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2012/05/21(月)

【やましたひでこ】ストレスを作っているのは・・・

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」

2012・5・21 ツꀀNo.235

 

 

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●やましたひでこの断捨離通信講座
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ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

最近、つくづくと思うこと。

価値観の多様化は、とどまることなく、
しかも、その変化も激しくて。

「自分軸」の価値観で生きる人生の選択。
「他人軸」の価値観で生きる人生の選択。

いえ、価値観は、知らずやり取りされるものだとしたら、
自分が意識できた価値観が「自分軸」で、
自分が無意識のうちに刷り込まれた価値観が、
「他人軸」だと解釈するのが妥当なのかもしれない。

これからの時代、「他人軸」で生きていく先には、
どんな閉塞と犠牲が待っているのかと思う。

そのかわり、「自分軸」が意識できればできるほど、
人生は、より果敢な挑戦が可能となる時代。

そして、その先。

多様な価値観の中、自在に泳ぐ私たちが得るものは、
自分軸と他人軸にさえ拘ることのない、
囚われのない世界。

そんな俯瞰的妄想<?>に、浸っている私です。

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日も、メールマガジンをお届けします。

あなたとわたしの「ごきげん度」UPに、
より貢献できることを願いつつ。

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◆セミナー情報

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川畑のぶこ「メンタルの断捨離セミナーin東京」
仮予約エントリーを受付中です。

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◆今日の断捨離 ストレスを作っているのは・・・

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FROM ツꀀやましたひでこ

なんだかんだと続いている【答え】探し・・・5回目となりました。
ここらで、ひとます最終回としたいところではありますが^^;

ある読者さんからの【ひとつの質問】に、
読者の皆さんとやましたとで、【答え】探しをしています。

題して・・・

◆質問の中に、ちゃんと【答え】がある◆シリーズ。
【一人暮らしの義母に】バージョン。

今回は、その5回目

初めての読者さんは、以下の記事を、
順番に、どうぞ、確認してみて下さいね。

●その1
http://www.yamashitahideko.com/2012/05/03/mailmagazine217/

●その2
http://www.yamashitahideko.com/2012/05/10/mailmagazine224/

●その3
http://www.yamashitahideko.com/2012/05/14/mailmagazine228/

●その4
http://www.yamashitahideko.com/2012/05/17/mailmagazine231/

「一人暮らしの義母に」に難儀しているお嫁さん。

読者の皆さんから寄せられた回答で、
圧倒的に多かったのは・・・

「義母さんは、きっとお淋しいのでしょう。
それを、わかってあげて下さい」

そうですね、確かに、このお姑さんは、
一人暮らしで淋しい・・・

はい、そこへの理解はとても大切だとは思うけれど、
この理解だけで、お嫁さんである質問者さんが抱えている心の重さが、
解放に向かうには無理があるように思うのです。

どうでしょう?

人とは、誰でも淋しい存在。

誰もが、淋しい存在だからこそ、
お互いに、承認欲求を突きつけあうのだけれど、
それは、淋しさへの「閾値」(いきち)を高める「自助努力」と、
自分と他者相互への「いたわり」があってこそ、
癒されるものだと思うのです。

だから、淋しい「環境」の中にあるのと、
淋しさを「武器」の如く振りかざして、
周囲になんだかんだと要求を繰り出してくることとは、
別物なんですよね。

・だって、私は淋しいのだから・・・
・だから、淋しい私を、周囲がサポートするのはあたり前・・・
・しかも、子とは親を最優先に、それをすべきでしょう・・・

言うなれば、これが、義母さんの観念。
この観念・価値観に基づいた「期待」を、
周囲に、特に、お嫁さんである質問者さんに、
突きつけてくるのですよね。

一方、お嫁さんの方は、
義母の観念価値観には同意はできない。
自分には、もっと大切な価値をおくものがあるのだから。

そう、質問文の中にあるように、
自分の子供たちとの時間が一番の価値なんですよね。

さてと、断捨離とは、自分軸。

“わたし”は、どうしたいのか。
“わたし”は、どうありたいのか。
まずは、それを、自分に問いかけて、確認していく。

ここからは、義母さんの領域ではなく、
お嫁さんである質問者さんご自身の領域です。

「私は、大切な子供との時間を確保したい」

どうですか、そう思い考えているのは、
間違いないですよね。

でも、質問者さんは、
義母に「生活が侵食破壊される。ヘトヘトです。」と、
訴えているのです。

けれど、義母の「浸食」に
「許可」を出しているは誰なんだろう。

「いつ呼び出されるかわからないから旅行なんて遠い夢。
GWなのに予定は真っ白です。」と、自ら言っているように、
連休に予定を入れず、待機することを「選択」しているのは、
誰なんだろう。

そう、他ならぬ嫁である質問者さん自身。

もちろん、ここで、
「でも、だって義母は強いから・・・」と、
反論したくなるかもしれませんね。

「浸食」に「許可」を出している訳ではなくて、
強い義母に「負けて」しまうのだと。

けれど、無意識のうちに、義母の存在を、
怖ろしく大きなモンスターに仕立て上げてはいませんか?

義母さんは、淋しさをかこっている一人の人間です。
お嫁さんの命を脅かそうと意図している訳ではないですよね?

義母に、「NO」と言って「断る選択」をし続けないのは、
なぜなんでしょう。

義母に、自分の都合を優先することの「宣言」を、
し続けないのは、なぜなんでしょう。

それらを「回避」しているのは、なぜなんでしょう。

やはり、義母さんが、怖いからですか?

ああ、これだと、堂々めぐり・・・ですね。
「出来ない探し」をするのは、私たちは得意だから。

質問文には、こう記されています。
「私たちは別に誰からどう思われようがいいんですけれども・・・」

もし、これが、質問者さんにとっての真実ならば、
この「誰から」の「誰」の中に、
「義母」がカウントされてもいいですよね。

違いますか?

義母に「NO」と宣言して、義母にどう思われてもいい・・・
その結果、義母の周囲の人たちからも、どう思われてもいい・・・

どう思われてもいいから、
「私は、子供たちとの時間を大切に最優先させる。」

周囲に、この宣言をすることに、
いえ、それ以上に自分に「宣言」し、実行することに、
ブレーキを加え、「制限」を課してい質問者さん自身の、
「観念」は何なのでしょう。

その「観念」に基づいて、質問者さんは、
何を「怖れ」、何を「守ろう」としているのでしょうか。

繰り返しましょう。

断捨離とは、自分軸。
断捨離とは、関係の問い直し。

そう、義母さんであれ、このお嫁さんであれ、
どんな価値観念をもとに生きようが、
それは、ぞれぞれの人生の自由。

だから、価値観念のジャッジはしませんね。
嫁姑それぞれがもつ価値観念の「正誤」について、
考察することはありません。

検証するのは、自分の持っている価値観念が、
今の自分にどのように「機能」しているか、どうか。

その「観念」は、今の私を、縛り付けるものなのか・・・
その「観念」は、今の私を、解放してくれるものなのか・・・

その「観念」は、ごきげんに機能しているのか。
それとも、不機嫌に機能しているのか。

観念との関係の問い直しをするのが断捨離。

どうやら、お嫁さんである質問者さんは、
「嫁とはこうあるべき」という世間という他人軸の観念に、
無意識に囚われているようです。

そして、それが苦しくて、義母への不満と我慢が、
蓄積し続ける。

けれど、不満と我慢を重ねることを選択し続けているのも、
他ならぬ「自分自身の選択」であることを、
まずは認めることが解決に向けてのスタートです。

いかがでしょう。

ああ、またまた長くなりました。
次回こそは最終回、まとめにできたらいいかな。

読者の皆さんから、
このお嫁さんである質問者さんの「観念と制限」についての、
考察回答も、たくさんお寄せいただいています。

読者のひとりであり、仲間でもあるあなたも、
どうぞ、お寄せ下さいね。
https://business.form-mailer.jp/fms/00ffce4713490

有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝を。

やましたひでこ

 

 

What’s danshari ? ツꀀLet’s danshari ! ツꀀViva danshari ♪
_____________________________________________

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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