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2014/04/11(金)

【小松易】セットではありません…

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・4・11 No.925

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◆今日の断捨離 「セットではありません…」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
先月春休みを利用して
「教師のためのかたづけワークショップ」
で講師をさせていただきました。

 

お蔭さまで、片づけが苦手な先生方が
多数ご参加いただき、大変盛会の内に
終えることができました。

 

私自身もいつも以上に饒舌に
いろいろな角度から片づけの話を
することができました。

 

その中で特に実践的に役に立つ
「ある重要な箇所」について、
意図的に繰り返し、繰り返し
話をさせていただきました。

 

それは、“まっとうな”スペースを作る
「リセットの片づけ」では
「整理」と「整頓」をしっかり
分けて取り組むということ。

 

そして、最も大切なことは
まず、「整理」だけに絞って
しっかりやりきることなのです。

 

その際のコツは、整理の
「着地点」を明確に決めておくこと。
つまり、何をもって整理が
終わりなのかということです。

 

片づけは、始めることが難しい
のと同時に、終らせることが
さらに難しいのです。

 

そのような「ついやりすぎてしまう」
という人へのおススメの着地点とは

 

「整理で『要』に分けたものを
一旦“元の場所”にただ戻す」

 

ということです。

 

ところがこの着地点、
一見簡単そうでいて、
意外とぶれてしまいます。

 

つい「新たなしまう場所」を
選びに入ってしまったり、

 

つい「新たなグループ分け」の
山作りにはまったり、

 

つい「新たな収納」を
作り始めてしまったり・・・

 

この時点であなたは、
「片づけの迷宮」に迷い込んで
いるかもしれません。

 

もちろん、これらの作業を不要と
言っているわけではありません。
これらは「整頓」のステップでは
ものすごく大事な作業です。

 

ただ、くり返しますが、
片づけ成功のカギは「はじめ」にありき。

 

あくまでも「人生の棚卸し」
である“モノを減らす”「整理」を
いかに徹底してやりきれるかどうか。。。

 

。。。以上のような話を、
冒頭のワークショップで
しつこいくらいに話した後、
最後にある参加者(教師)から
1つ質問がありました。

 

「目の前のダンボールに詰まった書類を
整理したいけれど、その中身を入れたい
棚自体が片づいていないような
“つながっている”状況の場合、
どうしたらよいでしょうか?」

 

答えは、まずダンボールも書棚も
それぞれ1つ1つ別々に「整理」
にだけ取り組むこと。

 

“置き場を決める”「整頓」
は一旦あと回しにして。

 

さてこの質問が、
この先生だけの質問なのか、
全体の声を代表する質問なのかは、
会場の空気で後者であることは明確でした。

 

それくらい、私たちの頭の中では
「整理整頓」はセットになっているのです。

 

かくいう私もこの質問が「またかよ」
の質問(笑)ではなく、この質問が
出てくることがまだまだ私自身の
伝え方の未熟さに対する「バロメーター」
だと最近受け取れるようになりました。

 

そして、実は繰り返し答える中で
得られる最大のギフトは、

 

「新たな理解とそれを
さらに深められること」

 

という訳で、今週は
かたづけの基本であり
重要な部分のお話でした。

 

さて、今週も「人生の棚卸し」
としてのかたづけ、ぜひ
進めてみてください。

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

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◎編集後記
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アクセルとブレーキを同時に踏むと、
車は前には進んでくれませんよね。

 

こんなことは誰でも知っていますが、
同じように、同時にやると決して
いい結果をもたらさない事は多いです。

 

かたづけにおける「整理」と「整頓」は、
アクセルとブレーキほどの対局関係では
ありませんが…同時に行うのはやはり、
やめておくのが賢明のようですね。

 

―安永周平

 

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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