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2013/07/06(土)

【三枝陽子】首がまわらない

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 三枝陽子

 

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2013・7・6  No.646

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◆今日の断捨離「みことば通信14_首がまわらない」

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FROM 三枝陽子

 

ごきげんさまです。

 

『断捨離』編集担当、
北海道断捨離会の
三枝(さえぐさ)陽子です。

 

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http://dansharikai.net/

 

党首 首長 首都 首相 首位…

 

「首」という字は、こうして並べてみると、
社会的なトップとか最重要とかという
意味合いがあるのがよくわかります。

 

「会社をクビになる、クビを切られる」
というのも社会的な生命線を断たれるという
意味合いで使われています。

 

ーーー

 

白川静『常用字解』によると、
首という字は象形文字。
「目」の部分は顔を表し、
その上の部分は髪の毛を表しています。

 

と同時に、
なんだかとんでもないコトが
書かれてありました…

 

「首を逆さまに懸けている形は県(かける)である。
異族の者の首を携えて、その呪力によって邪霊を
祓い清めて進むことを導く(みちびく)といい、
祓い清められたところを道(みち)という」

 

「県」は「首」が逆さに置かれた
象形文字だった、というのも衝撃的。

 

そして、普段頻繁に使う「導」「道」に
こんな奥深い、古代からのメッセージが
あることに驚かされます。
(白川静先生の本は一家に一冊!おすすめです)

 

「導かれるように、断捨離と出会ってしまった…」

 

とか

 

「さ、断捨離道を極めるぞ~」

 

なんて日常会話も、語源を知るとまた、
言葉の味わいはまったく違ってきます。

 

この感覚、
「言葉の潜在意識」
と言ってもいいのではないでしょうか。

 

普段、知らずに使っていますが、
言葉の土台を知ると、
うかつに使えませんよね。

 

ーーー

 

頭、肩、胸、腹、腰、足…

 

身体の部位はどれをとっても
それぞれに大切。

 

中でも、首の大切さというのは、
肉体的な生命線であると同時に
社会的な生命線でもある、
というところではないかと。

 

時間に追われたり、
お金の計算に心を砕いたりしていると、
首が凝り固まってきます。

 

まさにこれが「首がまわらない」という状態。

 

首と同時に、首の位置にあたる、
足の反射区(親指の付け根)も凝ってくる。

 

会社員時代、お世話になった
リフレクソロジストの方に
足を触られながら、

 

「いま、〆切りに追われてる?」

 

と聞かれたことを思い出します。

 

首が回らない状態とは、
少なからず自分の社会的生命を
犠牲にしている証拠なのかもしれませんね。

 

…と、足の親指を揉みながら
ようやく今週のメルマガの原稿を
書き終えることができました(笑)

 

 

【今週ダンシャッたモノ:大量のDVDケース】

 

 

 

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

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三枝陽子

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