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2020/01/03(金)

【小松易】「すぐに」動けばより多くを得られる理由

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

かたづけ士の小松易です。

新年明けまして
おめでとうございます。

本年も変わらずどうぞ
よろしくお願いいたします。

人は「すぐに」動けば、
得られるものはより大きく、

逆に「あとで」動けば、
得られるものはより小さくなっていきます。

中学、高校と6年間続けてきた
サッカーをやめ、大学からは
突如武道がやりたくなり、
剣道を始めました。

全くの初心者の私も1年生の夏頃に
防具をつける許可がおりました。

その時に気づいたのは
眼鏡を外さないと面が付けられないこと。

小学生の頃から眼鏡のお世話になっている
ド近眼の私は生まれて初めて、
眼鏡を手放して、コンタクトレンズに
することを決断しました。

レンズのタイプは、
「ハード」の方。

最初は目がコロコロして
違和感があったレンズにも
少しずつ慣れてきたある日。

先輩との激しい稽古の最中、
突如視界が曇ったので
「おかしいな」と思うやいなや
右の目からポロンとコンタクトレンズが外れ、
ほほを一瞬触ったのち、
面の外へレンズが飛び出しました。

とっさに稽古相手の先輩に大声で、

「先輩、すみません!
コンタクトレンズが外れて
床に落ちたようです!!」

「全員、一旦稽古止め~っ!」

と声がかかり練習が中断。

全員でレンズ探しに動こうとしたら、

主将のI先輩が、

「ダメ!全員、動くな~!」

私とI先輩の二人だけで道場で、
コンタクトレンズ探しを始めました。

幸いにして、1~2分でレンズが
見つかりました。

コンタクトレンズで
稽古が中断したのは、
剣道部始まって以来だぞ、

などと先輩たちに笑って
いじられたは1回目まで。

じつはそのあと4年間で
3回のコンタクト騒動を
引き起こしてしまいました。

その1回は、雨の日のレストランの
駐車場でレンズを落とす始末。

お騒がせしながらも、
なぜか最後には必ず見つかりました。

幸いにして1セットのレンズで
4年間過ごすことができた「強運」を
敢えて分析すると、
3つのシンプルなポイントがありました。

1つ目は、すぐ探したこと。

もし私が一瞬でも「恥ずかしい」、
「怒られる」などと躊躇していたら、
誰かがレンズを踏んで破損していたでしょう。

または、レンズは軽いので誰かの足に当たって
一瞬でどこかへ移動してしまう可能性があります。

すぐに対処したことで、
どこで落としたのかおおよその検討がつき
ムダな場所を探すことがありませんでした。

2つ目は、みんなが動いてくれたこと。

「雨の日の奇跡」は過去の実績があり
(ほんと申し訳ない!)
部員みんなが「必ずある!」を前提に
探してくれたことで、路上に落ちていた
コンタクトレンズを後輩が奇跡的に
見つけてくれました。

すぐに動けば、紛失した場所が
限られた範囲で特定でき、
効率よく探すことができました。

3つ目は、私の図々しさ(笑)

賢明な読者の方は恐らく、
どうして小松は、そもそも
『レンズが落ちない』対策を
考えなかったのか?
という疑問をお持ちかと思いますが、

当時大学生である私の浅はかなアタマは、
「予防」に向うことなく、
その都度「対処」を極める方へ
走っていったのです。

冒頭でも言いました。

人は「すぐに」動けば、
得られるものはより大きくなります。

逆に「あとで」動けば、
得られるものはより小さくなっていくのです。

あれから30年あまり。

コンタクトレンズを
落とした道場だけでなく、
私たちを取り巻く環境は
日々いや、一瞬一瞬、
より速く変化していくようです。

私の今年のテーマは
「軽さと早さ」

この1年間、より軽やかに、
(ときには図々しく)
素早い動きでモノやコトを見極め、
手放していきたいと思います。

今年もどうかメルマガ読んでくださいね。
また1年、どうぞよろしくお願いいたします。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://sukkirilab.com/lp/

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◎編集後記
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お正月休み、いかがお過ごしでしょうか?

私は久しぶりに母の手料理を食べられて
ほっこりと幸せな気持ちになっています。
2020年気合いを入れてがんばれそうです。

素敵なお正月休みをお過ごしください♪

宮永笑子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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