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2014/03/06(木)

【やましたひでこ】問題はとっても大事

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・3・6  No.889

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◆今日の断捨離 「問題はとっても大事」

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

弥生三月六日、啓蟄。

 

土の中の虫さんたちも、
暖かさに誘われて地上へと。

 

雪国に住み暮らす私も、
春の雪はたとえ積もっても、
すぐさま溶けることを知っている。

 

そうですね、春の暖かさは、
土の中から始まるのですね。

 

とはいっても、あまりに沢山の虫たちが、
蠢いて<うごめいて>いるのも困りもの。

 

けっして、心地よい光景ではなく。

 

それと同じように、家の中に、たくさんの
モノたちが跋扈<ばっこ>している光景も、
決して、心地よいものではありませんよね。

 

まあ、虫とちがって、
モノたちは蠢いたりはぜす、
静かに堆積してはいるけれど。

 

夥しい<おびただしい>モノたちの堆積。

 

そして、私たちの片づけの悩みが始まる。
そして、私たちはストレスを溜め込む。

 

けれど、この
「悩み」と「ストレス」ほど、
要注意な言葉はない。

 

「私、悩んでいるのです。」
「私、ストレスなんです。」

 

そう訴え続けて、
そう訴え続けるばかりで、
その解決を図ろうとしない人がいる。

 

そこには、自分の問題を、
誰か他者に解決してもらおうとしているか、
そんな依存もあるのかもしれない。

 

けれど、そればかりでもないよう。

 

問題を、「悩み」という
言葉に置き換えた時、

 

問題を、「ストレス」という
言葉に言い換えた時、

 

思考停止がおきる。

 

問題の内容。
問題の大きさ。
問題の深さ。

 

そう、問題からこうむるダメージについて、
あまり考えていないのです。

 

その証拠に、

 

「片づけに悩んでいて
ストレスいっぱいなんです」

 

と、訴える人に限って、
片づいていない状態の中にあって、
自分がそこでどんな負担を
強いられているのか、具体的に
言えない場合がほとんどから。

 

希薄な問題意識。

 

その問題には悩んではいるのだけど、
その問題内容については
きちんと考えてはいない。

 

その問題の大きさも深さも知らない。

 

もしも、それらついて、
しっかりと把握しているのであるならば、
悩んでいると言っているヒマはないはず。

 

ただちに解決に向けて、
走り出すことだろう。

 

そうだ、片づけとは、
とくにそんな傾向が強いもの。

 

片づけに悩んでいると訴える人も、
片づけのストレスを溜め込む人も、
どこかで、片づいていなくても、
死ぬことはないだろうと思っている。

 

だけど、断捨離は、
ひたすら問題を提起していく。

 

片づいていない状態とは、
モノが溜め込まれた環境とは、

 

自分の心と身体を、
じわじわと蝕むもの。

 

人間関係をも崩壊させていくもの。

 

毎日の暮らしの質を低下させ、
人生そのものを損なっていくもの。

 

片づいていない状態で、
住み続けることは、
モノが溜め込まれた環境で、
暮らし続けることは、
自分の命を損なうこと。

 

高い問題意識。

 

どうでしょう。

 

それこそが、私たちを、
問題解決志向へと、
行動へと、つなげてくれるのです。

 

有難うございます。
あなたとの出逢いに
いっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

 

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◎編集後記
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17世紀のフランスの思想家であり
数学者でもあるパスカルが残した言葉…

 

「人間は考える葦(アシ)である」

 

葦(アシ)とは、イネ科の多年草であり、
自然のうちでもっとも弱いもののたとえ。

 

つまり、人間は弱い生き物だけど、
「考える」「思考する」ことができる事が
偉大であり、尊厳があることだ…と。

 

その思考を止めてしまったら…
下手をすれば、自分の「存在意義」すら
感じられなくなるかもしれません。

 

「どうせ私なんて…」

 

つい口に出てしまうそんな言葉は、
「思考停止」から起こっている…

 

そんな事を考えてしまいました。

 

思考停止に陥らないように、
人としての尊厳を失わないように、

 

ぜひ、日頃からモノに向き合い、
考え、思考することによって、
自信あふれる日々を送るための
行動を起こしてみませんか?

 

―安永周平

 

PS
そんな行動を起こしたい方には
コチラがオススメです

http://123direct.jp/tracking/cr/PO1lQ5JG/163999/12136453

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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