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2025/11/14(金)

【小松易】チームの動きを軽くする──「ルール」の片づけ

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

これは企業にもよると思うのですが、
「このルールって本当に必要?」と
感じたことはないでしょうか。

「確認のための確認」
「報告のための報告」

部署をまたげばまたぐほど、
やり取りが増えていく。

結果として、仕事の流れが
遅くなってしまいます。

これ、家の“モノの持ちすぎ”と同じです。

・使わないけれど捨てられない。

・追加すればするほど、
 モノだけが増えていく。

組織のルールもまた、
気づかないうちに
「過剰」になっていきます。

もちろん、ルールや仕組みは大切です。

でも、それが
「安心や安全」を守るためではなく、
「制約」になっているとしたら、
一度、片づけが必要かもしれません。

「このルールは、誰を守るためにあるのか?」
「いまの仕事のスピードに合っているか?」
「守るより、変えた方が動けるのでは?」

たくさん増えたルールの片づけは
大変かもしれませんが、
実際、仕組みがシンプルな職場ほど、
メンバーは自分で考え、
判断できるようになります。

「任せる」余白があるからこそ、
人が育ち、主体性が生まれていく。

片づけとは、“減らすこと”ではなく、
“動きを軽くすること”。

それはモノだけでなく、
ルールにも言えることです。

職場のスピードが落ちていると感じたら、
まず“増えすぎたルール”を
見直してみましょう。

小さな見直しでも、続けていくうちに、
少しずつ「判断に迷わない職場」へと
変わっていきます。

不要なルールを一つ手放すたびに、
メンバー同士の会話が増え、
「なぜこれをやるのか」が
共有されやすくなります。

やがて、ルールではなく
“目的”を軸に動けるようになり、
信頼が生まれ、
チーム全体の空気が軽くなっていくのを、
実感するはずです。

そして、片づけと同じように

・見直しをする時間
・整理をする時間
・実際にルールを変える時間

それぞれを分けて、
できるところから始めていきましょう。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

いつもあなたを応援しています!

小松易

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◎編集後記
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社会人になりたての頃(いつの話でしょうねw)
いちばん苦痛だったのは
「会議のための会議」でした。
「公式の場で最初から全部話し合えばいい
のに!時間泥棒!」って思ってました。

ほどなく、サラリーマンには「根回し」と
いう大事な仕事があるのを知りました(笑)

山本 響子<断捨離事務局>

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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