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2024/01/19(金)
【小松易】モチベーションとテンションの違い
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こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
2024年は新年早々から
大変なニュースが多く
気分が落ち込みそうになりますが
そんな中開催された箱根駅伝には、
とても大きな感動をもらいました。
優勝した青山学院大学の原晋監督は、
選手のモチベーションを
向上させる采配が非常に上手く、
選手のメンタルケアに
重点を置いていることで知られています。
一昔前は、体育会系といえば
厳しいスパルタ指導が当たり前でしたが、
今はいかに選手たちのやる気を
引き出すかが監督の手腕に
かかっていますね。
私が以前、「身体づくり」の
ご指導をいただいていた
インストラクターの先生は、
こんなことをおっしゃっていました。
「小松さん、
モチベーションとテンションの
違いをご存知ですか?」
モチベーションとは、
内的要因(目的意識や使命感)から
生まれるやる気のこと。
対して、テンションは、
外的要因(情報や人からのアクション)
によって高まり、短期的には非常に
大きなやる気を産むものなんだとか。
どちらも有用なものですが、
5年10年という長期的な観点に立てば
最終的にはモチベーションが
身体づくりやダイエットの成否を
決める鍵になるそうなのです。
片づけの継続もある意味、
この「モチベーションとテンション」
の話が大いに関係します。
例えば、本や雑誌、テレビで紹介される
片づけのやり方・テクニックで
テンションが上がって行動するのは
大事なことですが、
自分自身の片づける目的をしっかり考えて、
モチベーションをキープすることも
合わせて必要なことなのです。
先生曰く、そのためには、
価値観を変えるアプローチが必要。
でも、価値観を自分で変えるなんて
そう簡単なことではありません。
ところが、なんとか時間を捻出し、
週1回のトレーニングに通い出すと、
行くまでは
「ちょっとしんどいな」と思いつつ、
終わった時には例外なく
「あー、今日もやってよかった」
と思える自分に気がつきました。
価値観は、「行動」と
「それによって芽生える感情」から
作られるそうです。
もし、なにかの情報にピンと来て、
「できそう」と思ったら、
まずは、すぐにやってみること。
なぜなら、「できた」という達成感が、
「できそう」から「できる」という
プラスの感情を芽生えさせるからです。
ただし、感情は上がれば下がる
浮き沈みがあるものですから、
繰り返し継続していく必要があります。
片づけを継続するには、
周りに宣言したり、
誰かと一緒に片づけを始めて励まし合ったり
「さぼれない」パートナーを作るのも
効果的です。
そして、
「身体づくりのトレーナー」のように、
「片づけトレーナー」を
依頼するのも方法の一つです。
テンションだけでなく、
モチベーションをいかに維持させ、
育てていくかを意識して、
ぜひ片づけに取り組んでみてください。
いつもあなたを応援しています!
小松易
◆かたづけを通して
人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/
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◎編集後記
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毎週土曜日の朝は、
平日は手が付けられない場所を
掃除する時間と決めています。
やり始めるまでは億劫なのですが、
ピカピカにし終わった時の
達成感は爽快です!
自分のモチベーションを
日常にうまく組み込んで、
仕組み化していくかが大切だよなぁ
と、改めて感じました。
住田莉良
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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