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2018/10/05(金)
【小松易】過去の自分にアドバイスするなら?
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
会社員時代、いくら頑張っても
たまらなかったのは、お金。
放っておくとすぐたまってしまったのが、
仕事でした。
いくら残業しても終わらない。
1つの仕事を掘り下げていくと、
いろいろと気がついてしまい
「アレもしなきゃ、コレもしなきゃ」
と逆に仕事が増えてしまう始末。
帰りは終電が当たり前。
時には会社に宿泊(机で)
そんな毎日でした。
「90年代」の私に、もし今なにか
アドバイスできるとしたら迷わず、
「線引く(せんびく)力」を伝えます。
前々回のメルマガで
大坂なおみさんの話で
登場した「線引く力」です。
ある目的に対して、
「今自分がコントロールできること」と
「今自分がコントロールできないこと」
とに分ける力。
いま抱えている仕事が
停滞気味と感じたらぜひ
以下を試してみてください。
・A4サイズくらいの紙1枚
を用意します。
・用紙を縦にして、
中央に1本線を引きます。
・左のスペースに
いま抱えている仕事を上から
思いつく順に書いていきます。
(全部書かなくても大丈夫です)
・書き終わったら、今度は
右のスペースにこう書きます。
左に書かれた仕事を一つひとつ
見ながら、その仕事が自分一人で
完遂できそう、
つまりコントロール可能なら「可」。
いや、この仕事はもう一人じゃ無理。
誰かにやり方を相談しよう。
または、できそうだけど一人でやると
明らかに時間かかりそうなので
仕事の一部をお願いしようなど。
自分ひとりの力では、ちょっと無理、
と言う場合は「不可」。
「可」の印がついている仕事は、
そのまま自分でやっていきます。
「不可」の仕事は、誰に相談するのか、
誰に仕事を依頼するのか、
思いつく次なる具体的なアクションを
書いていきます。
ここで大切なことは、
思いついたアイデアを止めずに
一気に書いてしまうことです。
いま抱えている仕事が
「コントロール可」か、
「コントロール不可」なのか、
仕分けされるだけで自然と、
アタマとココロが落ち着くでしょう。
そして、挙がったアクションを
行動に移すかどうかはあなたの自由です。
ただ、コントロール不可の仕事を
いままでと同じように自分ひとりで
やり続けるといつもと変わらない結果
になるだけです。
「90年代」の私は人に依頼せず、
お願いせず、相談せず、ある意味
「頑張り屋の会社員」でした。
一人で黙々と行動する根底には、
ある「こだわり」がありました。
それは「自分のやり方を変えたくない」
「自分の思うようにやりたい」という
ある意味「頑固さ」です。
依頼や相談する手間がもったいない、
と思っていましたが、一番の根底には
自分のやり方を押し通してやり遂げたい
傲慢さがあったのです。
そのこだわりを手放し、
仕事の線引きを実践すること。
そうすれば、仕事が溜まらず、
お金が貯まるよ!
。。。と「90年代」の私に
伝えたいと思います。
今週はぜひ、溜まってしまった
仕事や家事を線引いてみてください。
新たな発見があるかもしれません。
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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もし、過去の自分に会えるのなら、
何をアドバイスしますか?
僕なら…ビールを覚える前に
「そのビールを飲むと30超えたあとで困るよ!
飲むならまだ焼酎かハイボールにしなさい」
と伝えますかねw
そうすれば、
このお腹も大きくならずに済んだはず…OTL
後悔先に立たずです。。。
吉川広典
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この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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