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2011/08/12(金)

メルマガ29号 捨てて欲しいのに、捨てません。どうすれば?

カテゴリー:メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」 2011・08・12 NO.29

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ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のぽん♪こと、やましたひでこです。

残暑お見舞い申しあげます。

立秋が過ぎて、定番どおりのご挨拶。
けれど、やはり残暑と言うには、違和感がありますね。

暑さは、これからも本番だろうに・・・
はい、ダンシャリアン・断捨離仲間のあなたへ、
今日も、メールマガジンをお届けします。

メルマガ29号、本日配信!

◆断捨離Q&A   ~捨てて欲しいのに、捨てません。どうすれば?
◆お願い     ~セミナー受講生さん、ご協力を!
◆断捨離とわたし ~「断捨離でもたらされたもの」
その3 松川美紀 韓国・ソウル
◆ご報告     ~一点突破支援 安比高原より

今回も、またまた長くなります。

前回のメルマガに、読者さんから抗議がきましたね。
あまりに長くて、読み切れないので、配信解除します!と。

ああ、申し訳ないことをいたしました。

けれど、今回は、もっともっと長いかも^^;
恐縮です。

どうぞ懲りずに、どうか最後まで
お付き合いくだされば嬉しいです。

◆近況&断捨離雑感記
「やましたひでこオフィシャル・ブログ」
「断捨離」~断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵~
http://ameblo.jp/danshariblog/

読者登録、ようこそ大歓迎です♪

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◆断捨離Q&A 捨てて欲しいのに、捨てません。どうすれば?
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たくさんの質問有難うございます。

質問というより、個人的なお悩み相談もあるのですが、
回答は、原則、このメルマガ上に限らせていただいております。
どうか、ご容赦下さいますか。

さて今回、取り上げさせていただいた質問は、以下の二つ。

どちらも、テーマは、「強制」と「自発」。
そして、隠れた課題は、「期待」という名のもとの「介入」。
あるいは、「説得」という「操作」。

どうでしょうか。

【質問】

◆私には6歳の小学一年生の息子がいます。

とにかくおもちゃが増えるので、
何か新しいものを買ったりもらったときには必ず、
ひとつ買ったら10個捨てなさいと言って
捨てさせています。
子供はちょっとしたものをとっておきたがるので
すぐに物が増えるからです。
先日私がダンシャリの本を読んでいると、
詰まる図を見てどういう意味?と聞くので説明しました。
その後、物を捨てるときにあの図のように捨てないと
詰まるのねと理解していたような。。。
私は、とにかくすっきり暮らしたいと願っています。
子供に物を捨てさせるのはよくないのでしょうか?

◆同居している父と価値観が合いません

私は今、83歳の父(元高校校長職;教え子たくさんあり)
と家に住んでいます。

母は、2年前に79歳で他界しました。

今住んでいる家には、父が在職中に教え子から贈られた
古い日本人形、時計、絵などがあります。

この家は、父と母の「思い出の家」になっています。

そんな家を私はこの7月から断捨離し始め、
文句を言う父を説得させながらも、
台所、洗面所、押入れにあった母の衣服などや持ち物、
兄の青春時代の家具、自分の持ち物などを、
トラック5台分ぐらいは処理しました。

しかし、断捨離すればするほど出てくる、
父と母の新婚時代のお皿、お祝いの絵などを、
父は「ダメだ!思い出の物だしまだ使える!」と
反発してくるようになりました。

父は母をこよなく愛し、
自分の仕事も教え子も誇りに思っているので、
この家はまるで父の実績の家です。

2006年に母が病に伏せてから私の人生は一変し看病、
介護の生活になりました。
そんな中でも世の中の変化は著しく、デジタル化は進み、
若い茶バツ世代の子達の大量社会進出などをしり目に、
私は自分の社会復帰に心は焦る一方でした。

断捨離することで自分の人生が変わり、
新しいものを取り入れようと躍起になっている私と、
昔の栄光(=父親の全人生)にこだわり大切にする父とで、
生き方が合わず、断捨離が一時停止しています。

父をこれ以上説き伏せるのは無理なので、
私ごのみの家にできない生活をしている私は、
やはりこの家を出て、
一人暮らしをするしかないのでしょうか?

【回答】

やましたは、こう思うのですよ。

「捨てさせられる」ことほど、厭なことはないと。

自分のモノを、他者から「捨てろ」「捨てろ」と、
迫られることほど、辛いことないし、
それどかころか哀しいばかりに腹立たしいはずです。

それは、相手が、子であり、親であってもです。

なぜなら、それは価値観の押し付け。
押し付けられた価値観には、受容などなく、
反発ばかりが生じます。

私たちは、尊重されていると感じた時、
その相手の価値観に、耳を傾けようとする
気持ちになれるものですよね。

「捨てろ」VS「捨てない」でのバトルフィールドが、
家庭内に展開するのであれば、
それは、断捨離の目指す「ごきげん」とは、異なりますね。

小さなお子さんには、
「捨てさせる」ではなく、お気に入りを「選ぼうね」という
姿勢で向き合っては、いかがでしょうか。

それは、あなたを尊重していますよ、というメッセージ。
それは、「強制」ではなく、「自発」を促すメッセージ。

また、価値観の異なる親を、
自分の好みの価値観に変えさようとすればするほど、
徒労感と敗北感と怒りがこみ上げるものです。

父親の価値観の転換への期待。

裏返してみれば、
それは、かつて、自分が親から期待という操作介入を受け、
いちばん、苦しかったことではないのかしら。

自分の人生を歩みたいと意図するならば、
自分で、自分の選択を。

「ひとり暮らしをするしかないのでしょうか?」と、
他者に尋ねるのではなく、
「自分は、どうしたいのか?」と、自分に問いかける。
問いかけ続けるべきです。

「同居」の選択。
「一人暮らし」の選択。

どちらが、より自分らしくあるかを、知っているのは、
自分しかいませんから。

●やましたひでこへのご質問は、こちらから!
⇒ツꀀhttps://business.form-mailer.jp/fms/e29f73fd7914

※お送りいただいたご質問につきましては、
やましたひでこ本人がお会いして、
直接お話しを聞かせていただく場合もあります。
事務局からご連絡させていただいた際には、
よろしくご協力いただけましたら幸いです。

___________________________

◆お願い アンケートにご協力を!
___________________________

過去に断捨離講座(ベーシックセミナー)を
受講された受講生のみなさん、
アンケートにご協力ください。

みなさんがその後、どのように変わられたのか、
また、以前はどのような問題に直面されていたのか、
お聞かせいただき、今後のセミナーに
生かしていきたいと考えています。

https://business.form-mailer.jp/fms/361240958132

※先着20名の方には断捨離のオーディオブックを
プレゼントいたします。

※プラチナセミナーの受講生さんには、
別途、ご案内させていただきます。
スペシャル特典をご用意させていたただきます。

※後日、やましたひでこ本人が直接お会いして、
詳しくお話を伺わせていただくこともあります。

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◆断捨離とわたし 「断捨離でもたらされたもの」その3
松川美紀 韓国・ソウル
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ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
ソウルの美紀です。

断捨離での気づき、前々回、前回に続いて、その3です。

最後に、断捨離についての思いを。

以前、あまり連絡をとらなくなった仲間から
私たちのこと断捨離したんでしょ?
でも人間関係はそんな簡単に断っていいものではないし、
自分が傷つくよ、と批判されました。

ちまたでは断捨離について、
必要なモノ以外は廃棄する人々、
冷たい人、もったいない、
など表面的な意味合いだけが先行しているようです。

ただ、そういう人たちは実際に断捨離を経験していないので
そう解釈するのも仕方ないと思います。

捨てることもありますが、中古ショップに売ったり、
必要な友達にあげたり、寄付したり、
友達と服を交換したり、、と
自分はもう使わないけれど、
『今』使いたい人の所へと送り出していくこと、
それも断捨離の考え方のひとつですよね。

モノにとっては、『使わずに放置する』ことの方が、
ずっと『もったいない』ことだと思います。

人間関係は難しいこともありますが、
仕事などでどうしても付き合うという意外であれば、
自分の気分がダウンする相手や、
本音で話せないうわべの付き合いなどは、
自分にいい影響を与えないし
会っても楽しい気分になれないので、
関係をお休みする、少し離れてみる、のもありだと思います。
(断捨離の離の部分です)

断るでもなく、捨てるでもなく『ちょっと離れた所から見てみる』
そうすることで新たな関係性も生まれるのではないでしょうか。

断捨離中に、どうしても離れたい人がいました。

すごい悩みましたが、
断捨離という自分と向き合う作業を
したことで自分の気持ちがよくわかり、
相手にもちゃんと誠意をもって話せば
通じるという経験をしました。

今では、普通の仲に戻りました。

中途半端に腐れ縁を続けていたら、
今の気持ちよい関係には
なれなかったと思います。

悩み抜いて厳選したモノ(人々)だからこそ、
最後まで大切に使う、
丁寧に扱う、いつも楽しい気分で身に付けられる、等々
そして『自分軸』で選ぶということは、
自身の意見を大事に扱うこと
になり、自分を大切にすることにもつながります。

自分を大切に出来る人は、
相手のことも尊重することが出来ます。

これってすごい好循環だと思いませんか?!
単にモノの片付けだけでは終わらない、
そこが断捨離の大きな魅力です。

◆美紀さんのブログ Miki☆Sun gold
癒しのエアポート 韓国人×日本人☆韓流婚!
http://ameblo.jp/ainouta-pink/day-20110728.html

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◆ご報告 ~一点突破支援 安比高原より
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6月に、岩手・安比高原でおこなわれた断捨離チャリティ合宿。
収益はすべて、被災地の支援金として
寄付させていただきました。

合宿を主催して下さったのは、
ホテル安比グランドのコンシェルジュ・最上雄吾さん。

その雄吾さんから、一点突破の支援先について、
メールが届きましたので、
皆様にもご報告させていただきますね。

それにしても、安比高原の牛たちも、
今回のセシウム問題で、
出荷停止になっているのですよね。

理不尽なことが、続きます・・・

【支援のご報告】 最上雄吾

皆様ご存知のとおり、今回の安比での合宿セミナーは
東日本大震災のチャリティーとして開催されました。

セミナーの収益金を全額寄付するというこで、
ぽん先生より私が支援先の選択を託されておりましたが、
下記の通り1つの企業と二人の個人を
支援させていただくことに決まりましたので
ご報告させていただきます。

支援先の一つは岩手の沿岸部に鉄道路線を持ち、
津波で大きな被害をうけた「三陸鉄道」です。
http://www.sanrikutetsudou.com/

今回の津波で線路や駅舎が流されるなど、
壊滅的な被害を受けました。
現在は被害のなかった一部区間しか運行が
再開されておりません。
元々地方の赤字路線であったうえに、
今回の被害で全線復旧まで莫大な費用と、
早くて3年後という時間を要する状態です。

岩手の観光は安比のような山や森、あるいは平泉のような
歴史ある文化遺産の他に、きれいな三陸の海も
大きな魅力です。
その海がある沿岸部の復興が無くては、
岩手の観光は語れません。

私が鉄道が好きということもありますが、
岩手の観光業に携わる者として、
三陸鉄道の復興をぜひ応援していきたいと思っています。
今回は皆様のお陰でその一助に携わることができます。

また、二人の個人についてですが、
その一人は沿岸部の釜石市在住で
三陸鉄道に勤務している私の知人です。
自宅は釜石の山側にあるため家も家族も無事でしたが、
勤務先の釜石駅に置いていた自分の車が
津波で流されてしまいました。

その後、とりあえず乗る安い中古車を探すも、
沿岸部では多くの車が津波で流され、
中古車の需要が高まり、物件がない状態のうえに
内陸部も含めて中古車価格が高騰しました。

その話を聞いた私が、近くの整備工場で手ごろな中古車を
見つけて購入し、釜石まで車を持って行きました。
ちょうど震災から1ヶ月目の4月11日でした。

宮古から山田、大槌と、海沿いを車で走って釜石まで
車を届けに行きましたが、TVで映像は見ていたものの、
沿岸部各地の津波被害の惨状を現実に目の当たりにして
言葉を失いました。

彼に車を引き渡して立て替えた車代を受け取りましたが、
前の車は新車で購入して1年でまだローンも残っているそうで、
心苦しさでいっぱいになりました。

その後、その友人の知人の奥様も釜石の勤務先の車を流され、
中古車が見つからなくて困っているという話を聞き、
また私が中古車を探して、先月釜石のその方に届けました。

たいしたことはしていないのですが、
その二人からは「車を見つけてくれてありがとう」と
感謝されました。

今回はその二人に中古車代に相当する金額を
支援させていただくことにしました。

みなさまの合宿セミナーご参加が、
このように東北の支援に役立っております。

今回このような計らいをしてくださったぽん先生に、
そしてみなさまからのご支援に、
心より感謝を申し上げます。

本当に、ご支援ありがとうございます。

感謝をこめて 最上雄吾

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◆ご案内
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8月、セミナーはお休みです。
再開は、9月から。

9月以降の年内の予定のUPついては、
今暫く、お待ちくださいませ。
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ありがとうございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝を

やましたひでこ

◆断捨離セミナー情報は、以下で公開いたします。
⇒ http://www.yamashitahideko.com/seminar/

◆断捨離講座は、やましたひでこ個人が、主催することはありません。
個々の講座詳細については、どうぞ、主催者さんにお問合せ下さい。

What’s danshari ? ツꀀLet’s danshari ! ツꀀViva danshari ♪
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