断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

この時期になると、
いつも楽しみにしていることがあります。

「日本漢字能力検定協会」が主催する、
「今年の漢字(R)」の発表が
いよいよ来週の月曜日となりました。

2019年は「令」が
2020年は「密」が、
1位に選ばれました。

今年は、どんな漢字が選ばれるのでしょうか？

漢字というのは日本人にとって
特別なものですよね。

子供に名前をつけるときも
「漢字」から考える人が
多いのではないでしょうか。

個人的に、この年になって改めて
漢字の奥深さに感心しています。

たとえば、会社の研修などでよく使う
「忙しい」というキーワード。

ご存じのとおり、忙しいの「忙」は
「心を亡くす」と書きます。

言い得て妙で、本当に忙しいとき、
人は何かに取りつかれたように
心を亡くして（＝無くして）しまいますね。

かくいう私も忙しいとつい、
人が変わったように
妻に当たってしまいます。（反省。。。）

「あぁ、本当に忙しくて、時間がない！
　24時間が長くなる方法がないものか！」

先日ある方と打合せをしているときに、
不意に出てきたのが「灯台の時間」のお話でした。

私の周りでもユーザーが多い藤沢優月さんの
「夢をかなえる人の手帳（夢かな手帳）」。

その手帳の中に、
「忙しい時こそ、灯台の時間を」
という彼女の言葉があります。

「灯台の時間」とは、
1日に30分〜1時間、
自分のために心と対話する時間。

私が一番心を打たれたのは次の言葉です。

「灯台の時間」をとることで、
　忙しいという感覚が減り、
　反対に「生きている」という感覚が増え、
　心の優先順位が見えてきて、
　最後には「人生の時間が増える」のです。

「心の優先順位」っていい言葉だと思いませんか。

余裕がないとつい、物理的な優先順位ばかりを
重視してしまいますが、「灯台の時間」を持つことで
「自分が本当に欲しているものはなにか？」
が見えてくるということでしょう。

私はこれまで、数多くの方から
「片づけることで人生が変わった、楽になった」
という声をいただきました。

その声を聞くたびに、片づけるとは単にスペースを
キレイにするということだけにとどまらず、
自分自身のこれまでの「人生を振り返る機会」
なのだと気づかされるのです。

片づけないと人生の時間が短くなり、
いつも「忙」しくて心を亡くしてしまう。

モノが収納に押し込まれ、隠れ、
ついには「忘」れる。

「アレ、どこだっけ？」
となってしまうのです。

改めて、片づけることは、
やはり大切なことですね。

年末までの時間がおよそ3週間。

ぜひその時間に今年1年を振り返り、
新しい年に繋げる、
そんな片づけに取り組んでみませんか？

いつもあなたを応援しています！

小松易

★日本の中小企業を「かたづけ」で応援したい！
「片づけ戦略オンラインセミナー」
の第3弾を来年1月に開催します。
https://kss.hp.peraichi.com/202201onlineseminar

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

忙しい時に、
ゆったりとした時間を持つことは
なかなか難しく感じてしまいますよね。

私も以前はそうでした。

でも、意を決して、
時間を取ってみると
不思議と心に余裕ができて、
抱えていたさまざまなタスクを
冷静に片づけることができました。

ぜひ、忙しい時こそ、一旦立ち止まって、
自分のための時間を確保してみてください。

きっと、見えている景色が
少し変わる感覚を味わえるはずです。

ぜひ、試してみてくださいね＾＾

間中亜衣