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2015/01/19(月)

【やましたひでこ】家という居場所

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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2015・1・19 No.1208

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◆今日の断捨離 「家という居場所」

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
睦月十九日、月曜日。
明日は二十四節気「大寒」、
厳しい寒さが続く。

 

たしかに寒い。
けれど私は凍えるという経験をしたことはなく。

 

幸いにして、
私には住む家があるから、
たとえ隙間風だらけの一軒家だとしても。

 

これは有り難いこと。

 

だから、路上生活を余儀なく
されている人たちが、
どんなに凍えた夜を過ごしているかと
思わずにいられない。

 

ああ、せめてどこか少しでも温かな
ところに避難できているといいのだけれど。

 

◇◇◇◇◇

 

住む家がないことほど辛いことはない。
自分の居場所がないことほど切ないことはない。

 

そう思う。

 

お蔭さまで、私には住む家、
居場所がある。
これは、とても恵まれていることなのですね。

 

だからこそ、
こんな場面に遭遇すると、
やり切れなさと怒りが湧いてくることがあるのです。

 

家の中を、部屋の中を、
そこに住み暮らす人たちよりもモノが
我もの顔で占拠している状態。

 

それは、
夥しいモノが散乱堆積した状態、
いわゆる散らかった状態。

 

家の中で、部屋の中で、
そこに住み暮らす人たちよりも
モノがお澄まし顔で占有している状態。

 

それは、
大量なモノが整然と収納された、
いわゆる片づいた状態。

 

混乱も整然も、散らかった空間も
片づいた空間も、
どちらにせよ、モノの方が
優先されているのであれば、
それは自分の居場所とはいえない。

 

そうだ、家がありながら、
部屋がありながら、
それは、自分の居場所がないのと同じ。

 

どういう訳か、私たちは、
いつの間にかモノを溜め込んで、
知らない間にモノに自分の居場所を
明け渡してしまうのですね。

 

そして、片づかない悩みを募らせ、
明け暮れ収納に精を出だすものの、
その積んでは崩す作業に苛立ち、
徒労感あふれる作業に虚しさを覚える。

 

しかも、それが健康さえも
損なっていることに気がつかないで。

 

モノの溜め込みは、
混乱か整然か、どちらであっても埃の温床。

 

モノの溜め込みは、
散らかっていようが、片づいていようが、
どちらであってもカビの温床。

 

そんな住空間は誰にとっても
健康なものではないはず。

 

ところが、その一方で、
ごく稀なケースとして、こんな場面に
遭遇することもある。

 

モノが拒否された家であり部屋。
「何にもない暮らし」を標榜して、
あらゆるモノたちが捨て去られた住空間。

 

そのあまりに過激なまでの潔癖な
ありさまは、モノばかりではなく、
人の立ち入りも拒絶しているかのよう。

 

それは心理的に居場所がないといっていいですね。
だって、かえってキレイで落ち着くどころか、
汚してはいけないと余計な気を
使わなくてはならないから。

 

さあ、考えていきましょうよ。
さあ、感じていきましょうよ。

 

居心地のいい空間とは、どんなものかを。

 

そうですね、
せっかく家があるのだから、
有り難いことに家に住んで暮らせるのだから、
自分で自分を家から閉め出すような
真似はしてはなりませんよね。

 

どうでしょう。

 

有難うございます。
あなたとの出逢いにいっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

 

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◎編集後記
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昨日、コップの断捨離をしていたら
「これとこれは捨てないでほしい」と
旦那に言われました。

 

捨てたい基準が違うんだ、と理解し、
結局とっておくことにしました。
(私が友人からもらったものなので
私に捨てる権利があったはずですが…)

 

断捨離の目指す所はごきげん。
断捨離をするために、
不機嫌に喧嘩をしていては
元も子もないですもんね…。

 

ー渡辺万里子

 

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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