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2012/08/16(木)

【やましたひでこ】核心的メッセージ

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・8・16  No.322

 

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◆今日の断捨離   核心的メッセージ

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FROM やましたひでこ

 

ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

残暑お見舞い申しあげます。

 

お盆のお休み、いかがお過ごしでしたか。
お盆のお休みのない方も、いかがお過ごしでしょうか。

 

昨日の水曜メルマガ担当の川畑のぶこ女史、
沖永良部島のご実家にて、青空と美しい海を満喫とか。

 

なんとも、羨ましい。

 

そして、お墓参りもして、
ご先祖様に感謝を捧げられている。

 

一方、私、やましたは、お盆休みに
何をしたかといえば、曇天時々大雨の
天候の中、実家の仏壇を分解して
断捨ったのでありまして。

 

あらら、なんというバチあたりな・・・
おお、ご先祖様はお怒りになるかも・・・

 

いえいえ、そうではありません。

 

実家の仏壇が、ずっと放置されたままに
あったので、思い切って新しくすることに。

 

そもそも、この仏壇、実家にやって来た
経緯からして、間に合わせの、有り合わせの
次第にて。分家で典型的な核家族の実家で、
必要に迫られたゆえの急ごしらえの代物だっ
たので、結果、当然のことながら、あまり
面倒もみて貰えず状態。

 

ああ、仏壇に「トキメキ」を感じる人は、
少ないかもしれないけれど、
だからといって、ときめかないので捨てるのではなく、
実際、ときめくような仏壇ではなかったにせよ、
今度こそはと、出来る限りの想いを乗せて、
ご先祖さまの住まいを誂えるためなのです。

 

それにても、新しい仏壇がやって来る前に、
今の仏壇を断捨るとは、ああ、私らしいかなと^^;

 

そう、断捨離はout、「捨」が優先なので。

 

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。

 

そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。

 

◇◇◇

 

東京での1day断捨離ベーシックセミナー、
100名を超えるとてもたくさんの方々が
受講して下さって。

 

嬉しい驚きとともに感謝でいっぱいです。
有難うございます。

 

8時間の長丁場、モノだけではなく、
そう、モノにとどまることなく、コト、
ヒト、ココロへと、断捨離的な片づけの
意味意義が展開していくのです。

 

そして、終わってからも、質問者さんが
列をなすのも、いつものこと。

 

その中に、こんな質問が。

 

「結局のところ、片づけの意義がわから
ないのですが・・・、やはり、片づけな
くてはならないのですか?」
彼女の講義メモのノートには、丹精な文字で
しっかりと「わからない」と書き込まれている。

 

そうだ、彼女は、この1日を、いわば片づけ
のセミナーの間中を、片づけの意義が
「わからない」と感じながら過ごしたこと
になる。

 

けれどね、この「わからない」という言葉
から、そして態度から、ひとつの核心的メッ
セージが読み取れるのです。

 

そう、「わからない」というのは、反発。
そう、「わからない」のではなく、
わかりたくないのです。

 

一瞬にして、彼女の心の叫びが伝わってきて、
私にも、とても切ない想いが湧いてくる。

 

「それは、反発でしょう?
しかも、それは片づけへの反発ではなく、
片づけを強要してきたお母さんへの反発だよね?」

 

そう、私が回答を返すと、彼女は戸惑いの
表情とともに、大粒の涙をこぼす。

 

そうだよね、彼女が、一番受け入れてほし
かったのは、一番認めて欲しかった存在は母親。

 

けれど、それが叶わなかった子供時代。
そして、その母親が、口やかましく「片づけ
なさい」と、繰り返し彼女に言っていたのだと、
やましたは感じたのだけど。

 

「どうだろう、違うかな?」と、
私がたたみかけると、
「どうして、わかるのか」と、驚く彼女。

 

私たちの心は、受け入れられたい相手に、
受けいれらてはいないと感じた時、
とても傷つくのだ。

 

そして、その傷ついた心を守るために、
相手への反発をつのらせる。

 

しかも、その反発という防衛の「絆創膏」は、
自分でも想いもよらないカタチとなるものなんですね。

 

彼女の心の傷への「絆創膏」が、「片づけ」
への反発にとってかわられたように。

 

なぜなら、彼女は、母親のことが好きだから。
受け入れてはくれないと、認めてはもらえない
と感じながらも、母親のことが大好きだったから。

 

この葛藤が、彼女をずっと余計に苦しめていたに違いない。

 

だから、直接的な母親への反発を口にすることなどなく、
変わりに、「片づけ」に代理をさせていたのですね。

 

ああ、「片づけ」は、無実でしたね、彼女の場合。
ああ、愛しいよね、こんな彼女の「片づけ」への反発が。

 

いかがでしょう。

 

◆あなたの質問や感想、断捨離体験を、どうぞ、やましたまで。
https://business.form-mailer.jp/fms/e29f73fd7914

 

有難うございます。
あなたとのご縁にいっぱいの感謝を。

 

 

やましたひでこ

 

 

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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