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2015/04/25(土)
【安永周平】これで老後も安泰です…
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 安永周平
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・4・25 No.1304
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◆今日の断捨離 「これで老後も安泰です…」
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「老後資金は4000万円必要です」
TVや雑誌でそんなフレーズを見ると
正直、嫌気がさしてしまうのは、
きっと僕だけではないと思います。
実際、少しデータは古いですが、
2010年度の総務省・家計調査報告
によれば、夫65歳以上・妻60歳以上
の世帯の夫婦の1ヶ月の平均支出は
26万4948円です。
最低限の生活費で月24万円は必要で、
ややゆとりを持つなら月30万円くらい。
そして、簡易生命表の統計によれば、
男性の平均寿命は82歳、女性は88歳です。
少し長めにみて、夫87歳、妻92歳まで
生きると仮定してみましょう。
すると、最低減の生活でも1億776万円、
ゆとりが必要なら1億1856万円ものお金を
確保する必要があることになります。
ただ、年金が7274万円支給される(はず)
なので、不足分は最低限生活で3502万円、
ゆとりある生活で4582万円となります。
とはいえ、それだけの貯金を持つ人が
果たしてどれだけいるでしょうか?
現在の自分の貯金残高をみて、
その差額にがく然としても、
何も解決されることはありません。
ですから、ここは現実的に発想を
切り替えるほうが健全だと思います。
* * *
ここで、あなたが断捨離で培った、
「俯瞰力」を発揮して、私たちの
お金について考えてみましょう。
そもそもの話、こういった
老後に必要な貯金額を持ち出し、
煽りに煽って貯蓄を勧めることで…
「得」をしているのは
いったい誰でしょうか?
私たちはお金を「使う」と「貯める」
という2つの選択肢がありますよね。
ここで、私たちにお金を貯めて
ほしいと思うのは、銀行や証券会社、
そして保険会社などの金融機関です。
貯蓄は、私たちからすれば、
銀行にお金を「預ける」ですが…
金融機関、たとえば銀行側からすれば
定期預金を「売る」というセールスです。
つまりは、お金を消費してもらっては
自分たちの業界が困るわけなんです。
今、現在の自分や家族のために、
私たちの大切なお金を使われては、
業界として困ってしまうわけです。
ですから、そりゃあ…
「老後資金は4000万必要!」
「子供1人育てるのに3000万必要!」
なんて煽りに煽って、少しでも多くの
貯金を勧めたくもなるでしょう。
こうして、私たちがモノやサービスを
買うよりも1つ上の階層においては、
「お金を使う」という消費市場から
「お金を貯める」という貯蓄市場へ
お金を移動させようとしているわけで。
これに流されてしまうのは、
残念ながら「他人軸」ですよね。
あなたが自分のお金をどうするかは
あなたが選択・決断をするべきです。
業界に決められるべきではない。
それが、「自分軸」であるはず。
また、少し視点を変えてみれば、
今のうちに、子供と一緒に、
旅行や食事を楽しんでおけば、
子供の能力に投資しておけば、
子供や孫と仲良くなっておけば…
老後は子供が養ってくれる、
という考え方だってあります(笑)
「死ぬ時に1億円あれば幸せか?」
というと、そんな事もありません。
断捨離は、今、ここ、自分…
生きている時にこそ有意義に使おう
という考え方だって当然あるわけです。
* * *
お金の無い老後はこんなに悲惨…
そんな番組がTVで放送されてます。
そういった番組にスポンサーとして
お金を出してるのは誰でしょう?
やたらと、保険会社や証券会社の
CMが流れていたり…しません?
まぁ本当のところはわかりませんが
そんな視点を持って判断するのも、
大切なことだと思う今日この頃です。
あなたは、どう思いますか?
PS
とはいえ、お金の問題はデリケート。
ですから、まずは必要以上に
不安を感じる心を断捨離する
必要があるのかもしれませんね。
これに関しては、私たちとお金との
関係には「2つのタイプ」がある事を
知っておくことがとても大切です。
これを知っておくことで、いい意味で
将来へのお金の不安なんて考える事が
バカバカしくなってくるはずです。
やましたひでこがそれを解説した音声
『自分を不幸にしないお金の週間』を
現在、無料で配布していおりますので、
ぜひ、手に入れておいてくださいね♪
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/aMYjUCLE/194475/10199574
この記事の執筆者について
安永周平
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