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2024/11/23(土)
【おのころ心平】長寿にとってもっとも大事なこと
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おはようございます。
おのころ心平です。
おのころ心平の学習動画
「老化を防ぐ免疫のコントロール学」
2017年に亡くなられましたが、
当時、男性・世界最高齢だった
イスラエル在住の、
イスラエル・クリスタルさんのお話。
当時113歳で、
亡くなられたクリスタルさんは、
1903年9月15日、
ポーランド生まれ。
1939年にポーランドの
ナチス占領期間に
菓子製造業に就き、
スイーツやキャンディを作っていました。
4年後の1943年、クリスタルさんは
アウシュビッツ収容所に送られ、
妻を亡くし、2人の子どもを
ホロコーストで失いました。
クリスタルさん自身は生き残り、
アウシュビッツ収容所で
強制労働に従事しました。
1945年に救出された際は、
体重は37キログラムにまで減っていた
といいます。
僕は、その事実を聞いて、
驚くとともに
「長寿」ということについて
あらためて考えさせられました。
アウシュビッツ生存者が
世界最高齢って。。。
***
元気で長生きのために、
よい食事をとろう
よい睡眠をとろう
運動し、たまに自然に触れ、
なるべくストレスのないように、
自分にやさしい生活をしよう、
という、きれいごとが
あっさりふっとぶ事実を
突きつけられたような
気がしました。
収容所での生活なんて
この世でもっともストレスフルな
体験でしょう。
自然の空気に触れる
どころではありません。
食事も衛生面も
最悪に近かったでしょう。
家族が、目の前で死んで行く姿をみて、
精神的にもノイローゼ状態
だったかもしれません。
そんな体験をした人が、
世界最高齢って・・・。
***
僕は、もちろん現代人にとって
規則正しい生き方、
自分にやさしい生活環境づくりは
ものすごく大事だと思っていますが、
でも、その前に、
まず生き抜く、
という意志がなければ、
それらを、いくら整えようと
むなしいのかもしれない・・・。
生きる意志の付帯要因として
生活環境はあるのであって、
環境が
健康や長寿をつくってくれる
わけではない・・・。
クリスタルさんの人生が、
それを教えてくれているような
気がしました。
***
そう。
第一義的に、
生きる意志を核とすべし。
といっても、
現代人にはそれが
見えにくくなってしまいましたよね。
うー・・・、
あなたが、
どうしても生きるべき
理由とはなんでしょう。
もし、この講座が、
そんな問いへの
答えとなるならば・・・
※ ※ ※
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ーおのころ心平
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◎編集後記
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私のお気に入りのご長寿エピソードは、
ドクターペッパー(エナジードリンク)を
1日3本飲み続けたおばあちゃんの話です。
彼女は104歳の時、
「2人の医者が、ドクターペッパーを
飲み続けたら死ぬと忠告してきたけれど、
2人の方が先に死んだ」
と、インタビューに答えています。
なんと、105歳の時には野球の始球式にも
登場したのだとか。
彼女もまた、健康・長寿の常識を超えた
凄まじい「生きる意志」の
持ち主だったのかもしれません。
西 優里花
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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