断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【小松易】「会話」の力

2020/06/05(金)

【小松易】「会話」の力

カテゴリー:.新着情報, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

この2,3ヶ月で
すっかりリモートワークが
定着してきましたね。

私も、打ち合わせからセミナーに
いたるまで、オンラインで試行錯誤
しながら仕事を進めています。

通勤時間が短縮できる、オフィスの
電話が鳴らないので集中できる、
などのメリットがある一方で、
デメリットとして挙げられているのが
「雑談の機会が減ってしまった」
ということ。

そこで以前、
ある雑誌の取材を受けたときの
出来事を思い出しました。

インタビュアーの質問に答えながら
いつものように取材を進めていると
私の中にどんどん新しいアイデアが
浮かんできました。

これは取材中だけではなく、
講演中やコンサル中にも
“ある条件下”でよくあることです。

その条件の1番大きな要素の1つが
話す相手が「聞き上手」なとき
なのです。

その日の取材は女性のインタビュアーの
質問が大変的確でかつ、聞き上手でした。

拙著を数冊読んで取材に臨んでいる
だけではなく、彼女の反応がとても
素晴らしかったのです。

「なるほど!」「それ良くわかります!」
という言葉もさることながら、
私にとって一番うれしい反応は
とにかくよく笑ってくれることでした。

笑いは私にとって
相手からの「ウエルカム(歓迎)」
のうれしい表現であり、
「いい話をしよう」と
モチベーションが上がる
「スイッチ」なのです。

さらにもうひとつ。

笑うことは、相手がリラックス
している表現であるのと同時に、
話し手の私にとってもリラックス
できる時間になるのです。

そして、その「リラックス」が
「集中」へとつながります。

すっかり話に集中していた私は、
周囲の声を全く気にせず1時間、
楽しく話し続けていたのです。

「集中」から「笑い」という時間を
経てまた「リラックス」へ。

その「リラックス」が
さらに「集中」へと
振り子のような流れが心地よく、
良い会話(=取材)になっていく、
そんな好循環が起きたのです。

やはり「会話」の力は偉大だと感じます。
これまでも、何気ない雑談の中から
アイデアが生まれたことが何度もあります。

今、あえて「雑談」のためだけの
オンラインミーティングの時間を
とるようにしている会社なども
あるようです。

オンライン飲み会、
オンラインお茶会、
オンラインランチ会、
新しい形の交流が生まれています。

オンラインという直線的で効率的な手段に、
ほどよい雑談や会話という曲線的な手段を
掛け合わせていくことで、得られるものがある。

そういえば、取引先のある社長が、
「テレワークは悪くないけど、
 今までにない変な疲れがありますね」
と言っていました。

どうやらこの時代を生き抜くには、
「メリハリ」や「切り替え」が
キーワードのようです。

雑談や笑いなどを意図的に
取り入れていくことで
好機を見出していく。

そう考えると「片づけ」も
それらに加えて「メリハリ」としての
役目を果たしてくれそうですね。

さて今週末から来週、あなたが
どのような環境で仕事をするにしても、
ちょっと「メリハリ」を意識して
行動してみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://sukkirilab.com/lp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

私たち断捨離事務局のメンバーも
リモートワークが中心なのですが、
自粛期間でオフィスで会えなく
なってから毎日1、2時間の
ミーティングをするようになりました。

個々の進捗状況も確認でき、
仕事を進める上での不明点も
解消できるので、とても
価値ある時間だと思います。

たまに雑談の時間が
長くなったりもするのですが、
家で仕事をしていると、
1日誰とも喋らないこともあるので、
そういう時間も改めて大切だな
と実感しています。

女性にとっては、
何気ないおしゃべりが
ストレス解消になりますしね♪

ぜひ、あなたもオンラインを利用して、
会話を楽しんでくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

メルマガの登録はこちら

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト