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2014/10/08(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]腐れ縁の友人との関係に悩んでいます。

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2014・10・8 No.1105

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◆今日の断捨離 「[Q&A]腐れ縁の友人との関係に悩んでいます。」

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Q:腐れ縁の友人との関係に悩んでいます。

 

友人についての相談です。

 

「ずっと腐れ縁だね。」と
学生の頃から付き合ってきた友人がいます。

 

就職先は違っても、頻繁に一緒に
遠出したり食事に行ったりして過ごしていました。

 

ただ、私の結婚が決まった頃から
友人の態度が少しずつ変化してきました。

 

結婚することを伝えたときも、
「ずっと一緒だと思っていたのに…」
と言われただけでした。

 

それからすぐに主人の仕事の都合で
地元を離れ、年に数回、帰省する度に
連絡をして食事に行ったり、
近場にドライブしたりするような
お付き合いが長い間続きました。

 

友人は仕事上難しい立場に立たされたり、
人間関係(職場や親子)でも
悩みがあったりしたようで、
会う度にそういった話(相談というより愚痴)を
私が聞くだけの関係になっていました。

 

私もいろいろな悩みがあったのですが、
自分の話ができない雰囲気を感じ、
できませんでした。

 

次第に友人の言葉の中に、
専業主婦をしている自分に対する
批判めいた感情を感じるようになったり、
学生時代の友人と集まった時にも
私を批判することを言ったりして、
正直距離を置いた方がいいのではないかと思い始めました。

 

その後、私が地元に戻ると
友人はそういう態度にもかかわらず、
頻繁に会って欲しいと頼んできました。

 

ですが、約束をしても直前に
別の用事が入ってキャンセルということが続き、
私としてはもう友人関係を辞めようと思いました。

 

その後、お誘いのメールが
何度かあったのですが、
忙しいからという理由でお断りしていたところ、
もう連絡も来なくなったのですが、
友人を突き放した自分は冷たい人間なのかとも思って
時折責めてしまいます。

 

ただ、もう会いたくないというのが
正直な自分の気持ちです。
自分の気持ちが揺れて困っています。

 

どのように折り合いをつけたらいいでしょうか?

 

【40代 にゃん様】

 

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FROM 川畑のぶこ

 

人生の節々には大きな人事異動が
生じることがありますね。

 

それは人生の変化の度合いにも
依存すると思います。
人生におけるより大きな変化というのは、
人間関係にも大きな変化をもたらすことでしょう。

 

にゃんさんのように結婚が
それである人もいれば、
引越や転職や病気、また離婚などが
きっかけになる人もいると思います。

 

このような時期は、
人間関係の取捨選択の時とも言えるでしょう。

 

友というのは近似性によって
成り立つことも大きいので、
にゃんさんのご友人も、
今までは社会的にも年齢的にも近い
立場にいたにゃんさんが
離れて行くことが
とても寂しく不安だったのでしょうね。

 

アリストテレスは、
「不幸が訪れた時こそ、
真の友が誰であるかが明らかになる」
と言っています。

 

辛い状況を支えてくれると思っていた
人が実際はそうでなかったり、
逆に思いも寄らない人が強い支えになってくれたりと、
人間関係の長さや合う頻度に関係なく
その深さや質が明らかにされます。

 

その関係が利己心に依存して成り立っているのか、
それとも思いやりから成り立っているのかが
明らかになるということですね。

 

これは逆もしかりで、
相手に幸福が訪れた時に、
それを自分のことのように心から祝福できるのか、
それとも自分に不都合なので
妬んだり嫉んだりするのかは、
相手が自分にとって真の友であるか否かを
明らかにするのでしょう。

 

もちろん、これは時間とともに
変化することでもあります。

 

昔は大切な存在であったし、
友人なしでは乗り来られなかったことも
多くあるでしょう。

 

そのことには感謝して大切な時間で
あったことを素直に受け入れれば良いと思います。

 

ところが、世の中は無常です。

 

私たちの心も体も環境も人間関係も、
常に代謝を繰り返し変化しつづけます。

 

時間の経過とともにお気に入りだった服が
色褪せることがあるように、
昔は色濃かった友情が褪せてきたのであれば、
それを素直に受け入れることです。

 

無理に繋ぎとめる必要は無いでしょうし、
互いのためにもなりません。

 

互いの人生を輝かせるのではなく、
足を引っ張りあって損なってしまう
人間関係は潔く手放す勇気も大切になってきます。

 

そのことによって関係性が代謝し、
ひと回りして
ーたとえばにゃんさんのご友人も結婚するなどしてー
また未来に戻ってくることもあるでしょう。
そうであればそれは喜ばしいことです。

 

ただし、
そのことに期待する必要もなく、
それを目指す必要もありません。

 

友は何にも優る人生の宝です。

 

限られた人生にどんな友を持つのか、
じっくり振り返る、良い機会が与えられたのでしょうね。

 

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◎編集後記
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“友は何にも優る人生の宝”。
私も何度も辛い時に友達に助けてもらいました。

 

しかし、
時間が経てば自分も変わるし、相手も変わる。
その時々において適切な関係の形は
変わっていくものですよね。

 

大好きな友達だからこそ
お互いにとっていい関係を
つくり上げていきたいと思います。

 

ー渡辺万里子

 

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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