断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

夏は、食品が傷みやすい季節。
お中元などでいただきものが
増えやすい季節でもあります。

冷蔵庫の整理はこまめにしたいものですよね。
これは、フードロスの削減にもつながります。

農林水産省及び環境省の発表によると、
令和2年度の食品ロス量は522万トン。
このうち家庭から発生する
家庭系食品ロス量は
247万トンとなっています。

約522万トンの食料を捨てていると言われても
ピンと来ないと思いますが、
これは国民1人あたり毎日茶碗1杯の
ご飯を捨てているのと同じ計算に
なるそうです。

結構衝撃的な数字ではないでしょうか。

フードロス問題に対して、
個人で取り組める身近な方法が
「冷蔵庫の片づけ」。

以前、「片づけのプロ」を表彰する
「片づけ大賞」というイベントにおいて、
大野多恵子さんは、その冷蔵庫を「入口」
にして見事グランプリを受賞しました。

「冷蔵庫さえ片づければ、
　なにもかもうまくいく」

そんな潔いメッセージを伝えるべく、
上から下まで真っ白い衣装に身を包み、
自ら「冷蔵庫」になって(笑)
10分間のプレゼンを行いました。

「ハッピー冷蔵庫アドバイザー」
を肩書とする彼女の著書によれば、

「冷蔵庫は、1日平均35回も
　開け閉めしているといわれ、
　他の収納棚に比べ、
　開閉回数は群を抜いた多さ」
なのだそうです。

モノの「出し入れ」が
最も行われているこのスペースを制すれば、
家の片づけもきっとうまくいく。

いわば、冷蔵庫とは、
家の片づけのエッセンスが
凝縮された場所と言えるでしょう。

大野さんのネーミングで
一番のお気に入りは、

「冷蔵庫は『ホテル』のようなもの」

そして、
「『保存する』冷蔵庫」から、
「『使う』冷蔵庫」へ

冷蔵庫に入れておけば
なんとなく「安心」してしまい、
ついそのままにしてしまう。

そうではなく、常に
「使いどき」を意識せよ！

大野さんのこの教えは、
クローゼットでも書棚でも
どんな収納、「入れ物」でも
しっかり当てはまります。

冷蔵庫が「ホテル」ならば、
冷凍庫は、家？

いえいえ（シャレではありません！）

冷凍庫は、
「長期滞在者向けのお部屋」です。

いずれにしてもポイントは、
冷蔵庫も冷凍庫も
「おうち」ではなく、
あくまでも「一時滞在」だと
心得ておくことなのです。

ちょっと気合を入れて片づけよう、
と思った方は、まずは一旦すべて
外に出すことから始めましょう。

今週末は食材を買い足さずに
冷蔵庫のモノを食べきることを
目標にしてもいいかもしれません。

いつもあなたを応援しています！

小松易

★お陰様で第３弾が満席となりました。
ご検討いただいた皆様、
お申込みいただい皆様、
ありがとうございました。

『意外と知らない
　「デジタルデータかたづけの基本とコツ」
　オンラインセミナー』
次回開催は10月下旬を予定しています。
https://sukkirisukkiri.com/202206onlineseminar
※こちらはスッキリ・ラボ様の主催です

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

暑い日が続いていますから、
飲み物の出し入れなどで、
冷蔵庫の開け閉めはより頻繁に
なっているのではないでしょうか。

菌も増殖しやすい季節ですし、
キレイに清潔にしておきたいですね。

ちなみに、偶然ですが、
来週から「キッチンの断捨離」に特化した
やましたさんの講座をご案内する予定です。

ぜひ、こちらも活用して、
冷蔵庫をスッキリさせてくださいね＾＾

間中亜衣