断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

３月28日、木曜日。
＜旧暦如月二十二日＞

北陸、石川、小松、
二泊三日の断捨離帰省。

ここ四年間ほど、ほぼ空き家状態だった
実家の断捨離に励むことに。

もちろん、ハイパーな
タメコミアンだった母が旅立って、
すぐさま、断捨離をしていたので
空間は十分回復していたけれど。

今回の断捨離は、
回復のための断捨離ではなく、
新たな空間の役割創生のためのそれ。

家とは、住空間とは、
私たち人生の舞台であり、
ライフステージに合わせて、
大道具や小道具が変わるのは
当たり前のこと。

そして、舞台そのものの
「化粧直し」も必要な時が来るのです。

空き家を、いかに再生させるか。
いいえ、再生ではなく、家そのものに
新たな役目を担ってもらうのは
「家の新生」ですよね。

結婚の家
子育ての家
教育の家

家族の成長につれて
家はいろいろな役目を担うけれど、
実家の母の家は、
長年住み暮らした東京の家を引き払い
７０代になって移り住んだ家。
いわば、「介護の家」。

そして、介護の後は、「看取りの家」に。

そうか、これからは、
どんな役目を、この家にお任せしようか。

そうだ、これからは、
どんな役目を、この家が担ってくれるのか。

そんなことを思いめぐらせながら、
あれこれと希いを「家」に抱いて
実家の断捨離に励んだということですね。

今まであった家具を移動して配置替え。

と言っても、実家に残っていた家具は
大きな座卓と水屋箪笥だけ、
新たな無垢材の食器棚を招き入れ、
人々が寛いで集える空間、
お茶を飲んでお喋りを愉しめる空間、
それから、ゆっくりと眠れる空間、
さらに、この土地の文化を味わい
体験できる空間…、
等々と希望は膨らむばかり。

そうなのです、この家は、
ずっとずっと、晩年の母と私とが対峙した
「親子の家」であったけれど、
これからは、全国、
各国のダンシャリアンのための家。

血縁でもなく、土地でもなく。
断捨離という共通の意識で
繋がった人々のための開かれた家、
意識の家。

要するに、「家＝家族」という図式、
観念を、それこそ断捨離した家になるのです。

決して、大きな家ではないけど、
美しい断捨離空間であることは間違いなく、
断捨離を肌で感じられるはず。
そう、頭ではなくて。

そして、もちろん、
ダンシャリアンが一つの家族となって
泊まれ家でもありますね。

断捨離の家

それにしても、いつも思うことはこれ。
家は、人がいなければ、ただの箱。
家は人が集ってこそ。

たくさんのダンシャリアンが
訪れてくれること希いながら、
いろいろなダンシャリアンが
集ってくれることを希いながら、
もうしばらくは、実家での、
やましたひでこの
断捨離クリエイトは続きます。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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新元号が4月1日発表されるそうです。

最近テレビでやたら
元号について放送されてますよね。

タピオカにならないように願いますｗ

吉川広典

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