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2021/08/16(月)

【やましたひでこ】事実と解釈

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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

8月16日、月曜日。
<旧暦文月九日>

先週、断捨離指宿リトリート「リヒト」
で過ごした六日間は雨また雨の連続。

すっかり雨に祟られたお盆のお休みと。

ああ、違いますね。

雨には、別に、私たちを祟るつもりなど、
まったくなくて。

ただ、自然の営みとしての
「雨」があるだけのこと。

事実は、雨という天候
解釈は、祟り(たたり)

「祟り」だなんて、そう見做された雨も、
たまったものではありません。

要するに。

事実は、自分の外側の出来事。
解釈は、自分の内側での出来事。

けれど、自分の内側での出来事を、
私たちは事実と捉えるものですね。

事実とは、その時、その場の、
自分の解釈に過ぎず。

だから、「祟りの雨」も「恵みの雨」に、
いとも簡単に様変わりするのです。

さてさて、何を言いたいか。

昨今の情報禍。

私自身は、
「コロナ禍」よりこの「情報禍」の方が、
ずっとずっと怖ろしいと感じている訳で。

つまりは、そう解釈している訳で。

なぜなら、
情報の担い手側の「解釈」が、
まことしやかなものとなって
盛んに流布される。

情報の受け手は、
それを「事実」として解釈し、
必要以上に不安を抱き、
恐れおののく構図。

さあ、あなたもこの構図にどっぷりと
嵌(はま)ってはいないかしらね。

ああ、この私も含めて、誰もが
いともたやすくそれに嵌まってしまうもの。

だからこそ、覚えておきたい。

事実など、どこにもないことを。
あるのは、事実と解釈の
イタチごっこだということを。

そして、

ただただ、互いの解釈のやりとりで、
私たちの人間関係が成り立っていることを。

そう、以上も、どこまでいっても、
私、やましたひでこの解釈ですけれど。

そして、蛇足ながら。

お盆休みの雨は、私にとっては祟りでもなく、
ああ、どこからこの大量の雨がやって来るの
かしら?と感じただけで。

そもそもが、お盆の休みではなく、
居室内で原稿仕事に励み、
ホテル内では断捨離に勤しんだ六日間。

そう、私の夏休み、実は、
今週末からの六日間なんですね。

有り難うございます。

あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。

やましたひでこ

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◎編集後記
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事実と解釈を分けて考えることを
知ってから、少し楽になりました。

それまでは、両方とも混同して
考えていたので、ストレスを
感じることが多くあったのですが、

事実と解釈を分けて考えることで、
「ストレスに感じていたのは、
 自分の解釈だったんだ」
と気づけるようになり、必要以上に
悩まなくなりました。

もちろん、今でも
混同してしまうことがありますが、
このような考え方を知っていることで
一旦、冷静になると、
頭の整理ができるようになります。

「事実と解釈を分けて考える」

ぜひ、意識してみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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