、布団の上でお菓子を
食べるとなぜいけないのか、
それをOKとすると、
どのような結末が待っているのか、
怒り無しで冷静に伝えます。
おそらく、私であれば、
タブレットなどでダニ被害の
情報を引き出して、こまやかに
説明をすると思います。
いかに痒いか、辛いか、気持ち悪いか、
全身ジェスチャーで悶えてみせて
説明をすると思います。
そして、
「ママはあなたにこのような
状態になって欲しくないし、
家族みんなが苦しまず健やかに
暮らせるように願っている」
といった趣旨で愛情が伝わるように
諭すよう心がけます。
おそらく子どもも同意して
くれるのではないでしょうか。
また、理不尽にガミガミしたり
イライラしたのなら、
そのことは己の失敗を認めて
きちんと詫びます。
繰り返してしまうでしょうが、
繰り返し謝ります。
それは正しい姿勢ではなかったと。
本当はこういう風に
伝えたかったのだと。
子どもを1人の人間として
誠実に向かい合おうとすると
多くの場合、子どもも子どもなりに
立場をとろうとするものです。
繰り返し、
子育てに万人にとっての正解は
ありませんので、
「私と我が子の正解」
を好奇心をもって見つけ出し、
ぜひ、子どもとともに学ぶ姿勢で
向かい合ってみてください。
周囲のお母さん友達と
情報共有したり共感したり
することで楽になれたり、
智慧を得られたりすることも
ありますから、そんな場も
大切にしてみてはどうでしょうか。
PS
水曜日の断捨離メルマガでは
お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)
あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
質問はこちらから
↓
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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
家族との関係も、
職場での人間関係も、
ままならないことは
多々ありますが、
「自分の欲求を満たして
エネルギーを高める」
ことを一番に考えて
実行してみると、
さほどイライラしなくなる、
というのは本当にその通り。
(やってみました!)
たまには自分を一番に考えて、
思いっきりリラックスさせて
あげましょう。
そんな場として、
こちらもぜひ活用してください。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/w9smuX6X/216021/16092004
満席となっていたのですが、
定員を増やしての再募集です。
昨年までは春と秋の2回行っていましたが、
今年は1回のみの開催となります。
この機会にぜひご参加ください。
青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
質問はこちらから
↓
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この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
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