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2014/06/26(木)

【やましたひでこ】期待の罠

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・6・26 No.1001

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◆今日の断捨離 「期待の罠」

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

水無月六月二六日、木曜日。

 

月末ともなると、
どうも追い込まれた感覚になるのは
どういう訳か。

 

あら、実際、月末に関係なく
追い込まれているのだけど、
そう、原稿にね。

 

だから、追い込まれているのは、
感覚ではなく事実。

 

でも、事実を事実以上に心の中で
膨らませてしまうのは、
月末という、もう後がないという
感覚が手伝っているからか。

 

そうですね、いわば、
追い込まれているという事実が、
追い詰められているという感覚になり
自分で自分を圧迫している状態。

 

これを、プレシャーというのだろうね、きっと。

 

まあ、私はといえば、
原稿に追い込まれているのは、
私自身の問題なので、
そのわりには、心の状態は長閑。

 

なぜなら、追わているのは、
時間という締切だけの問題だから。

 

原稿の内容については、
どこまでも自分の責任の領域であり、
伝えたいことを表現できるかという
私自身の希望でもあって、
誰かの期待を背負っているわけではなく。

 

ああ、
誰かの期待に応えなくてはならないと
悲壮感の中にいる訳でもないのだから。

 

そうだ、実は、
こんなことを書いているのは、
サッカーのワールドカップ、
日本チームの一次リーグ敗退を思ってのこと。

 

私は、サッカーに取り立てて興味が
ある訳ではないけれど、
やはり、日本の選手が活躍して
勝利をおさめたと聞けば、
それは嬉しい知らせ。

 

このメルマガの読者であるあなたも、
そうですよね。
日本チームが、決勝トーナメントに
進出なるか、どうかは、やはり、
それなりの関心事であったことだと。

 

ましてや、サッカーファンであるならば、
それは、それは。

 

追い込まれている日本チーム
追い詰めらている日本チーム
後がない日本チーム

 

なんてね、
大変な喧噪の中にいたことでしょう。

 

でもね、
何が追い詰め、
何で追い詰められるのかと、
改めて考えてみると見えてくること。

 

それは、「期待」なんですね。

 

自分が、誰かに期待する。
自分が、誰かの期待に応えようとする。

 

そう、期待とは、どこまでも他人軸。

 

自分の価値観に基づいた期待を、
自分の期待する相手に、
自分の期待したどおりの結果を求める。

 

今回のサッカーで言えば、
決勝トーナメントに進出すべき
という期待を、
期待する日本チームの選手に、
期待どおりの活躍と勝利を要求する。

 

そうか、
期待が、他者への勝手な要求に
他ならないとしたら、
そうだ、
その他者からの勝手な要求を
期待と思い込んで背負ってしまったとしたら。

 

ああ、それは残酷なこと。

 

自分の期待にそぐわない他者の結果は
それは、とても残念なことではあるけれど、
批判や攻撃の対象ではなく。

 

他者の期待に応えられなかった結果は
それは、とても残念ではあるけれど、
自分を惨めに思うことではなく。

 

そうだ、ただただ、どちらも残念なだけ。

 

応援という名をかりた外からの期待。
応援によって得られる内なる希望。

 

その違いは、とても大きいと思うのです。

 

どうでしょう。

 

期待は、力をむさぼり
希望は、力がみなぎる

 

「捨てる勇気!」リード文より
http://123direct.jp/tracking/cr/vUhHGSTs/172152/12481383

 

有難うございます。
あなたとの出逢いに、いっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

 

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◎編集後記
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サッカー日本代表、
一次リーグ敗退、とても残念でした…

 

“期待”という言葉は一見、
希望の言葉のように見えますが、
他人の勝手な要求なんですね。

 

他人軸である期待に応えようと
一喜一憂していては、
自分軸がぶれてしまい、
結果的に苦しくなってしまう…

 

他人軸の期待ではなく、
自分軸の希望をもつことで、力をみなぎらせ、
日々をごきげんに生きていきたいですね。

 

―渡辺万里子

 

PS
自分軸をしっかり持つためには、
自己流で頑張るのもいいですが、
効果がでやすい“方法”を知ることが近道です。

 

期待のプレッシャーや
人間関係の不安で、
自分軸が弱っている…と思う方は
こちらをチェックしてみては
いかがでしょうか。

http://123direct.jp/tracking/cr/NHotLsmQ/172152/12481383

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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