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2012/09/03(月)
【やましたひでこ】ブータン帰りのやました、読者に怒られる
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・9・3 No.339
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◆今日の断捨離 ブータン帰りのやました、読者に怒られる
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
長月、9月。
これから過ごしやすい日も増えていきますね。
けれど、夏が終わってしまうのは、
少しばかり淋しいような。
そしてね、今月や来月のスケジュール帳を見ると、
あまりの予定満載に溜め息も。
ああ、けれど、これこそが時間軸のズレ。
先の予定で、今の時間を損なうことはありませんよね。
先のことは、頭の中から断捨離し、
今、目の前のことに焦点をあわせることに。
そう、やましたは、休み呆け、ブータン呆けから、
復活の兆しです^^;
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。
◆「雷龍の国ブータン」旅日記は、ブログにup連載中です。
どうぞ、お立ち寄り下さいね。
http://ameblo.jp/danshariblog/entry-11342428706.html
ただ今、「連載その5」です。
◇◇◇
ブータンでは、ネット環境に居なかったので、
その間、読者の皆さまから頂戴した沢山のメールを、
今、読ませていただいているところ。
読者の皆さんからのメールは、とても励みになります。
有難うございます。
そして、ひとつひとつにお返事が出来ないこと、
どうか、どうぞ、ご容赦下さいますか。
さて、その中のひとつ、
読者さんからこんなご要望が。
「メルマガ全体に対してのお願いなのですが、
具体的でない話が続くと、どうも読みにくいので、
なるべく具体的な例とからめて書いていただけると、
わかりやすくてありがたいです。」
ああ、申し訳ないです。
可能なかぎり、わかりやすくを心がけますね。
そうですね、断捨離的思考の特徴は、
「抽象度」をあげていくこと。
言い換えれば、具体的な事例が、
いったい何を「象徴」しているのかを、
カタチある領域、見える世界の出来事が、
カタチのない領域、見えない世界を、
つまり、意識をどれだけ映しだすのかを、
探求していくこと。
「具体的」と「抽象的」
このバランス思考が、うまく機能すると素敵だなと、
やましたも思います。
ところで、もうひとつ、読者さんからのメールのご紹介。
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やました先生、こんにちは。
いつもメールマガジンを拝読しています。
断捨離を通じて、自分軸について考えてみました。
思いおこせば、「捨てる」ということに気付いたのが4年程前のこと。
確かその時は、45リットルのゴミ袋が7袋あったことを覚えています。
でも捨てたは良いけど、やはり増えることになり、
一体私は何をしているんだろうと堂々巡りをしていました。
そんな時に出会ったのが「断捨離」です。
今まで捨ててきたものの大半は、
母親から与えられたものばかりでした。
もちろん、自分で購入したものもあります。
でも、ほとんどが母親が強制的に私に持たせたものでした。
高級なお洋服や鞄、靴、貴金属、食器、挙げればきりがありません。
母親には理想の女性像があり、
どうしても私をその像に近づけたくて仕方なかったのでしょう。
だけど与えられたものは、私の嫌いなものばかり。
着心地の悪い洋服、ただ重いだけの貴金属、
年齢に不釣り合いな鞄や靴。
恵まれている、と言えばそれまでですが、
それらが本当に鉛のような重さに感じていました。
断捨離を知り、ほとんどのものを手放しました。
その一方で、どうしても手放すことができないモノがあることも事実。
「捨てようか、でも、やっぱり手元に残しておこうか…」
そんなことを思いながら、残っているものを眺めています。
そこで気づいたことがあるのです。
断捨離って、ただモノを捨てるということではなくて、
迷っている自分に気づくことなんじゃないかなってこと。
そこから本当の自分軸が始まるんじゃないかなってこと。
私が母親にしてもらいたかったことは、
高価なモノを与えることではなくて、
何が好きなのかを理解してもらいたかったことだと思います。
たくさんのモノを与えてくれた母親ですが、今はもう天国です。
捨てまくる私を見た姉は、「バチが当たる」と言いますが、
一度も当たったことがありません。
ただ、母親がくれたモノを手放すとき、
手放したいと思っているモノを見たとき、
心の奥がとても痛い。
大袈裟かもしれませんが、えぐられるような気もします。
長年姑に尽くしてきた母親は何も買い物ができなかったので、
その矛先が私に向いたのかもしれません。
母親の愛情という仮面かもしれないけれど、
高価なものを買い与えるという方法が、
母親なりのベストな方法だったとも思います。
だけど私には、母親が与えたもので絶対に手放さないものがあります。
それは、誰かに出会ったら挨拶をするということ、
何かをしてもらったら感謝の気持ちを伝えるということ、
間違ったことをしたら謝るということ、etc…
不思議なことに、目に見えないものばかりですね。
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母親が、ひたすら買い与えてくれたモノたちと向き合う。
そう、「具体的」なモノと向き合うと、
自分の心までも見えてくる。
それらモノたちが、母親の心模様の「象徴」だったことに、
気がついていく。
それらモノたちを、断捨離していくことで、
最後には、母親が遺してくれた、
本当に大切なものを発見していく。
その本当に大切なものは、
「目にみえないものばかり」という不思議・・・
ああ、気づきに溢れた素晴らしいメールを、
有難うございます。
そう、断捨離とは、
「具体的なモノの領域」と「気づきの領域」を、
「見える世界」と「見えない世界」を、
自在に自由に旅するツール。
どうぞ、これからも、この旅を愉しんで下さいね。
時に泣いたり、時に笑ったりしながら。
もちろん、やましたの旅も、まだまだ続きます。
時に怒ったり、時に喜んだりしながら、きっとね。
有難うございます。
いっぱいの感謝を、あなたとのご縁に込めて。
やましたひでこ
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What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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