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2019/10/31(木)
【やましたひでこ】「断捨離できるかできないか」を分ける1つのこと
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
10月31日、木曜日。
<旧暦神無月四日>
10月のおしまいの日。
当初、あまりに予定満載、
仕事いっぱいでどうなるかしらと
思っていたけれど、
こうして振り返ってみれば、
たいしたことなく過ぎたような。
そう、終わってみると、
その大変だったことを忘れる。
かわって、明日からの
11月を思いやるとため息がもれる。
ああ、こんなに
沢山予定されている事、
どうしようかと。
こんなにいっぱいの仕事できるのかしらと。
そう、これからのことには不安を覚える。
まあ、だいたいが、
こんな思考のパターンに
いるように思うのだけど、どうだろう。
私たちは、未来に対しての思考の力点は、
「できるか」「できないか」という
能力の問題に終始するもの。
「できるか、できないか」は、
やってみなくては分からない。
なぜなら、それは「結果」だから。
取り組んでみて、はじめて、結果が出る。
結果とは、どこまでも、取り組んだ後の事。
だから、それに取り組む以前の
今に結果がある訳もなく、
したがって、結果の出ていない状態に
不安を覚えるという仕組み。
このおかしな思考の仕組みに
翻弄されているのが私たち。
だからなのか、こんな質問が
しきりに私に投げかけられることになる。
わたし、片づけられるでしょうか?
わたし、捨てられるでしょうか?
わたし、断捨離できるでしょうか?
それに対する私やましたの答えはこう。
やってみなくては分からない。
あれ、この答えは不親切ですね。
事実はこれ。
やってみただけ、できる。
やってみただけ、できた。
要するに、
片づけた分だけ、片づけができた。
捨てた分だけ、捨てることできた。
断捨離した分だけ、断捨離ができた。
事実は、いたってシンプル。
「できた、できなかった」
という未来の結果を、
今、「できるか、できないか」と、
現在形で慮ることほど
無用なエネルギーの消費はないですね。
何であれ、やってみなくては
結果は分からない。
断捨離も、やってみなくては
結果は分からない。
何であれ、やってみたら結果は出る。
断捨離も、やってみたら結果が出る。
そして、もしも、その断捨離の結果が、
自分の思うようなものでなかったとしたら、
さらに前進、断捨離にこれからも
取り組み続けることですね。
やましたひでこ
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◎編集後記
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昨日はやましたさんの
断捨離セミナーが開催されました。
テーマは「空間軸」。
会場は全国からお越しいただいた
満席の皆さんの熱気と
「捨てたい!」という
真剣さでいっぱいでした。
そろそろ年末の声が聞こえる頃。
捨てて捨てて断捨離を加速させたいですね!
宮永笑子
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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