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こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

コロナの影響で、
最終回が2月にずれこんだ
NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。
先日最終回を迎えました。

みなさんは「麒麟がくる」、
ご覧になったことありますか？

さまざまなトラブルを乗り越えて
大ヒットした同作品ですが、
制作統括の落合将さんは、
番組特設サイトの中でこう語っています。

「令和という新しい年号になり、
　2度目の東京オリンピックが開催される
　記念すべき年に、大河ドラマの原点でもある
　戦国時代を描いてみたい。

　それまでの価値観が崩壊し
　新しい価値観が芽吹きはじめた戦国の世は、
　まさに時代の過渡期です」

そして今、彼が番組開始当初
予期していた以上に、令和の世は、
これまでの価値観が根こそぎ揺らぐほどの
激動の時代に突入したように思います。

私たちはどう生き抜いていけば
よいのでしょうか？

実はこのドラマの中で、
注目して欲しいポイントが他にもあります。

それは「庭園」の指導監修を
行っている庭師の北山安夫さんです。

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」
に出演された回を以前視聴したのですが、
北山さんが語った言葉に、
かたづけ士として非常に感銘を受けました。

曰く、

「見る人に想像させる」のが究極の庭。

「究極の庭は、石１個、木１本。
　極端に言えば何もなくてもよい」

「完璧ということは、
　決して人間にとってよいことではない。

　見る人に何割か想像の余地を残す。
　日本庭園って大概そうなっているんです」

そして、

「未完成だからこそ、
　見ていて楽しいということもあるんです」

ともおっしゃっていました。

「完璧は、決してよいことではない」
という言葉にハッとしました。

今、世の中は凄まじい勢いで
「便利」になりつつあります。

しかし、そのことによって私たちは
「完璧」に近づいているでしょうか？

情報を得れば得るほどに、
不安を感じている人も多いように思います。
心身のバランスを崩す人も
どんどん増えています。

「持つこと」から「手放すこと」へ。

それが、これからの時代に私たちが
幸せになれる方法なのかなぁ~なんて思いました。

さて、
戦国時代に明智光秀が眺めた庭は
一体どんな庭だったのでしょうか？

それに関する、北山さんのインタビューが
こちらからご覧になれますので、
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
https://www.nhk.or.jp/kirin/make/008.html?f=ktw

「未完成を楽しむ精神」を、
私も大事にしていきたいなと思います。

あなたは今日の話、
どのように感じましたか？

いつもあなたを応援しています！

小松易

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◎編集後記
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未完成には、
たくさんの可能性が
秘められていると考えると、
ワクワクしますね！

そんな風に
物事を捉えられるようになると、
また違った景色が見えるのかも
しれません＾＾

間中亜衣