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2026/02/04(水)

【川畑のぶこ】後悔癖に苦しんでいます。

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をシェアします。

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【Q】後悔癖に苦しんでいます。

内容は大小様々ですが、
例えば入手困難な品物が
タッチの差で売り切れた時には、

437日間、寝ても覚めても祈り続け、
数倍の値段ではありましたが、
執念で(!?)手に入れることができました。

それでも、あの時ああしていれば、
苦しまずに済んだ…等の後悔が消えません。

また、人に気を遣い無理をしたことで、
怪我をしたり、病気になったりして、
その後遺症があります。

それは悔やんでも悔やみ切れず、
毎日、自分を責めてしまいます。

思考は現実化する、と聞きますが、
上手く行ったことはスーッと流れ、
失敗と感じることに
必要以上にとらわれる。

だから、そう感じることばかり
起こるのでしょうか?

本音を無視した時に
強い後悔が出やすいので、
気を付けてはいるのですが、
いろいろ学んでも
なかなか改善しません。

本当に苦しくて
心身共に疲弊するので、
何とかこの癖を手放し
楽になりたいのですが、

この沼から抜け出せず、
毎日何らかの後悔を
創り出しては苛まれています。

川畑先生、どう考えたら良いのか、
アドバイスをお願い致しますm(_ _)m

【kayon・40代・女性】

【A】胸の内を率直に言葉にして
くださってありがとうございます。

読みながら、これはkayonさんの
性格の癖というよりは、
心が生き延びるために身につけた
必死の働き=生存戦略なのだな
と感じました。

二度と同じ痛みを繰り返さないために、
脳が必死に検証を続けている状態ですね。

脳の役割は
「幸せになること」の前に、
危険を回避し、
「生き延びること」を優先します。

kayonさんの脳は、「もう二度と、
あんな苦しみを味わわせたくない」
という一心で、過去を何度も何度も
再生しているのですね。

つまり、これは
必ずしも欠点とは言い切れません。

守りの力が過剰に働いてしまっている
のだなと、まずはご自身の防衛機構を
受け入れてあげてください。

「思考は現実化する」ということに
関して、失敗と感じることに必要以上に
とらわれるから、そう感じることばかり
起こるのでしょうかということに関しては、
少し誤解があるようです。

実際に起きているのは、
現実が悪い方向に引き寄せられている
のではなく、脳のスポットライトが
「失敗に固定されている」という現象です。

たとえば暗い部屋で、懐中電灯を
「後悔」に向け続けていると、
部屋全体が「後悔で満ちている」
ように錯覚します。

でも、光を向けていない場所には、
回避できた失敗や、守れたもの、
また、ちゃんと踏みとどまれた瞬間が
確実に存在しています。

決して、起きている現実が偏っている
のではなく、見えている現実が
偏っているのですね。

本音を無視すると後悔が強くなると
kayonさんが気づいていらっしゃる点
に関しては、

その理由として、本音を無視した時に、
心の奥では「私は自分自身を裏切った」
という感覚が残ることによると
考えられます。

怪我や病気は、後悔の原因ではなく、
結果であることが多いでしょう。

脳は、「体を壊した=判断が致命的に
間違っていた」と認定し、延々と
反省会を終わらせなくするのです。

このような状況から抜け出すにあたって、
まずkayonさんに
気をつけていただきたいことは、

後悔をなくそうとしたり、
ポジティブに考えようとしたり、
また、「学んでいるのに改善しない」と
自分を責めることをやめることです。

これらはすべて、後悔癖を
「敵」にしてしまうアプローチです。

代わりにやってみてほしいこととして、
後悔が出たら「止めない」で、
その瞬間、こう言ってみてください。

「あ、今『私を守ろうとする脳』が
 働いているな」と。

それ以上は深追いしなくて大丈夫です。
正解を出さず、
ラベリングだけで十分です。

そして、問いを
「どうすれば後悔しなかったか?」
ではなく、
「あの時の私は、何を守ろうとしていた?」
というふうに変えてみてください。

そして、この問いには、
自分を責める回路ではなく、
理解する回路を起動させます。

「後悔=サイン」と捉え、
後悔が強いときは、
「今の私に必要なのは、
 自責でなく、労わりだ」
ということを思い出してください。

後悔を消そうとする代わりに、
肩や胸に手を当てて
「よくここまで生きてきたね」
と声をかけたり、

お気に入りの温かい飲み物を飲むなど
して、まずは体へのケアをしてください。

そして、kayonさんの後悔は、
「真剣に生きてきた人」
「自分にも他人にも
 責任を持とうとしてきた人」の証し
であることを思い出してください。

後悔の沼は力ずくで抜けようとすると、
かえって沈んでしまいます。

まず、力を抜いてひと呼吸。

そして、
「あ、また守ろうとしてくれてるんだね」
と一歩引いて眺めてみます。

すると、自然と足場が見えてくること
と思います。

焦らずに、愛ある好奇心をもって
ご自身と向き合ってみてください。

ー川畑のぶこ

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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