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2015/05/13(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]同僚が乳がんの手術を受けます

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2015・5.13 No.1322

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◆今日の断捨離 「[Q&A]同僚が乳がんの手術を受けます」

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Q:同僚が乳がんの手術を受けます

同僚が、急きょ乳がんで全摘出手術を
することになりました。

みなに知ってほしいということで、
お話があり、知りました。
以前にも一度手術をしたとのことです。

がんについての情報をネットで
見てみたのですが、
生活習慣(食事・お酒・運動など)も
影響しているようです。

手術前の今でも、
高カロリーなものを食べたり、
お酒を飲んでいるのでびっくりしています。

本人は、「食事に気を遣ったり、
健康グッズをかって、気を付けている」
というので、注意するのも出すぎてるかと思い、
悶々としています。

自身の親戚が、おととし、
乳がんであっという間になくなってしまったこともあり、
いい方向に向かってほしいのですが、
どう接したらよいのでしょうか。

【40代 事務 匿名希望】

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FROM 川畑のぶこ

A:

自分の友人や同僚、そして
家族等身近な人が病気になると
とりわけがんのような私たちが
「重篤」ととらえがちな(実際重篤でなくとも)
病気になると、とても心配でサポートしたくなりますね。

ここで、健全なサポートとはいったい
どのようなものかと考えてみると良いと思います。

私の師、サイモントン博士は真のサポートとは
自分が相手に出して欲しい結果を支持ことではなく、
相手が出したい結果を支持することと説きます。

たとえば治療でも、
自分は手術をしたほうが良いと思っているけれど、
相手はしたくないと思っていることもあります。

そのようなときに、
手術をするよう説得するのは、
相手が自分の思いどおりになることで
安心したいという己の精神的なサポートにはなるかもしれませんが、
実際には相手のサポートになっているとは限らないのです。

もし、相手には相手なりの価値観ではなく、
自分の健康に対する価値観に沿って
歩んで欲しいとコントロールが出ると、
サポーター自身が苦しくなってしまい、
人間関係がいびつになってしまいます。

そこに癒しのエネルギーは存在しません。

食事や運動もしかりです。

がんはたしかに生活習慣が影響する病気でしょうから、
食事やお酒や運動は重要な要素ではあるでしょう。

ただし、中には食事もお酒も運動も
さして気を使っていないけれども
病気にならない人もいます。

タバコもお酒も吞まない、
食事もそこそこバランスを気遣ってきたけれど
肺がんになったという話はよく
カウンセリング現場で聞きます。

私の知人のおじいさんは、95歳で他界し、
亡くなる2週間前まで現役で仕事をしていましたが、
このおじいさんの健康長寿の秘訣は
ビールにタバコにチーズにピーナッツというから驚きです。
自分の親なら「死ぬからやめろ!」と迫ると思います。

また、ある患者さんは医学的に成す術が無く、
あとは余生を楽しく過ごそうとストイックな
食餌療法やストイックな生活を手放し、
やりたいことはなんでも自由に楽しく行い、
甘いものもお肉もお魚も、悔いの無いように
丁寧に味わって楽しんでいたら
半年後の検査でがんの消失が認められました。

人間のバランスというのは
あるひとつの側面からのみとらえることはできず、
ホリスティック(全体的)にとらえていく必要があります。

ライフスタイルにはものごとの
受け止め方や感情の波など、心のあり方も深く関係します。

食事や運動など、見えるものには
積極的に取り組むのですが、
見えないこれらの領域は多くの人は
野放しになりがちです。

相手に癒えて欲しいと望む場合、
まずは自分と相手との関係性が平和で
癒えているものなのかどうかを
振り返ってみることをおすすめします。

このひとと一緒にいると、安らぐとか、
希望がもてるとか、元気になれる、
とかといったあり方で関わっているか
どうかを振り返ってみてください。

また、食事など、気がかりなことを
コミュニケーションするときは
「こうしなきゃだめだよ」と決めつけたり
指示したりするような伝え方ではなく、
「私はこう思うな」と主語を相手ではなく
私にして伝えると効果的です。

あるいは、「こういう情報もあるよ」
と客観的な情報提供なども思いやりや
愛情を込めて提供してみるのも良いのではないでしょうか。

相手を裁いたり批判したりせず、
思いやりややさしさのエネルギーで
包み込むことを心がけてみてください。

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PPS
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-渡辺万里子

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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