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こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

拙著「まずは靴をそろえなさい
かたづけ上手になるための世界一簡単な方法」
を出版したのは今からもう
10年も前のことです。

この本では、
たった1つの「行動・習慣」を変えれば、
「片づいた空間」は広がる、
ということをお伝えしています。

どこからやればいいのかわからない人は
「まずは靴をそろえることから
　始めてみましょう」
ということです。

みなさんの玄関の靴は
きちんとそろっていますか？

建設系コンサルタントの
降籏達生（ふるはた　たつお）さんは
こんなことをおっしゃています。

『玄関で靴をそろえない人は、
　コストを下げられない』

降籏さん曰く、優秀な建設技術者とは、
どんな種類のプロジェクトでも
早く正確にコスト計算ができる人
なんだそうです。

その秘訣は、
コスト計算の裏付けとなるデータを
日ごろからデータベース化し、
整理していること。

実は、そのデータが
どのように集計されているかは、
日々の「ある習慣」にあるそうなのです。

それは、「振り返る」
という習慣です。

靴をそろえるという
何気ない行動でも同様です。

入口で靴をそろえない人。
普段はできていても、
忙しくて気持ちに余裕がないときに
つい靴をそろえないで入ってしまう人。

そんなときにこそ心掛けたいのが
「どんなときでも必ず振り返る習慣」。

すると、靴も自然と
そろえることができてきます。

以前、ある女性経営者と、
書類の片づけの話題で盛り上がっていたら
こんな話が出てきました。

「社員の片づけで気になるのは、
　終わった仕事や完了したプロジェクトの
　資料が、整理されない状態のまま
　放置されていることです。

　わかっていても、
　次の仕事に取りかからざるを得ない。
　そのため“未完了の書類”で
　書棚や書庫があふれかえっています」

その代償として、
必要なときに必要な情報が出てこない、
見つかっても情報が整理されていなくて
使いにくい、
ということが起きてしまいます。

完了するタイミングで
少しでも書類を整備しておけば、
そのような事態を回避できるのですが、
振り返る余裕もないままに
次々と仕事をこなしていくと、
こうなってしまいますよね。

脚下照顧（きゃっかしょうこ）
という言葉があります。
玄関に入れば必ず振り返り、
足元を確認しなさいという意味だそうです。

ほんの少し「振り返る」手間が、
のちのち大きな差となって現れてきます。

「振り返る習慣」、
ぜひ、日々の生活の中でも
取り入れてみましょう。

いつもあなたを応援しています！

小松易

★【しごとの原点は、父】
まさにこの動画が私自身の「振り返り」
の機会になりました。
父のこと、「スッキリ・ラボ」誕生秘話など、
3枚の写真で、この16年間を振り返りました。
ちょっと長めの動画ですが、
まだという方はぜひ、
ご覧いただければうれしいです。

JCO版私の履歴書【お正月特番】
038 スッキリ・ラボ 小松 易
https://www.youtube.com/watch?v=sEL5NmZfeBw&t=14s

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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「振り返る習慣」大事ですね！

仕事をしていて感じるのは、
振り返りをしなければ、
自分の状況をなんとなくでしか
把握することができず、
あまり学びがありません。

仕事に限らず、
プライベートでも振り返ってみると
意外な気づきを得ることがあります。

もちろん、過去を
振り返ってばかりいるのはよくないですが、
こまめな振り返りには、これからの人生を
より良いものにできるヒントがたくさん
隠されているのではないかと思います。

ぜひ、あなたも「振り返る習慣」を
取り入れてみてくださいね＾＾

間中亜衣