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2014/07/04(金)
【小松易】整頓には時間をかけるしかない?
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・7・4 No.1009
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◆今日の断捨離 「整頓には時間をかけるしかない?」
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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
先週は図書館における片づけの話でした。
今日はその続きを
もう少しさせていただきます。
前回紹介した
本を背表紙の「面で揃える」という方法。
その状態を維持する方法を
閉館後のスタッフによる「人海戦術」
のように伝えましたが、
実のところそれは1つの側面にすぎません。
大きな図書館では
ある程度の人海戦術も必要ですが
それだけではますますスタッフの手が
かかってしまいます。
「本は手前の面で揃えましょう!」
と柱などに貼り紙をするのも
ある程度の効果を期待できそうですが、
「手前の面で揃える」という知識すらない人や
そもそもそんなことに気にも留めない人には
見過ごされてしまうメッセージで
やはり本を奥に押し込んでしまう。
やはり、「人海戦術」に頼るのでしょうか?
いえいえ、そこで
「しくみ化」
という考え方が有効なのです。
本が奥に行かないように
物理的に奥に「詰め物」をしたり、
手前の面のところに
「整列ライン」を引いておいたり、
「しくみ化」で対応するのです。
しくみ化とは、
誰がやっても同じ結果になる状態を
作ること。
さて、
家やオフィスで「面で揃える」を実行すると、
ある「2次被害」が避けられます。
つまり、収納の奥に本や書類を押し込むことで
手前に「無防備なスペース」ができる。
すると、必ずどこでも
この無防備なスペースを
見逃さない人がいて、
そのスペースにモノを置いてしまう
というのです。
さらに、
そこに1つ放置されたモノが
「OKサイン」になって、
次の「置く」を作ってしまう、
その結果、そのスペースが
いろいろなモノで埋め尽くされてしまう
という悪循環が起きるのです。
この悪循環を止める最初の一歩が
「面で揃える」試みなのです。
その場所に、
「置かないように」するのが「習慣化」
「置けないように」するのが「しくみ化」
ぜひ2つの観点で
あなたの大切な人生の空間を
スッキリと快適にしてみてください。
ちなみに、東京品川駅の北改札内に
あるコインロッカーは
大人の胸あたりの高さしかないのに、
その上に「モノやゴミを置けない」
仕組みになっています。
ぜひ一度機会があれば
ご覧になってみてください。
かたづけ士 小松易
かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/
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◎編集後記
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本の面をそろえるは、
先週、私も早速チャレンジしました。
そろっている本棚は美しくていいですね♪
「品川駅 ロッカー 北」でYahooで
画像検索してみるとでてきました。
“なるほど~”と感心しました。
ぜひ検索してみてくださいね。
ー渡辺万里子
PS
適切な仕組みがあるから、
一定の質やパフォーマンスを維持できるのですね。
人間のカラダも適切な状態にするための
仕組みを持っています。
ココロに過剰な負担がかかると
カラダがサインを送ってくれて
病気や不調になる仕組みになっているのです。
例えば、
肝臓が疲れていると「怒り」が
でてきたり、
呼吸には「情報」に関する心理が
働いていたり…
もっと人間のココロとカラダの
仕組みの関係を知りたい方は、
こちらをどうぞ
>http://123direct.jp/tracking/cr/3dUUzIhx/172691/10199574
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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