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2021/06/07(月)
【やましたひでこ】断捨離とは煩悶との戦い
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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
6月7日、月曜日
<旧暦卯月二十七日>
そうですね、つくづくと思うに。
断捨離とは煩悶(はんもん)との戦い。
捨てたいのか、
捨てたくないのか。
その結果、捨てられないと煩悶する。
断ちたいのか、
断ちたくないのか。
その結果、断てられないと煩悶する。
離れたいのか、
離れたくないのか。
その結果、離れられないと煩悶する。
いずれにせよ、この煩悶は、
少なからず、
捨てたくない想い、
断ちたくない想い、
離れたくない想い、
それらが残っているからで。
でも、
捨てる必要性、
断つ必要性、
離れる必要性、
それらも分かっているからで。
つまり、これらの煩悶は、
感情と思考の対立。
と、以上、つまらない分析をしてみたのだけど。
この分析ほど、「する意味が見出せない」と、
これは、現場に立ってしみじみ思うこと。
それに、煩悶に浸ることが、
案外、快感となっている場合もあるし。
そう、「悩んでいる私」というポジションは、
それなりに承認欲求が満たされるから。
厄介ですね。
けれど、この煩悶は、
自分自身を著しく消耗させる。
自分を損ない、
相手を損ない、
生活を損ない、
人生を損ない、
なにより、
命を損なう。
ならば、どうしていきましょうか。
それは、言うまでもなく、
捨てた先の、
断った先の、
離れた先の、
未来の希望を思い描くことですね。
煩悶とは、実のところ、
不安と希望のせめぎ合い
そう思うのだけど。
さあ、あなたは、
どちらに軍配をあげましょうか?
すべては、あなたが決めることですね。
なぜなら、あなたはあなた自身の
人生の行司であるのだから。
やましたひでこ
追伸
恒例となった「断捨離夏祭り」
未来の希望を「断捨離トレーナー」としての活動に
見出した、四人の断捨離トレーナーが登場します。
とうぜん、煩悶もあったはずですね。
彼女たちのトレーナーに至る断捨離ストーリー、
どうぞ、お聞き逃しなく。
有り難うございます。
今日も、
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。
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◎編集後記
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私の頭の中でも、いつも
不安と希望のせめぎ合いが
起こっています。
元々の性格からいえば、
不安感の方が強いため、
なんとか心が押しつぶされないよう
必死で引き戻そうと戦っています。
確かに、
物事をどう捉えるか、
どっちを選択するかは
自分次第。
いつもそれを思い出して
今を精一杯生きるしかないんだなと
改めて思う次第です^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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