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2014/11/26(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]非協力的な夫に限界です

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2014・11・26 No.1154

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◆今日の断捨離 「[Q&A]非協力的な夫に限界です」

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Q:非協力的な夫に限界です。

 

夫・娘二人の四人家族です。
娘たちはそれぞれ精神疾患を抱えています。

 

夫は子育ては全て私任せで
不登校になったときも、学校はおろか、
カウンセリングに一緒に行ったこともありません。

 

自分の親のためなら会社を休んでも、
私が大怪我をしたときも、
娘たちが大変だったときも、
一回も会社を休みませんでした。

 

今も、病院に同行するのも家族に会に行くのも
病気の勉強会に行くのも私だけです。
何の話だったのか聞きもしません。
むしろ聞きたくないと言われました。
自分は自分で勉強しているそうです。

 

一緒にいても孤独感しか感じません。
いっそのこと何もかも投げ出したくなります。

 

最近は、昔に言われた嫌なことを
次から次に思い出し、
怒りで爆発することもしばしばです。

 

娘たちの病気のために悪いことは
分かっているのですが、
夫を許せないと思う気持ちが続きます。
我ながらしつこいなと思います。

 

夫は私より忍耐強く子どもには接しています。
それは以前より変わってきたと思います。

 

夫が変わるよう働きかけるのにはもう疲れました。
私が変わるしかないのでしょうか・・・。

 

でもどうすればよいでしょうか?

 

川畑先生 よろしくお願い致します。

 

【60代 パート 匿名希望】

 

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FROM 川畑のぶこ

 

結婚観の摺合せのないまま結婚し、
その後数十年共に暮らす。

 

その間お互いに、あるいは片方が
ずっと忍耐を続け、ある時点で
その忍耐も限界に達してすべてを
投げ出したくなるというのは
珍しいケースではありません。

 

とくに、大きな病気や怪我、
また事件や事故などの、人生でも
比較的大きな出来事において、
このような問題は浮き彫りになりやすいですね。

 

このようなときに、
夫婦が直面することを避けることなく、
意を決してフォーマルな話し合いの場を持ったり、
夫婦カウンセリングをするなどして、
価値観の摺合せをしてみると、
それはお互いの勘違いや理解不足で
起こっていると気づくことも多いものです。

 

妻の思い通りのかたちで、
夫は家族のことを理解したり
協力したりしていないにせよ、
夫なりに(時として妻の好まない形で)
家族のことを理解していたり、
協力していたりすることがあります。

 

それでも、「彼なりに思いはあったんだ」
ということが確認できると、安心感につながるものです。

 

男性は女性に比べ、
問題を解決するときに、
人に頼らずに自分自身で解決に挑むという人が多く、
相手が問題を抱えているときにも、
自分がして欲しいように、すなわち、
自己解決するのに任せる、
という姿勢をもつ人が多いものです。

 

それはある種、尊重の姿勢でもあるのです。

 

一方、女性は率先して周囲と
相談したり助け合ったりしながら
問題解決することを好む人が多く、
相手にとってもそれが良いと
思っていることが多いため、
相手の「任せている」姿勢を「放棄」と
とらえてしまうことがあります。

 

それぞれの問題解決のパターンや、
コミュニケーションスタイルの好みを
把握しておくことは、
すれ違いを減らしたり無くしたりするために
大切なプロセスとなってきます。

 

まずは、頭にきた時の流れからではなく、
普段の冷静なとき、またできれば
比較的互いの機嫌が良い時に
フォーマルな話し合いの時間を
設定することをおすすめします。

 

できれば、
話し合いの時間もあまり長すぎず、
20-30分の時間で設定し、
話し合いの要点をまとめておくことをおすすめします。

 

もちろん、本当に相手が家族関係や
夫婦関係を放棄している場合もあるでしょうし、
そうであれば、見過せる問題ではありませんので、
夫婦関係を継続するのか否かを含めて
検討していくことが大切になってくるかと思います。

 

相手が「いかなる状況下においても」
話し合い自体をしたくない、という
姿勢を決めているときは、
夫婦関係そのものについて考え直す
機会でもあるかもしれません。

 

ただし、まずは、自分自身の
エネルギーを整えたうえで、
機嫌よく話し合いの提案や、
話し合いそのものをすることを心掛けてみてください。

 

自分のエネルギーを高めるためのポイントとしては、
夫と別居や離婚となったなら、
どのように自分自身を満たしていけるか?
という問いに対する答えを、
今日から始めることです。

 

夫が居ても居なくても、
自分自身のニーズを満たせることがわかると、
問題解決も楽になってくるはずです。

 

中には忍耐や無理をやめて、
自分を満たす生き方をしはじめたら、
離婚する必要すら無くなったというケースも多々あります。

 

相手そのものの問題ではなく、
相手に対する期待や依存心が強いことが
ストレスの原因のこともあるのです。

 

まずは、相手が思い通りになることで
満たされるという姿勢を手放し、
相手がどうであれ、自分を満たすための
時間や場を出来る限り確保することから
始めてみてください。

 

PS
水曜日の断捨離メルマガでは
お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)

 

あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。

 

質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

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◎編集後記
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周りに左右されずに、
自分自身のニーズを満たしていくということは
いつでもご機嫌に過ごす為の
大切なプロセスですね。

 

断捨離はそれを探るための
トレーニング。

 

夫にイライラしてしまうなら
こちらをおススメします。

http://123direct.jp/tracking/cr/LG7i4rZ3/183684/10199574

ー渡辺万里子

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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