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2014/03/07(金)

【小松易】「違和感」こそ成長の源

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2014・3・7  No.890

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◆今日の断捨離 「「違和感」こそ成長の源」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

かたづけ士になって
今年で丸9年。

 

お蔭さまで周りの人から本当に
たくさんのアドバイスをいただきました。

 

なかには、私の成長のためにと
あえて「苦言」を呈してくださった方
もいて、ほんとうに感謝しています。

 

その助言の中でも

 

「その提案はちょっと飲めませんよ!」

 

と本気で思ったのが、
当社の黎明期にお世話になった
コンサルタントOさんのこの言葉。

 

「小松さんの話す時間は
『30分』で大丈夫です。」

 

2008年、まだテレビや
ラジオなどにも出たことがなく、
出版できた唯一の書籍は
初版の数千部が全く売れずに
四苦八苦していた頃。

 

銀座のシェアオフィスで月1回の
セミナーをリニューアルして開催する
企画をOさんに相談していた時に
彼の口から出た受け入れ難い一言。

 

* * *

 

30分で良いわけないじゃん!

 

セミナー時間は120分もあるんだから
質問時間を20分と多めに設定した
としても100分、それでも
伝えたいことを話せる
十分な時間とは言い難い。

 

それを30分で良いとは
なんと無茶で、無理な提案!

 

と心の中で散々思った挙句、
Oさんにこう聞きました。

 

「で、残りの90分は
何をすれば良いんですかね?」

 

「参加者の話を聞いてあげてください。
90分間、片づけで困っている参加者
から質問をもらい続けてください。」

 

とOさんはキッパリと私に言いました。

 

そしてさらに、

 

「恐らく小松さんにとって
違和感がある話だと思いますが、
その違和感を持ったままでOKですから
その状態で1回やってみてください。」

 

セミナーの当日、私は半信半疑のまま、
Oさんのアドバイス通り、
なんとか30分で話を終えて、
無茶苦茶「違和感」があるまま
10人の参加者一人一人から
質問を受け始めました。

 

終った時には、初めての経験で
背中にびっしょり汗を掻いていました。

 

ただ、すこし爽快感もあって
不思議な感覚を体に感じていました。

 

終了後、恐る恐るアンケートに
目を通し始めると、ある女性の
次の文章が目に入りました。

 

「小松さんのお話もよかったのですが、
なにより質問コーナーがとても
参考になりました。」

 

別の男性の感想は、

 

「質問コーナーで他の人の悩みを聴けて、
かたづけで困っているのは
自分だけじゃないと知ることができて
心がすこし軽くなった。」

 

とにかく意外だったのが、
「質問コーナーが良かった」という
感想がほぼ全員の感想にあったこと。

 

中には

 

「私が四苦八苦しながら質問に
答えていたことに親近感を覚えた」

 

という感想までありました。

 

私はこの時、自分を変えるには
「違和感」を持つことはとても
大切なんだと知りました。

 

片づけることに
ある種の心地の悪さを感じる。

 

それはもしかしたら
あなたが変わるために必要な
感覚なのかもしれません。

 

余談ですが、その後これは
「質問の千本ノック」と呼ばれて、
今の私の現場力の源になっています。

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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「コンフォートゾーン」という
言葉がありますが、簡単に言えば
居心地のいい状態であり場所であり環境。

 

よく言われるのが、
人間の成長というのは

 

「コンフォートゾーンの外」

 

にしかないということ。
そしてそこは、

 

「違和感満載」
「居心地が悪い」

 

そんな環境です。

 

私たちは、基本的には現状維持を
好む生き物ですが、よりよい人生を
望むのならば、同時に変化を
し続けなければいけません。

 

断捨離は停滞をヨシとしません。
変化をし続けること、その変化を
加速し続けること…

 

変化に対する対応力の強さが
今の時代は大きな強みになるはず。

 

変化の多い日々に、
自ら飛び込んでみるのは、
とっても価値のあることだと思います。

 

―安永周平

 

PS
こちらの講演会ではきっと、
「病気」がネガティブなものから
むしろポジティブなものになるような
視点の「変化」を体験できますよ♪

http://123direct.jp/tracking/cr/zrl2cVdB/164026/12136453

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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