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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・7・3　No.1008

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◆今日の断捨離 「正しい幸福の探し方？」

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FROM　やましたひでこ

 

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

文月七月三日、木曜日。

 

昨日２日は、
七十ニ侯「半夏生・はんげしょう」

 

私は、この半夏生を草花として
知っていたのだけれど、
それが季節に由来したものだと
分ったのは、ずっと後になってから。

 

けれど、半夏生とは、
その葉が、半分白くなって
化粧しているようになる頃だから、
という説もあるよう。

 

気候に植物の名前を付けたのか。
植物に気候の名前を付けたのか。

 

それは、どうにも確かめようも
ないことだけれど、
気候と植物の生育は、
当たり前な自然な関係。

 

けれど、私たちは、時に、
この当たり前の自然な営みを忘れてしまい、
植物に無理を強いてしまうことがありますね。

 

そう、促成栽培なんて言葉があるように。

 

◇◇◇◇◇

 

その半夏生の昨日、
私は、中国杭州訪問から東京に戻り、
そのまま東京で、
ブータン王国首相歓迎会に出席。

 

大国中国
小国ブータン

 

広大な国土の国
山の中の狭い国

 

若い王のいる国
老境の主席のいる国

 

大きなGNPを誇る国
高いGNHを求める国

 

隣国という関係にありながら、
国土も政治も経済もあまりに違う、
この二つの国。

 

もっとも、私は、
その良し悪しを云々する気など、
毛頭なくて。

 

なぜなら、
どこの国に生まれ生活しようと、
私たちの目的は、
それぞれが幸せに生きることだから。

 

さて、
以下は私の個人的感想なのですが。

 

中国の人々は、
どこまでもエネルギッシュに、
人生の幸福を追及しているように思うのです。

 

モノのあることが幸福と思えば、モノを。
お金があることが幸福と思えば、お金を。
他者貢献が幸福と思えば、徹底した他者貢献を。

 

といったふうに。

 

この際、
何を持って人の幸福かとするのかを
云々する気も、
私には、まったく無くありません。

 

そうですね、どうも私は、
幸福を求めることに、
どこまでも素直で正直で、
積極的に行動する中国の人々の姿に、
羨ましさを感じたようです。

 

一方、一昨年の夏、
ブータンを訪問した時には、
国が丸ごと、穏やかな幸福感に
包まれているような印象が。

 

幸福であることを自然に醸し出す
ブータンの人々たち。

 

過激に爆発するかのごとく。
穏やかに流れるかのように。

 

幸福を追求していく様子も、
まったく逆のようではあるけれど。

 

どちらにも、幸福を求めることに、
どこにもためらいがないように思う。

 

どうだろう、もしかして、私たちは、
自分の幸福への訴求を隠したがっては
いないだろうか。

 

他者に強欲と思われたくないばかりに。

 

どうだろう、ともすると、私たちは、
自分の照れを隠すために、
斜に構えてはいないだろうか。

 

他者からの揶揄を怖れて。

 

だとしたら、私は、
こう思いっきり叫んでみようか。

 

私は、モノもお金も大好き！だと。
私は、自分もあなたも愛している！と。

 

そうですね、欲張りなくらいに
自分の幸福を追求して、
それから、溢れる愛をまわりに
注ぐことができるのならば、
それはとても素晴らしいことだと思うのです。

 

ああ、追及のスタイルは、
もちろん、それぞれのお好みに従って！

 

ですよね。

 

有難うございます。
あなたとの出逢いに、いっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

 

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◎編集後記
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日本は“恥の文化”も手伝って、
幸せを追求することを
堂々とできていないのでしょうか。

 

幸せを求めることは
恥ずかしいことでも何でもないはずですよね。

 

一人よがりでなければ
自分が幸せになることは、
周りの幸せにもなる。

 

堂々と幸せを求めていきたいですね。

 

―渡辺万里子

 

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幸福を周りの環境に左右されずに
自分自身でつくりだすには
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