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こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

あなたの人生で一番驚いたこと
ってなんですか？

私が人生で一番驚いたこと。

それは、

大学受験の浪人時代、
深夜バイト明けの
ある朝の出来事。

実家で何気なく開いた
北海道新聞の朝刊のある記事に
目玉が飛び出るくらい驚きました。

その記事とは、

「共通一次試験
　願書の受付は明日まで」

恐らくこの日、この見出しで
目玉が飛び出しそうになったのは、
広い北海道でも私くらいだったはず。

ご存知「共通一次試験」とは、
現在の「センター試験」。

受験生なのにその出願書類を
出していなかった私（笑）。

浪人時代に「本業」を忘れるくらい
没頭していたアルバイト。

それは、セブンイレブンの
深夜勤務のバイトでした。

高校を卒業したての私が
働きだしてすぐに感じたのは、

「いろんなことがすごく
　しっかりしているなぁ」

ということ。
（高校生らしい感想ですね）

一番驚いたのが
1時間ごとの業務内容が
細かく記載された
「深夜業務チェックリスト」。

それは何をしていいかバイトが迷わない、
良くできた「仕組み」でした。

深夜に働くまでは、
お客様の商品をレジ打ちするだけで
割と暇なものだと思っていました。

ところが実際は、
昼間にはできない様々な仕事を
こなしていく業務でした。

・カップ式アイスクリームの
冷凍収納の霜取り

・おでんケースの掃除

・店内の床磨き

・出入口のマット掃除
などなど

じつは深夜バイトは夜10時～朝7時まで。
始める前の一番の心配事は、
眠くなることでした。

でも最も眠くなる深夜2～3時には、
冷蔵仕様の寒いバックヤードに入って

・ドリンクの在庫補充
の業務が待っていました。

レジをしながら、
「深夜業務チェックリスト」
の業務を行い、終われば
「小松」とサインしていく。

気がつけば「ゲーム感覚」で楽しく
１つ１つ完了させて、
5か月間一切眠くなることは
ありませんでした。

当時、地元旭川で売り上げNO.1だった
そのセブンイレブン。

立地の良さはもちろんあったかもしれませんが、
儲かる店には「仕組み」がある。

深夜勉強せずに働きながら、
学校では学べないことを
たくさん学びました。

さて、願書の件ですが、
あわてて母校に行って必要書類を揃え、
翌日（最終日）には無事提出でき、
事なきを得ました。

翌春に群馬県の高崎経済大学に入学し、
その3年後に交換留学制度で
アイルランドに留学するわけですから、

あの日の朝、もし新聞を開いてなければ、
かたづけ士には、
なっていなかったでしょうね。

片づけも単に片づけるだけでは
元に戻るだけ。

ぜひ今週はなにかその状態を維持する
「仕組み」を考えてみてください。

いつもあなたを応援しています！

小松易

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◎編集後記
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テーブルの上を片づけても
翌日には散らかった状態に元通り…
なんてこと、よくあります><

「出したら元の場所にしまう」
という動作が面倒で、
「疲れてるから後ででいいや〜」
なんて自分に言い訳してばかり。

「仕組みづくり」、大事ですね！

宮永笑子

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