ホーム / 【おのころ心平】「更年期」をかしこくスマートに乗り越える方法。
2019/10/05(土)
【おのころ心平】「更年期」をかしこくスマートに乗り越える方法。
カテゴリー:おのころ心平, メルマガバックナンバー
FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
女性が、
男性と比べて長生きなのは、
女性が女性ホルモンに
守られているおかげです。
たとえばアルツハイマー型認知症は、
閉経前の女性はほとんど発病しません。
また中高年の男性は心筋梗塞で突然、
倒れることがありますが、
50歳前の女性にはまずありません。
※ ※ ※
女性ホルモンがあるおかげで、
女性の体には男性とは違う特徴が
たくさんあります。
肌はなめらかだし、
骨はしなやかだし、
関節だってスムーズに動きます。
コラーゲンを増やすことが
女性ホルモンの仕事なので、
皮膚や粘膜、骨などを
しなやかに保ってくれるのです。
ほかにも脳を活性化させたり、
血管の壁、免疫系、自律神経にも作用して
健やかさを保つ働きもあります。
※ ※ ※
ただ、女性ホルモンが分泌される量は
ごくわずかです。
一生のうちにティースプーン
1杯分くらいしか分泌されません。
限りがあるから、
女性は「更年期」になると
不調に悩まされてしまいます。
「更年期」とは「閉経」をはさんだ
前後5年、計10年間のことです。
女性ホルモンの分泌量は20代、
30代にピークを迎えますが、
更年期になると急に分泌量が落ちます。
それまで女性ホルモンが守ってくれていた
効果が期待できなくなるので、
更年期以降は、
コレステロール値の上昇、
糖尿病、高血圧症、骨粗鬆症、
またその人が遺伝的に弱い部分に
症状があらわれやすくなるのです。
また女性ホルモンの分泌量が
しだいに減ってくるプレ更年期
(更年期よりやや早い30代後半-40代前半期)も、
まるで更年期の予行演習のように
さまざま症状があらわれやすいのです。
※ ※ ※
こうした女性ホルモンが起こす
女性のカラダの変化に対応するのに
まず、女性ホルモンの原理を
〝知ること〟から始めましょう。
―おのころ心平
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分のカラダとは一生付き合って
いくものですが、これまできちんと
学んだことがありませんでした。
女性のカラダの不調の原因
気になります!!
宮永笑子
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
執筆者一覧
最近の投稿