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2012/07/26(木)
【やましたひでこ】とても真面目な質問
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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◆今日の断捨離 とても真面目な質問
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
断捨離とは、自分で自分をもてなすこと。
そう、他の誰でもなく、なにより自分を、まずもてなすこと。
昨日の川畑のぶこさんのメルマガにあったように、
自分のために可憐な花を買い求めるなんて、
最高のもてなしですよね。
花束は、たとえば、人に贈ることはあっても、
切り花を、たとえば、玄関に飾ることはあっても、
自分の寝室に、自分のためだけに飾ることは、
ないのではないかしら。
この許可が、自分に出せたら、どんなにか素敵かなと。
これこそが、自分軸の確立に繋がる行動だし、
自己肯定感の現われだから。
ああ、花を飾って愉しむには、その前に、
寝室を断捨離する必要はありますけれどね、もちろん!
さて、先週の19日木曜日のやましたのメルマガでも、
ご紹介させていただいたけれど、
やはり、自分軸と自分勝手との狭間で揺れうごく
悩める質問は、たくさん頂戴しますね。
http://www.yamashitahideko.com/2012/07/19/mailmagazine294/
その中から、二つをご紹介。
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やました先生に是非尋ねてみたい、
今の私の、とある困った感覚について、です。
断捨離を始めて三年。
三歩歩いて二歩下がるようなゆっくりの歩みですが、
ダンシャる度に何段階かを経て人生が展開していくのを肌で感じてきました。
自分の空間も頭の中もスッキリしてきて、
以前の私には想像もつかなかったような感覚で、
日々を過ごせるようになってきたと思います。
これからもまだまだ続けます。
断捨離との出会いには感謝しています。
が、最近自分らしくありすぎて、謙虚さを失ったような、
以前は自信のなさもあり笑顔で通り過ごしたようなことも、
はっきり言えてしまいすぎて、角が立つというか、
・・・何かが自分の中でひっかかっています。
これって、断捨離をすることで向かいたかった方向を通りすぎて、
変な方へ行ってしまったということでしょうか?
自分らしさと、傲慢?のバランスを崩さないためには、
断捨離的には何が大切なのでしょうか?
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はじめまして。
19日付けのメールマガジンを読んではっとしてしまいました。
「わがままと自分軸」に関して…
私が断捨離を始めたきっかけは、仕事を定年退社した母に、
断捨離の本をあげたのがきっかけでした。
せっかく買ったのだからと、自分でも読んで、母にプレゼントしました。
母がちゃんと読んでくれたかは不明なのですが。。。
とにかく母よりも私がはまってしまい、
本を読むのが苦手な母には、私から伝えたいと思っています。
そして、断捨離を始めてから、
生活が本当に良い方向に、気持も良い方向に、
今までの悩みを忘れてしまうようなすがすがしい日々を送っていました。
ところが最近、友達とその彼氏(初対面)、
その彼氏(初対面)の友達と少し遠出する機会がありました。
私は今まで、初対面の人との行動はとても苦手で、
しかし、新しい出会いは大切にしたいので参加はするものの、
とても気づかれしてしまうというのがいつものパターンでした。
しかし今回は、とても楽しく、
疲れと言えば体力的なものだけでした。
その後、友達とのやり取りで、
私の行動が、わがままだと思われていたことがわかりました。
彼氏の友達への気遣いもなかったと…
他にも様々な要因が重なり、こういったやりとりになったのですが、
自分でも、私の行動にみんなを付き合わせてしまっていたな
と思っていた部分もあっただけに、正直反省する部分もあったのですが、
やはり自分軸とわがままの境界がわからず
このまま断捨離を深めていっていいものか悩み始めました。
まだまだ本やメールマガジンでしか学べていない為、
このような内容が含まれる本、ブログ等過去にありましたら、
紹介して頂けるとありがたいと思いメール致しました。
突然の長文でのメール失礼致しました。
宜しくお願い致します。
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このお二人の読者さんからのご質問、
なんだか、見事にリンクしていると思うのは、
私、やましただけかしらね。
まず、お二人とも、とても真面目だということ。
真面目だからこそ、こうして、自分を振り返り、
検証することをしているのでしょうね。
いい加減な人ならば、このような違和感さえも、
覚えないでしょうね、きっと。
だからこそ、この違和感、大切にしたらいいですよね。
この違和感に注意深く耳を傾けたのならば、、
きっと、答えは、自分で見つけられるはず。
まずは、自分自身を信頼しましょう!
さて、このお二人の質問について。
以前にも、メルマガの読者さん皆で、一緒に考えたように、
・「ひとり暮らしの義母に」
http://www.yamashitahideko.com/2012/05/03/mailmagazine217/
また、皆さんの回答を募集したいと思うのです。
はい、もちろん、感想でも意見でも、なんでもどうぞ。
あなたのコメントを大歓迎ですよ。
回答受付
https://business.form-mailer.jp/fms/e29f73fd7914
でね、その前に、ひとつ、やましたから。
私たちは、ブレたりズレたりするのがあたり前の存在。
時に右にブレ、時に左にズレる、それは自然なこと。
ああ、人間だものね。
肝心なのは、そのブレやズレに気がつける自分であること。
気づけさえすえば、いつでも修正がかけられますからね。
物事には、白黒の境界線などなく、善悪正誤もなくて、
自分軸が不足したら、不足したなりの結果がやって来て、
自分軸が過剰になれば、過剰なりの結果を招くだけのこと。
そこから、何かを学びとり、自分を育んでいくことに繋げるのが、
ダンシャリアンのスタンス。
人生には、正解などなくて、
けれど、すべてがまた正解でもある進化発展のプロセス。
それを、愉しみ味わいつくし愛でるのが、
人生のスキルUPというものですね。
どうでしょう?
PS.
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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