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2016/05/18(水)

【川畑のぶこ】[Q&A] 夫へのモヤモヤ感を払拭できません。

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、 川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。

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Q:夫へのモヤモヤ感を払拭できません。

結婚して10年です。
仕事をしたい思いを夫に伝えましたが、
子どもが小さい時は子どものために家に
いてほしいと言われて諦めました。

また、自身もカギっ子で寂しかったため、
四年生くらいまでは子どもを家で迎える
母になろうと思い、専業主婦をしています。

経済的には、夫の収入では間に合わない
部分は、私の貯金を崩して来ました。
その金額は一千万を越え底をつき始めて
います。

経済的にも、もう働かなくてはならない
のですが、専門職なので、ブランクが
出来たことへの不安。経済的に余裕が
ないので、ずっと自分にはお金をかけ
ないできたのに貯金がなくなったこと。
すべてにおいて子ども優先にし続けて
きたこと。

いろんな気持ちで、自己犠牲感に
さいなまれていると感じます。

夫だけが時間を気にせず仕事をして
自己実現して、私の貯金と、
専業主婦のサポートを受けているという、
腑に落ちない思いもあります。

夫が働いてくれるから生活出来てきた
ので、感謝の思いもあるのですが、
モヤモヤは生まれます。

この気持ちをどう処理したら良いか、
アドバイスして頂けないでしょうか。

尊敬する川畑先生の考えを是非、
よろしくお願いいたします。

【しまちゃん・40代・主婦】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

お子さんのために自己犠牲を厭わず
ここまでやってこられたのですね。
お子さんも、ご主人もそんなしまちゃんに
支えられて幸せですね。

4年生くらいまではお子さんを
最優先にすると決めておられ、
そのことに納得がいくのであれば、
その価値は大事にされたら良いかと
思いますが、そのことで経済バランス
が崩れ、生活がままならなくなるなら
やはり策を講じなければいけませんね。

今しまちゃんのお子さんが
おいくつかはわかりませんが、
4年生までまだまだなら、そして
それでもやはり子どもと一緒に
いることをしまちゃんが優先するなら、
生活を縮小させなければいけませんから、
ご主人と話し合いが必要ですね。

ご主人と一緒に冷静に数字を
はじき出して、その範囲内で
やっていけるか検討してみることは
もっとも重要だと思います。

夫ばかりが楽をして、しまちゃんの
お金を好きなように使っているという
思いがあるのなら、その不公平さを
ストレートにコミュニケーションして
みることも大事だと思います。

この時、怒りからではなく、淡々と
そう受け止めているので改善したい
(あるいはして欲しい)と伝えてみます。

しまちゃんの大切なニーズを
ご主人にきちんと伝えてみてください。
おそらく、しまちゃんにとって
お子さんを優先したいことは、
働きたいことよりニーズが高い
でしょうから、ご主人に対しては
節度を持ってお金を使って欲しいこと
を真剣に誠実に伝えることが課題と
なるのかと思います。

話したところで変わらない、
と思うかもしれませんが、
コミュニケーションは相手を思い通りに
するためにするのではなく、自分の思い
を共有すること自体に価値があります。

たとえ、ご主人がしまちゃんの
理想通りに変化しなくても、しまちゃんの
思いを理解していることは大事です。

また、お子さんのケアに関しては、
自分がそうであったように、
鍵っ子で寂しい思いをさせたくない
ということであれば鍵っ子にならない
程度に働くオプションもあるのでは
ないでしょうか?

専門職なのでブランクに不安がある
とのことですが、専門職だからこそ、
ブランクさえ埋めれば戦力になるのも
事実です。

まずは、責任の少ない、そして勤務時間が
柔軟なパートから始めることも可能です。
慣れてきてお子さんが4年生になった
時点でフルタイムで復職することも
良いのではないでしょうか。

しまちゃんは子どもを蔑ろにして
いるのではなく、子どものことを
大切に思うからこそ、家庭内の様々な
バランスを取り戻そうと頑張って
いるのだということを忘れないで
欲しいと思います。

子どもはそのことをなかなか理解できず、
自分の欲しいものを親に求めてばかりかも
しれませんが、やがて大きくなった時に
自分自身の経験も重ねながら、
母であるしまちゃんの苦悩と愛を
認めてくれる日が来ることでしょう。

どうかご自身のことも、お子さんを大事に
するように大事にされてください。

PS
実際にお金を稼ぐ仕事に比べ、
家事仕事は賞賛を得られにくいもの。

でも、
「家事は命を守る重要な任務」
もっと認められていい、賞賛されるべき
とやましたひでこは言います。

住空間を健やかに保ち、
家族が健康で元気にそれぞれの
場所で活躍ができるよう、
そして何より、自分自身が毎日を
気持ちよく過ごせる環境を整える
ことも重要な任務の一つ。

そんな環境づくりのヒント。
こちらをぜひ参考にしてください。

http://123direct.jp/tracking/cr/X0YkcHg6/224829/18266578

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

日常で抱えるモヤモヤ感。

誰かに話したり、
ノートに書いてみたりするだけで、
すっきりすること、ありますよね。

あなたが今抱えている『悩み』、
こちらからお聞かせください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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