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2012/08/02(木)
【やましたひでこ】内側の領域
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・8・2 No.308
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◆今日の断捨離 内側の領域
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ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
葉月、八月となりました。
暦の上での立秋は、もう間もなくだけど、
暑さはまだまだ滞在する気が満々のよう。
さて、やましたも、来週末から夏の休暇を頂戴することに。
夏休みが、たっぷりあるあなたも、
夏休みが、少しだけのあなたも、
夏休みが、ぜんぜんないあなたも、
そうですね、どんなあなたであれ、
この夏が、素敵な体験でいっぱいになることを、
想わずにいられません。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、私、やましたひでこからのメッセージ。
そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。
***
先週26日木曜メルマガ、覚えておいでですか?
【やましたひでこ】とても真面目な質問
http://www.yamashitahideko.com/2012/07/26/mailmagazine301/
質問を寄せて下さった読者さんと私たちとで一緒に、
「自分軸」について考えていきませんか?とご提案。
そうですね、「自分軸」と「自分勝手軸」。
どうも、自分軸という視点に慣れていないせいか、
このところの境界線で、戸惑う私たちがいるようです。
自分軸とは、自分の命の声に耳を傾けること。
自分軸とは、今の自分が、何をどう考え感じているのか、
それらに焦点を合わせていくプロセス。
〝わたし〟が、今、考えていること。
〝わたし〟が、今、思っていること。
〝わたし〟が、今、感じていること。
それらに、〝わたし〟が素直になること。
これらに、〝わたし〟が「偽り」を持ち込まないこと。
つまり、今の自分を、しっかり見つめること。
ジャッジをすることをせずに。
どうです、これって、内観でもあり瞑想でもあると、
言えないかしら?
そうですね、自分軸とは、どこまでも、自分の内側の領域。
けれどね、この自分の内側の領域を、
他者に振りかざしたとしたら、
他者に押しつけたとしたら、
他者に同調を強いたとしたら、
それは、たちまち自分勝手軸に大変身!
要は、自分軸の内容が問題ではなく、
自分の姿勢が問われるのですよね、他者との関係においてね。
さて、やましたの呼びかけに沢山のメールを頂戴いたしましたよ。
皆さんが、一緒に考えて下さって、とてもとても嬉しいです。
有難うございます。
そのうちの幾つかを、シェアさせていただきますね。
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◆この意見を書く事、やはりまだ、
正しい答えをしようする自分に気がつきました。
まず、それを、手放して。
自分軸とわがままの境界線・・・
私は、人を見た時、それって わがままじゃないかな と思う時は、
自分の思い通りにしようとしているな と感じた時。
私はこう思う と自分が感じる事を言われた時は 自分軸を感じます。
わがまま はお互い嫌な感情が残り、
自分軸はお互いを認めあう事が出来る と感じます。
◆26日のメルマガを読んでの感想です~。
断捨離的に人生を送るということは、変化を起こすということ。
停滞の対極にある、流動&変化です。
質問者さん達は、この流動を起こしていられるんですよね。
堆積されていたものが、流れ出てなくなっていく。
だから、生活がすがすがしいものになっていっているわけです。
おめでとうございます~ (^.^)
ですが、周囲の人々側からの、質問者さん達への関わり方は、
今だ”堆積していた以前の私”へ向かっています。
周囲の方々は、質問者さんたちの、かつての
「いい人で、私にいつも同調&共感してくれる」姿を当然のように
求めていらっしゃるわけです。
堆積していた、「いい人で、常に同調してくれる人」とは、
周囲の方にとって、きっと、
「私の気持ちを汲んで、さらに、私の感情の責任もとってくれる便利なあなた」
だったのではないでしょうか。
それとは対象的に、質問者さん達の人生がすがすがしく、
ご自分らしく振舞えるようになったのは、
ご自分の感情の責任と在りかを受け持つようになってきたからなのでは
ないでしょうか。
ということで、「自分の感情と感覚に責任を持つことによって、
楽しくなってきた私という自分軸と、
自分の感情と感覚は、あなたのせいだから、責任とってよ!
の他人軸のようです。
質問者さん達は、自分軸でいることの楽しさを味わいはじめているので、
周囲の”他人軸を振りかざす姿”に対して、違和感も感じられるのでしょう。
これもきっと「断捨離センサー」がワンランクアップ!
磨かれてきている証なのではないでしょうか。
ありがとうございました。
今日もDansharing!
◆やましたさん、いつもその深い洞察力にはっとさせられています。
今回の自分軸と我が儘の違い、難しいですね。
答えは人それぞれでしょうし。
質問者さんは、以前は人に気をつかっていたのですよね。
それが今は、人に我が儘ととられる。
確実に前進していると感じました。
だって、人に気をつかっていた頃にはないがしろにしていた
自分軸を、今は大切にしているということですもの。
まずは自分軸にとことん従ってみる。
そうすると自分が満たされる。
その次にやっと、他人に対して自然と思いやりをもてるのではないかな?
気をつかうのではなくて、思いやりや尊重を。
今は成長過程ではないでしょうか。
◆26日のメルマガを拝見し、私も同じことで考えることがあることを
お伝えしたいと思い、メールをしました。
しかし、どう伝えようかと自分を振り返っているうちに、
気づいたことがありました。
「結局、人はみんなわがままなんだ」ということでした。
そう思った瞬間、気持ちがゆるっと軽くなった感じでした。
小さい頃から、
「人に迷惑をかけてはいけません」
「わがままや自己中心的な子は人様に嫌われるよ」
と育ってきたアラサー(後半)世代です。
一生懸命にその言いつけを度を超えて守ってきたんだと思いました。
これが「自分にかけている制限」だったのかと。
そのことを認めて生きていこうと思いました。
自分らしさとわがままのバランスは、
バランスボードに乗っているようなものではないかと思います。
時には真っ直ぐ立ち、時にはグラグラして。
やましたひでこさんのおしゃっている通り、その現状に気づき、
修正できる自分でいたいと思います。
そんな自分に誇りと感謝をもって。
そして、その時その時に
「天の神様、気づかせていただいてありがとうございました」
と、手を合わせて。
最終的には、気づかせていただいたことが嬉しくて、
お礼が言いたくてのメールになりました。
ありがとうございました。
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いかがでしょう。
この読者の皆さんのメールを読んで、
あなたは、どう、感じたでしょう。
そしてね、実は、質問を下さったご当人さんからも、
メールを頂戴しているのですよ。
その内容には、やましたも、感動。
そのご紹介は、次回にまた。
本当は、今ここで、ご紹介したいのだけれど、
これ以上長くなると、また、お叱りを受けるので^^;
ああ、これでも、充分長いですね。
ごめんなさい。
有難うございます。
あなたとのご縁にいっぱいの感謝を。
PS その1
やましたひでへの質問は、こちらへ
https://business.form-mailer.jp/fms/e29f73fd7914
PS その2
「収納術」への問いかけをした本を書きました。
いわば収納術へのアンチテーゼ・・・7月28日発売です。
「知識ゼロからの脱収納の断捨離入門」やましたひでこ<幻冬舎>
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What’s danshari ? ツꀀLet’s danshari ! ツꀀViva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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