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2012/08/20(月)
【やましたひでこ】心へのフォーカス
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・8・20 No.326
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◆今日の断捨離 心へのフォーカス
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
8月も、いよいよ後半に。
まだまだ暑さが続くのかもしれ
ないけれど、夏大好きの私にとって、
夏が終わりに近づくことほど、
淋しいことはないですね。
しかも、この夏は、まったくといって
いいほど、戸外で過ごすことはなく、
お盆のお休みも、たくさんの原稿と睨めっこ・・・
けれど、私の夏はこれから、これから。
さあ、気を取り直して、名残りの夏を
満喫しますよ、さっさと、原稿を片づけてね^^;
ああ、これって、自分への宣言ですね!
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。
◇◇◇
先週8月16日木曜のメルマガ、お読みになりましたか?
【やましたひでこ】核心的メッセージ
http://www.yamashitahideko.com/2012/08/16/mailmagazine322/ 
その記事に対して、読者さんから、こんなご質問を頂戴。
—【質問】————————————–
8月16日付「核心的メッセージ」で母親に
反発してた女性ですが、片づけではなく、
他のことに原因があった場合、どうやって
片づけられるようになるのでしょうか。
その原因を自覚すれば片づけられるもの
ではないと思います。
その後の対策について知りたいです。
私にも片づけ自体にではなく、間接的に
何らかのネガティブな思いがあります。
「自分には散らかった部屋が似合ってる」
「自分はきちんと整理整頓された部屋
にふさわしくない」など。こういう思い
に気づいたとして、ここからどのよう
にすれば片づけられる自分になれるのか、
いろんな本を読んだりセミナーを受けても
見えてきません。
毎回、これだったらできるだろうという、
小さい目標を立ててみるのですが、
積み上げた本や衣類を見るたびに疲れて
しまって放置という状態が続いています。
————————————————
そうですね、質問には質問で返すのが、
やました流。なぜなら、やはり、この読者
さんの質問文には、いっぱいのヒントが
隠くされているから。
「その原因を自覚すれば片づけられるもの
ではないと思います。」
まず、「原因の自覚」が解決には繋がら
ないと「思う」理由は、どこからきて
いるのかしらと。
なぜ、そう思うのでしょう?
そこを思考していくのは面白いのでは?
原因の自覚は、意味のないことなのですか?
そういう経験を過去にいっぱいしてきたからですか?
等々・・・
けれど、それ以上にやましたが
感じるのは、片づけに対して、どうして、
私たちは、「できる」「できない」という
位置取りをとるのかということ。
「られる」「られない」と思考するのかということ。
「できる」「できない」という能力。
「られる」「られない」という可能性。
私たちは、どうも「能力」「可能性」に
焦点を合わせる傾向、癖があるようですね。
自分への問いかけが、「どうしたら・・・」
という、「能力」「可能性」がベースに
なっているとしたら、私たちのマインドは、
そこで「出来ない」理由を探し始める。
だって、でも、だけど・・・と、マインド
がざわめくがごとく。
だから、ダンシャリアンは、自分にこう問い
かけるのです。
「したい」のか「したくない」のかと。
〝わたし〟は、片づけたいのか、片づけたくないのか。
そう、自分の「したい」という心に焦点を
合わせていく。その「したい」という気持
ちに素直になっていく。
そうすれば、私たちのマインドは、
「出来る」理由探しを、自動的に始めていくのです。
そうか、そうなんだ、そうだよね・・・と、
マインドが愉しみだすがごとく。
「できる」「できない」というのは、結果へのフォーカス。
「したい」「したくない」というのは、心へのフォーカス。
結果へ焦点は、時間軸のズレと他人軸へのブレがある。
心への焦点は、時間軸は今であり自分軸。
そしてね、もちろん、「したくない」という
今の自分の心にも寄り添ってあげる。
自分で自分を責めることほど、無益なことはないのだから。
そうですね、断捨離とは、片づけること
を目的にしているのではなく、
片づいたという結果に焦点を合わせるのではなく、
ただただ、今の自分の「ごきげん」にエントリーするのです。
そして、「ごきげん」にエントリーする心が身体と結びついて、
片づけという行動へとシフトしていくのです。
いかがでしょう。
◆あなたの質問や感想、断捨離体験を、どうぞ、やましたひでこまで。
https://business.form-mailer.jp/fms/e29f73fd7914
有難うございます。
いっぱいの感謝を、あなたとのご縁に込めて。
やましたひでこ
PS.
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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